新定番!!水遊び2019夏
くつろげ!  ポンツーンボート

船というよりテラスやリビングのようなリラックスした空間を作り出してくれるポンツーンボー。“水上のグランピング”といえるようなその空気を、国内導入第1号艇に乗って体験してみた。

Pontoon Boat
ポンツーンとは元々、通常のボートとは異なる浮橋や平底ボートなどを指す。通常のボートに比べて船上が平らで広いので、大人数で乗り込んでパーティーなどを楽しむにはうってつけの形状だ。

湖面でグランピング気分が新しいボート遊び

ボートというと、船首の尖った形状のスポーツボートやフィッシングボートなどを思い浮かべる人が多いだろうが、今回体験してきたポンツーンボートはそれとは一線を画した四角い形状が特徴。この形を活かした船上のスペースは、ボートとは思えないほど広々していて、ラウンジにあるようなソファまで装備されている。まるでリビングやテラスにいるようにくつろげる、今までのボートのイメージを覆すような新しいボートだ。

定員は11人で、このサイズのボートとしてはかなりの大人数で楽しめる。アメリカでは“パーティー・ボート”とも呼ばれ、ボート遊vvびの新しいスタイルとして定着しているが、国内で乗れるのはまだ猪苗代湖、浜名湖、琵琶湖の3ヵ所だ。ヤマハでは一般販売をしておらず、「Sea-Style」でのレンタルでのみ利用可能とのこと。

実際に乗ってみると、ソファにリラックスして腰掛け、風を感じながらのクルージングが最高に気持ちいい。従来のボートでは、船首のほうに座れるものは少ないのだが、ポンツーンボートは特徴的な形状と、操縦する人が中央に座るスタイルもあって、前方に腰掛けて風を切って進んでいく感覚が存分に味わえる。スピードも一般的なボートと同じくらいは楽に出せるので、形からイメージするよりずっと速い。

そして、停泊中の楽しみが広がるのが一般的なボートとの最も大きな違い。静かな入江に停泊させてリラックスした時間を過ごすのもいいし、コンロなどをレンタルすればBBQなどもできるので、水上で大人数のパーティーも楽しめてしまう。昨年にレンタルがスタートして以来、プチ同窓会のような利用者が多いというのもうなづける。後部には独立したフィッシングシートを装備しているので、ゆっくり釣りを楽しむことも可能だ。

これまではちょっとハードルの高かったボート遊びを一気に身近にしてくれる可能性を持った、新たなスタイルの遊び方だ。

今回乗った『G3ポンツーンボートV322RF』。製造しているG3社は、アメリカにあるヤマハの子会社で、この船が国内導入第1号艇だ。大型の船外機を備え、速度は30ノットほど出せる。
座り心地のいいソファに腰掛けてのクルージングは、まさに“水上のグランピング”といった雰囲気。コンロなどをレンタルすることも可能で、音楽を流すこともできるので、パーティー気分で楽しめる。

風を切ってのクルージングも楽しいが、静かな入江を探索するような低速域でも魅力を存分に味わえる。船の縁までソファがあるので、水中を覗き込んだりもできる。小型船舶免許を持っていれば操縦することも可能だ。
ポンツーンボートに乗るならココ!

磐梯マリーン
猪苗代マリーナ

福島県耶麻郡猪苗代町大字翁沢字不動堂579-10
TEL:0242-65-2750
https://www.b-marine.com/

水が美しく穏やかな
猪苗代湖で水遊び

「Sea-Style」で数少ないポンツーンボートのレンタルが楽しめる猪苗代湖のホームマリーナ。レンタルだけでなく船長付きのチャータープランも用意され、操船はお任せでゲストとゆっくり楽しむことも。

  • Text増谷茂樹