スティーブ・ジョブズ“最後の作品”「Apple Park」ってどんなところ?

『iPhone X』『iPhone 8/8 Plus』の発表イベントでは、その会場も注目された。新「Apple Park」にある、「スティーブ・ジョブズ・シアター」のこけら落としでもあったからだ。

スティーブ・ジョブズの最後の作品としても注目されているAppleの新キャンパス「Apple Park」は、カリフォルニア州クパチーノに位置する。旧キャンパスから東に直線距離で約1マイルほど離れた場所にあり、17年4月より一部の建物へ従業員の引っ越しが進んでいる状況だ。ちなみに「Apple Park」は円形の社屋を指して使われることが多いが、周辺施設をまとめた新キャンパスの総称でもある。

スペシャルイベントを取材した報道陣は、ビジターセンターの脇にある入口から敷地内に入った。広大な敷地には、約9000本の樹木が植えられているが、まだ若木が多く、芝も植えつけて間もない印象だった。おそらく年月が経てば、植物が育ち、景観も変わるだろう。

緩やかな丘を登ると、頂上にガラス張りの近代的な建造物「スティーブ・ジョブズ・シアター」が見えてくる。1階にはエレベーターが1つ、階段が2つあり、そこを下るとスペシャルイベントの会場となったホール入口へと到着した。

Apple Infinite Loop(現社屋)

旧キャンパスの中でも有名なエリア。「Infinite Loop」という円形の道に囲まれており、建物にはそれぞれ番号が付いている。お土産のグッズが買えるApple Storeも併設されている。

Apple Park(新社屋)

「Apple Park」を象徴する円形の新社屋。旧キャンパスから直線距離で約1.6kmの位置にある。その外観はさながら宇宙船。外気を水で冷やす空調設備やソーラーパネルなどエコな設計も話題だ。

ビジターセンター

本年中に一般向けにも公開される予定のリテール。同社製品のほか、お土産のグッズも買える。カフェやARを体験できるコーナーも併設されている。2階のテラスからは新社屋を臨める。

スティーブ・ジョブズ・シアター

新キャンパスの敷地内で、一番高い丘の上に位置する。一階は屋根以外、全方位ガラス張りになっており柱がない。地下へ降りると、約1000人を収容するホールに辿り着く。

文/井上晃、小竹佑児 

※『デジモノステーション』2017年11月号より抜粋