洗練された意匠が所有欲を刺激する。10万円アンダーの腕時計【安くて良いもの50】

お値段7ケタの高級時計にもあこがれますが、10万円以下だって良いものは良いんです。「Max Bill by Junghans edition 2017」なんて、裏蓋まで凝ってて最高じゃないですか? 時計を愛する竹石祐三さんが、今欲しい時計を選んでくれました。

「良いモノが欲しい! でも予算はない!!」 今回の特集はそんな人のためのハイコスパセレクション。満足度の高い逸品が驚きのお得プライスで手にはいります。品薄注意、売切御免の早い者勝ちなので、今すぐ店頭へ!!

安くていいもの=“自分の気に入ったモノ”

本誌4月号でも書いたが、モノの価値なんて、購入者がそのクオリティに納得し「安い」と思えば「安い」のだから、絶対的な基準なんて存在しない。一方、「いい」モノには世間の評価も含めてある程度の基準はあるが、これだって最終的には自己判断になる。

腕時計はもはや嗜好品。だから、クオリティや意匠と価格とのバランスに納得ができれば、それが「安くていいモノ」になる。

とはいえ、1000万円オーバーの時計を「安い」なんて口が裂けても言えないので、ここでは10万円を切る価格で、日常的に身に着けたくなる意匠のモデルを選出した。ランキング化されているが、順不同。いずれも「今」、「私」が考える安くていいモノだ。

 

BEST 1

着用スタイルを選ばない、ミニマルウォッチの傑作

JUNGHANS
Max Bill by Junghans edition 2017
041 4762 00

実勢価格:9万6120円(2017年生産限定)

バウハウス出身デザイナー、マックス・ビルが手掛けた傑作モデルをベースに、裏蓋には彼が描いた幾何学的グラフィックを施した新作。ミニマルな意匠と38mmのケース径は、着用スタイルを選ばない。


▲裏蓋に描かれているのは、マックス・ビル「graphic series」に収録された作品。

 

BEST 2

国内販売が開始された話題のヴィンテージルック

DAN HENRY
1963
実勢価格:3万1320円

アンティークウォッチのコレクター立ち上げた新興ブランドで、これは、1960年代のパイロット・ウォッチがモチーフ。8月より東京・恵比寿の「コンティニュエ エクストラ・スペース」で取り扱いがスタート。


▲イタリアンレザーとNATOタイプのストラップが2種同封されており、交換が可能。

 

BEST 3

文字盤が動いて時刻を報せるニューカマー

klokers
KLOK-01
実勢価格:5万1840円

文字盤の3枚のディスク(外周から時、分、秒)が動くことで時刻を報せる真逆の発想を採用。時計本体やストラップのみでも使える、アクセサリー感覚が新鮮だ。


▲別売のストラップは、イエローやオレンジ、ブラックなど5種類を用意。

 

BEST 4

TIMEX
SS キャンパー プラ(アクリル)TW2R58300
実勢価格:1万5984円

ディスポーザブル・ウォッチを起源とし、80年代に登場。新登場の日本限定版モデルはドーム型のアクリル風防を採用した、軽く風合いのある1本。

 

BEST 5

カシオ
G-SHOCK
GW-5035A-1

実勢価格:4万7520円

来年、誕生35周年を迎えるG-SHOCK。その記念モデル『BIG BANG BLACK』は、特殊な塗装で吸い込まれるようなマットブラックを表現。

文/竹石祐三

※『デジモノステーション』2017年11月号より抜粋