スマホゲームもいいけどディープな時間を過ごせる「アナログゲーム」も楽しいよ!

そろそろ梅雨明け、そろそろ日本の夏がやってきます。海だ山だBBQだ、いやそれよりもクーラーの効いた部屋でゆっくりしたい。でもネットを見ているだけだと飽きちゃいますよね。

そんなみなさまにオススメしたいのが、ブームとなってきている「アナログゲーム」です。

アナログゲームとは「コンピューターによる計算を介さず遊ぶゲーム」のこと。将棋やトランプはもちろんのこと、トレーディングカードゲームや、近年凄まじい盛り上がりを見せた「人狼」なんかもその仲間。様々なタイプのゲームがずらっと揃っているんですよ。

その中で今回は筆者が特にハマっているボードゲームTRPGミニチュアゲームの3種類を簡単に解説していきます! プッシュします!

◆ボードゲーム

まずはボードゲーム。このカテゴリには人生ゲームやモノポリーなども含まれています。最近はテレビ番組でも取り上げられましたし、マンガやアニメの題材にもなっていますね。

1vs1ないしはチームで対戦するタイプのものもあれば、参加者全員で協力してクリアも目指すものもありますし、連想ゲームのような形式のもの変わり種もあったりと多種多様。歴史をテーマにしたものも多いので、そのあたりが好きな人にはたまらないカテゴリです。

基本的に多人数で遊ぶんで楽しいタイトルが多く、初心者でも簡単な説明で楽しめるものもあるので、友だちと集まったときや、お子さんと一緒に遊ぶのもいいですね。

パッケージやボードや駒のデザインも魅力の1つ。お洒落なデザインの箱や精巧な駒が入ったものもたくさんあり、気がついたら集めてみたくなっちゃうかも。

有名タイトルの1つに、プレイヤーがそれぞれ開拓者となって資源をやりとりしながら都市を発展さ、新天地の覇者を目指すというボードゲーム『カタンの開拓者たち』(1995年)があります。簡潔でわかりやすいルールでありながら、世界大会が開かれるほどの戦略に満ちたゲームで一大ブームを巻き起こし、現在も多くのプレーヤーが遊んでいます。

 

◆TRPG

TRPG(テーブルトークRPG)とは、紙とペンとサイコロ(ダイス)を使って遊ぶロールプレイングゲーム。『ドラゴンクエスト』みたいなRPGをアナログでやろうという趣旨のゲームなのですが、実はわたしたちが慣れ親しんできたテレビゲームのRPGはTRPGのデジタル版として生まれたものなのです。

何人かのプレイヤーが集まって、それぞれのキャラクターとして考え、行動し、会話を進めながらストーリーを進めていくのが基本的な遊び方。また参加者のうち一人が、ゲームの進行役としてモンスターや村人の役割を担当するゲームマスター(GM)となり、ゲームを盛り上げていきます。

攻撃、説得などなど、様々なシチュエーションで起こるキャラクターの行動の成否をコンピューターのかわりにダイスを使って出た目で判定するというのも特徴の一つ。タイトルによってはボードゲームにも負けないくらい戦略が要求されるものもあり、物語以外の部分もしっかり楽しいものになっています。

ファンタジーやSF世界で冒険するものから、スーパーヒーローになったり、アイドルになったりするといったものもあり、こちらもボードゲームに負けないくらい多種多様なテーマが揃っています。

RPGと同じくキャラメイクや成長の要素があるものがほとんどで、性別や職業だけでなく性格や生い立ちなど、ステータスや技のとり方などでオリジナリティを発揮することもできますし、会話で進んでいくゲームなので同じ本を使ったとしても同じストーリーになるわけではなく、その場に集った参加者といっしょに二つとない物語を生み出すせるのが醍醐味です。

有名なのは、TRPGの元祖である『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』(1974年)。2014年に発売された第5版は今までのノウハウが凝縮された形で生まれた傑作で、TRPGで遊んだことがないという人でも遊びやすく、奥深いファンタジー世界を体験できるものになっています。また『クトゥルフ神話TRPG』(1981年)も絶大な人気を誇っており、スタンダードなタイトルとなっています。

実は近年TRPGのプレイ風景を見せる動画が世界中で流行し、海外では『ダンジョンズ&ドラゴンズ』、日本では『クトゥルフ神話TRPG』が大ヒットに繋がり、TRPG全体が盛り上がりを見せています。ゲームの雰囲気や遊び方がわかるものも多く、動画を見てTRPGに興味を持ち、実際に遊び始めたという人も増えました。

 

◆ミニチュアゲーム

今回紹介する中では一番マイナーだけど、ぜひ知っておいてもらいたいのがこのミニチュアゲーム。人や怪物、そして建物などのミニチュア(模型)を使って様々な戦いを再現して対戦するシミュレーションゲームです

『ファイアーエムブレム』や『スーパーロボット大戦』のようなTVゲームをテーブルの上で遊んでみようという対戦ゲームなのですが、そこで使う模型づくりも楽しみの一つとしているのが最大の特徴です。

自分で組み立て、塗装をしたミニチュアを並べて自分だけの部隊を編成し、ジオラマをテーブルの上に作って対戦をするというのが魅力の一つとなっています。

ゲームの進め方は、各駒のデータとダイスを使って攻撃などの成否を決めるというTRPGに近いもの。TRPGはキャラクター1人1人に焦点を当てて物語を作るスタイルが主流なのに対して、ミニチュアゲームは部隊単位を指揮してプレイヤー間で戦う対戦型が主流だったりします。

また、マス目を使わずメジャーをつかってミニチュア移動距離や武器の射程距離を測るものが多いというのも特徴です。位置取りも重要で、建物のミニチュアの影に自分の部隊を移動させてカバーを得たりするような、戦術的なゲームとなっています。

その一方で、ストーリー性も堪能できるゲームあり、自分の部隊のリーダーに名前をつけたり設定を作ったり、またゲームの雰囲気にあった建物を用意したりと情緒性も大事にするとより楽しくなってきます。

最大の人気作はなんといっても36年もの歴史を持つイギリス生まれのミニチュアゲーム『ウォーハンマー』(1983年)。ファンタジー版である『ウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマー(AoS)』とSF版の『ウォーハンマー 40,000(40K)』の2つのタイトルを中心に、世界中で広く遊ばれています。

もちろんウォーハンマー以外にもスター・ウォーズがテーマのタイトルや、歴史再現がテーマのタイトル、さらにはスポーツをテーマにしたものなど、必ずしも戦争をするだけではないジャンルとなっています。

 

今回紹介した3種のアナログゲームはピンからキリまでいろいろあるとはいえ始めるのにかかる費用はゲームソフトやゲーム機を買うのとそんなに大差はありません。でもTVゲームとはまた一味違う、面と向かってテーブルを囲んで遊ぶ楽しさ、そして実際存在するものに触れて遊ぶ楽しさが詰まっています。

そしてみんなで遊んだ後、ご飯を食べたりお酒を飲んだりするのもまたとない魅力。ぜひこの機会に体験してみてください!