石井和美の家電やりすぎ比較レビュー コードレスクリーナー 6モデル 【No.5】ダイソン/Dyson V7 Slim

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コードレスクリーナー 6モデル

数年前までは吸引力重視が風潮であり、パワフルなクリーナーが人気だった。ここ最近は吸引力に加えて「軽くて使いやすい」タイプも注目されている。そこで今回は各メーカーからパワフルかつ手軽に使えるコードレスクリーナーを独自に選んだ。日本人の体形に合っており、長時間使っても疲れにくい実用的なクリーナーばかりだ。今回はフローリングとカーペットでの吸引力テストと合わせて、軽さや使いやすさも重視している。

こんな厳しいテストをしました!

POINT 1フローリング

  • フローリングにカラーサンドとおがくずをまいた。床部分だけでなく、壁際のゴミがきちんと吸い取れているか、注目。

POINT 2カーペット

  • カーペットにはカラーサンドとおがくずをまいて吸引。吸引力が強すぎてもカーペットが動くので、バランスをチェック。

POINT 3小回り

  • テーブルの下や足回り、細い場所などを掃除してみた。ヘッドの可動域を確認し、スムーズに動くかどうかもテストしている。

POINT 4持ちやすさ

  • 手元の重さを計量してみた。高さは162cmの自分の身長に合わせている。持ちやすさや操作性についてもこちらで評価。

POINT 5独自機能

  • 独自機能をチェック。複数搭載されている場合は、実際に使ってみて、先進性があり、一番使いやすかった機能を評価している。

POINT 6お手入れのしやすさ

  • ダストカップの日常的なお手入れについて評価した。ボタンを押して捨てるタイプとダストカップを外してから捨てるタイプがある。

MODEL 5
ダイソン
Dyson V7 Slim

実勢価格:4万5360円

日本人に合わせて設計

日本の住居に合わせて設計された日本限定のスティック掃除機。ダイソンのスティック掃除機中で最軽量となる約2.2kgを実現しており、全長も1140mmと短い。ヘッドは現在主流のソフトクリーナーヘッドではなくモーターヘッドを採用している。壁に掛けて使用する収納用ブラケットには、ノズルなどのツールも一緒に収納できる。

SPEC

充電時間 約210分
集じん容積 0.54L
本体寸法 W211×D206×H1140mm
本体質量 2.2kg
最長連続運転時間 約30分(モーター駆動のヘッドの使用時は最長20分)
付属品 収納用ブラケット、コンビネーションノズル、隙間ノズル

 

01 フローリング

モーターヘッドとおがくずの相性が悪かったのか、ヘッドの先に溜まってしまい、引き戻すとゴミもそのまま引いてしまった。

02 カーペット

カーペットにはピタッと吸着するような感覚で、軽いキッチンマットは少しずれてしまった。ただ、砂はキレイに取り切っている。

03 小回り

ダストボックスが高く、ノズルが長めなのでソファの奥までまっすぐ入った。ただ、狭い場所ではダストボックスが当たって入らない可能性も。

04 持ちやすさ

ダイソンは大きく重いイメージだが、他社とほぼ同等だった。持った感覚もとても軽い。ノズルが短くなった分、掃除もしやすかった。

05 独自機能

日本製のクリーナーと並べるとかなり大きかったダイソンだが、ほぼ同じサイズに。ノズルが長めなので、すき間などが掃除しやすい。

06 お手入れのしやすさ

レバーを引くだけでゴミが出るので簡単だ。少し飛び散りが気になる。倒してしまったとき、衝撃でフタが開きやすいので改善してほしい。

Result

 

重くない!日本人の体型にぴったり
軽く短くなって使いやすくなった

ダイソンは吸引力に定評はあるものの、使ってみると重くて扱いにくいという声も聞く。『Dyson V7 Slim』は、日本の居住に合わせた日本モデルで、軽く、サイズもコンパクトになっている。実際に使ってみると、これまでのイメージとは全く違い、とても使いやすくて驚いた。残念なのはモーターヘッドだ。最近主流のソフトクリーナーヘッドはフローリングでゴミをよく吸えるが、モーターヘッドはゴミが残りやすい。このサイズ感のまま、ソフトクリーナーヘッドのモデルが登場することを期待したい。

  • text石井和美

profile:家電プロレビュアー 石井和美

守谷市にレビュー用の家「家電ラボ」をオープン。白物家電を日々レビューし、メディアやブログで公開している。家電blog管理人。