ルンバがサブスクリプションを開始!
その目的はダイソンのスティック掃除機からメイン掃除機の座を奪うため!?

ルンバのサブスクリプションサービスが開始!

編集長の我が家でも最新のルンバi7+やブラーバジェット250が動いていて、毎日床を綺麗にしてくれています。もはや自分で掃除するなんてナンセンス? と思うほど彼ら(彼女ら)ロボット掃除機の活躍には毎日助けられております。

とはいえ、まだまだロボット掃除機を使ったことがない人が多いのも事実です。これまで自分の家や部屋ではロボット掃除機がちゃんと掃除してくれるのか? そのパフォーマンスに懐疑的で購入をためらっている人もたくさんいるようです。

そんな方々のために、去る6月13日にアイロボットがルンバをサブスクリプション(月額定額支払い)で借りられるサービスを開始しました。これでひとまず使ってみようかという人たちにはハードルが下がったわけで、まさにロボット掃除機を一家に一台を目指しているアイロボットにとっては超効果的なサービスだと言えます。

ダイソンのスティック掃除機はスティック掃除機の半分!?

ただここで一つ疑問が生じます。すでに日本で国内累計販売台数300万台を突破し、ロボット掃除機市場のシェアの約70%程度を占めるアイロボットのルンバ。昨年e5を発売し、その勢いはさらにうなぎのぼりのようなイメージがあり、本国アメリカでもめちゃくちゃ売れていて過去最高の収益をあげていると言われる現在、なぜそんな絶好調な状況であえてリスクを犯してまで、日本国内でサブスクリプションサービスを開始したのでしょうか?

その目的はおそらくダイソンのスティック掃除機からシェアを奪うためだと筆者は推測しています。

日本の掃除機全体のシェアを見てみましょう。2018年にはそれまで主流だったキャニスター掃除機のシェアを、スティック掃除機が抜いて、日本の家庭の主力掃除機はスティック掃除機だということが名実ともに証明されています。

最新の数字として7月2日にシャープのスティック掃除機RACTIVE Air新モデルの発表会で公表された数字を元に計算しますと、2019年予測の家庭内に存在するキャニスター掃除機とスティック掃除機の総数4892万台のうち、その約60%である約3000万台程度がスティック掃除機だと言われています。たしかにコードもなくて操作性も良く、昔とは違いバッテリーの持ちも良くなりました。そして一番大事な吸引力やトータル的な清掃力ももはやキャニスターに退けを取らないほど高まっています。

そのスティック掃除機の中で最も売れていて、もはや日本の家庭の主力掃除機の代名詞的存在になっているのが、ダイソンのスティック掃除機だということは否めません。ダイソンは2016年頃に日本での掃除機市場シェアについて金額ベースでも50%を獲得することが目標だと明言しています。ダイソンの掃除機の国内シェアは、2016年当時の数量ベースでは約20%弱でしたが、コードレス掃除機だけに限れば当時で50%をすでに超えていました。現在はそれよりもさらに高まっていると予想されます。

残念ながらロボット掃除機のシェアは5%程度

gfkの公表する資料によると2018年810万台売れた掃除機のうち、スティックタイプの数量構成比が43%とトップ、それと比較するとキャニスター掃除機の37%、ハンディタイプが13%、残念ながらロボット掃除機は5%です。

2018年家電・IT市場動向(2019年2月14日GfKジャパンプレスリリースより抜粋)

つまり、他社製のロボット掃除機とはもはやライバル関係にないほど売れているアイロボットのルンバが、次にロボット掃除機のシェアを高めるためには、スティック掃除機をメインの掃除機と考えている層にアタックをかけて、ロボット掃除機をメインの掃除機として考え直してもらうことがもっとも効率がいい戦略なのです。

そのためにはやっぱりロボット掃除機をより安価で、とにかく使ってもらえる環境を用意し、自分でやらなくても部屋がキレイであり続けることの体験がどんなに素晴らしいかを知ってもらうことが一番です。というわけで、ダイソンからシェアを奪うために開始されたといっても過言ではないのが、アイロボットのサブスクリプションサービスだと筆者は考えています。

長々と書きましたが、とにかくロボット掃除機のルンバやブラーバは非常にいいもので、生活に時間とゆとりをもたらしてくれるものです。まだ使ったことのない方、ちょっと高いからどうしようかな? と迷っている方などは、ぜひこちらのサブスクリプションサービスを利用してみてください。もはや人間が掃除しなくてもいいんじゃないの? って思いますよ。

アイロボット
Robot Smart Plan
https://www.irobot-jp.com/robotsmartplan/