『iPhone X』5つの革新。10周年記念モデルはやっぱり究極のiPhoneでした

アップルのCEO、ティム・クックが「スマートフォンの未来」と称したiPhone X。その革新性はどこにあるのか。5つのポイントに絞って解説する。

iPhone Xは“新しいこと”ずくめ

iPhone X』は、10周年記念モデルであると同時に、今後の10年でどのような進化を遂げるかを示したモデルでもある。それゆえ、『X』には数々の新たな試みが見られる。

アップル
iPhone X
実勢価格:12万1824円(64GB)、14万184円(256GB)

最も目を引くのが、従来シリーズから一新されたデザインだ。両面に高耐久性のガラスを使い、周囲をステンレススチールで覆うデザインを採用した。前面の有機ELは、画面の縁が極限まで狭められ、画面そのものを持つ感覚で操作できる。

本体の大きさは先行して発売される『8』と『8 Plus』のちょうど中間ぐらい。大画面でありがらならも持ちやすさを損なわない設計だ。

そのほか、顔による認証機能「Face ID」や、ワイヤレス充電など、従来シリーズにはなかった新機能が随所に盛り込まれている。

 

1.全面ディスプレイ


ホームボタンの廃止で操作性を大幅に刷新!
画面の縁を極限まで狭め、ほぼ全面がディスプレイに見えるデザインを採用。ホームボタンは廃止され、それに代わる操作体系へと進化した。

 

2.有機ELディスプレイ


シリーズ史上初めて有機ELディスプレイを採用
ディスプレイには5.8インチの有機ELを搭載。解像度は2436×1125ピクセル(458ppi)、コントラスト比は100万:1で高精細な表示を実現した。

 

3.Face ID


ユーザーの顔を認証してロック解除をするスタイルに
ホームボタンが廃止されたことで、「Touch ID」による指紋認証は非対応に。その代わりに「Face ID」による顔認証が追加。端末を見るだけでロックが解除できるようになった。

 

4.TrueDepthカメラ

 
ライティング効果を追加して人物写真をより印象的に
「Face ID」にも利用するフロントカメラは、人物写真に照明効果を加える「ポートレートライティング」に対応。顔の動きに合わせてアニメの顔が動く「アニ文字」も利用できる。

 

5.ワイヤレス充電


ライティング効果を追加して人物写真をより印象的に
本体を置くだけで充電できるワイヤレス充電にも対応。iPhone、Apple Watch、AirPodsを同時に充電できる「Air Power」は2018年に登場予定。

 

おなじみの操作はこう変わる!


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アプリ起動時に画面下部を上方向にスワイプアップする。


マルチタスキング
スワイプアップした状態で停止するとマルチタスク画面に


コントロールセンター
画面右上の電池残量が表示されるあたりを下にスワイプする。


Siri
ホームボタンの長押しでではなく、サイドボタンの長押しで起動。

井上晃:ITライター。スマホやスマートウォッチなどのモバイル機器を国内外で取材。今回、アップルの新製品発表会の取材に初めて招待された。

※『デジモノステーション』2017年11月号より抜粋