大井競馬場に新設された新LED照明はハズれ馬券すら輝かせそう!

エジソンの発明以降、照明は現代人の生活に欠かせない。人工の光は、夜間でも活動できるなどのメリットに加えて、音楽と同様人間のテンションを上げる効果もある。その最たるものがイルミネーション。各地でイベントが開催され、女子ウケしているが、いやいや男だってイルミネーションには高揚すると、競馬場で実感させられたのだ。

パナソニックのLED照明を競馬場でお披露目?

東京モノレール、右に見える競馬場、左は京浜運河……。

ユーミンはそう歌っていませんが、東京には府中の東京競馬場のほかに、大井競馬場があります。大井競馬はいわゆる地方競馬、TCK(東京シティ競馬)として知られています。と書いてみたものの、ワタクシ実際に大井競馬場に行ったことはありません。羽田空港からの帰りにモノレールの中から、こうこうと光る競馬場を見て、「ああ、ナイター競馬やってるなぁ」と思ってたぐらい。

そんな大井競馬場で、パナソニックの新LED照明機器・設備がお披露目されるというので、足を運んで参りました。競馬見るの久しぶりだな、ついでに馬券を買って稼いでおくかと思ってたのですが、あいにくこの日は開催日ではありませんでした。まあ、いいや。

TCKといえば、ナイター競馬「トゥインクルレース」が有名です。テレビCMで見たことのある人も大井、じゃなかった多いんじゃないでしょうか。なんとなくJRA=休日、TCK=夜のイメージがありますよね。

当然、ナイターには照明機器・設備が不可欠なわけですが、大井競馬場の場合はただコースを照らすだけはありません。アミューズメントとしてのイルミネーションにも力を入れています。

「インターネット発売の増加もあり、大井競馬場の売上げは好調に推移しています。一方で、入場者数はここ10年間で3割ぐらい減少。多くの人に愛され持続的発展をするために、トゥインクルレースの面白さを生で体験して欲しい。そして、競馬ファン以外の多くの人に楽しんでもらうために、ナイター競馬始まった当初からイルミネーション事業に取り組んできました」(特別区競馬組合 副管理者 開催執務委員長・斉藤弘さん)

イルミネーションに使われるLEDは、2013年の50万球から年々増加し、昨年は関東では最大級800万球が使われた。また、音楽や炎、噴水といった光以外の演出でも、来場者を楽しませています。

競馬もギャンブル以外のエンタメ要素がかなり高まっている。デートで行くとかも珍しくないですもんね。

テレビ映りが良く騎手や馬に眩しくない照明

今回導入した照明機器・演出照明設備のポイントは3つあります。

1. 4K・8K放送に対応した<最新LED照明器具>

BS放送ですでにスタートしている4K・8K放送では、表現可能な色の範囲が拡大。さらに1秒間に最大120コマという高速表示に対応しています。新たなスタジアムビームLED投光器は、NHK放送研究所と共同研究し、実際に見える色に近い広色域化を実現。高速表示でも照明のちらつきを抑制する技術も搭載され、スーパースロー再生時に画像のちらつきが起きないそうです。例えば競馬のゴールシーンのスロー再生もクッキリと見えるわけです。

4K・8K放送にも対応したパナソニックの「スタジアムビームLED投光器」

2.競馬場に最適な<照明空間設計>

従来の照明では、光が大きなかたまりとなることで眩しさを感じやすかったといいます。新しいLED投光器では、「狭角配光」といって光源からの光を絞ることで光のかたまりを発生させず、騎手や競走馬、そして観客が感じる眩しさが抑制されます。

さらに照明設計が最適化されたことにより、改修前から台数は13%、消費電力は70%も削減できるといいます。

多眼レンズを新たに設計し直すことにより、光の幅を狭め、眩しさの抑止を実現した。

3.新たな感動を提供する<ライティング総合演出システム>

新システムでは細かな調光が制御可能。ゆっくり明るくさせることも速度を上げて激しく点滅させることもできる。舞台照明に近い表現が可能になりました。

 

実際に、「LIGHTNING RUN(ライトニング ラン)」と名付けられた照明演出を見学してみました。光や音楽の演出は言葉で伝えづらいので、こちらの動画で見ていただくのがよいかと。

どうですか。昔ならぼんやりと全体を照らしていただけのナイター照明がキレッキレですよ。もうディスコかと思うぐらい(たとえがオッサンくさい)。これは競馬開催日に見たら、高揚感が出てくるでしょうね。馬券が当たれば最高の気分になれそうだし、外れたとしても、なんとなく楽しい気分のまま帰れそうな気がします。

インスタ映えしそうな馬の実物大フィギュアも! 宝くじを含めてギャンブルは普段しない筆者ですが、たまには競馬場に足を運んでみたいと思いました。