BALMUDA The Office
バルミューダのオフィスはこんなところ

寺尾玄社長が現在のバルミューダ株式会社の前身となる有限会社バルミューダデザインを設立したのが2003年のこと。ラップトップスタンド「X-Base」が最初の商品だった。創業時は寺尾社長ただひとりで、会社は自宅だ。現在では社員数が100名を超える規模になり、売上も増加。創業から15年間で、売上は1850倍にも伸びている。寺尾社長は幼少のころに聞いた母の言葉「一度できたことは必ずもう一度できる」を信じ、次の15年でもう一度、1850倍に挑戦しようとしている。そこにはかつてのクリエイターとしての自身ではなく、経営者としての顔があった。

「デザイン家電メーカーとは呼ばれたくない」とは、社長室の木下直子さん。「おしゃれなだけじゃない、むしろ使う人に寄りそっている」と、言葉をつなぐ。モノを通じて心躍るような素晴らしい体験を大事にする企業姿勢は、今の家電市場において、ホスピタリティマインドの重要性を説いているようにも思える。

寺尾社長はあえて家電市場を見ない、競合製品を詳しく調べることもしない。それでいて、真似されることを恐れない。「模倣されることは、真似をされるほどよくできた製品だということ」。「模倣品にはクリエイティビティがないということを宣言しているようなもの」。「模倣する会社は、競争相手として恐ろしくなく、想像力が強い会社のほうが怖い」という考えを持つ。想像力とはクリエイティブのチカラ。バルミューダが企業理念にあげる「クリエイティブとテクノロジー」の根幹だ。

常に先を見据えるバルミューダと寺尾社長。過去にあったロックミュージシャンの夢を諦め、今はバルミューダという夢を描き続けている。夢をみること、何回でもみること。夢に向かって進むことで知りたい欲求を生まれ、探究心が技術を生む。バルミューダの旅はまだまだ続く。

※写真提供:バルミューダ