我が青春のウォークマン ~40周年を迎えたウォークマン®のあゆみを歴史的65製品でふり返る~

音楽と共に青春時代を過ごしてきた30代~50代にとって「ウォークマン」は特別な存在だ。ここではそのウォークマン®の歴史を、それぞれの時代を象徴する傑作モデルと共にふり返っていきたい。あなたの愛用していたウォークマン®も見つかるかも?

1979

TRACK 1
ウォークマン®、“伝説”の始まり

今を去ること40年前、1979年7月1日、音楽文化に革命的な事件が起きた。言うまでもなく「ウォークマン」の発売である。ステレオサウンドをどこにでも持ち歩ける、究極のパーソナル音楽プレイヤーが誕生したのだ。

ウォークマン®1号機『TPS-L2』の原形となったのは、その前年に発売された記者向けモノラルレコーダー『プレスマン TCM-100』。当時のソニー名誉会長、井深大が、海外出張時に音楽を楽しむため、プレスマンの録音機能をカットし、ステレオ音楽再生機能を組み込んだものを“個人的に”所望したのがきっかけだったという。それを体験し、これがビッグヒットに繋がると直感した当時のソニー会長、盛田昭夫はウォークマン®の商品化を決意。価格は学生にも手が届く価格として3万3000円に決定した(創業33周年だったからという説も)。

その後の爆発的ヒットはご存じの通り……と言いたいところだが、実は発売直後の売れ行きは芳しくなかったという(初月度の販売台数は約3000台)。しかし、商品の魅力を確信していた宣伝・営業スタッフたちが、ウォークマン®を身につけて山手線を周回したり、週末の歩行者天国をねり歩くなどといった地道なアピール作戦を展開し、新しいモノに敏感な若者を中心に口コミで好評が広がっていくことになる。結果、8月末には初期ロット3万台が完売……どころか半年近い品薄に。ウォークマン®の“伝説”はこのようにして始まったのだ。

 

1979年

TPS-L2

伝説はここから始まった!

ステレオ音声に対応した世界初のポータブル音楽プレイヤー。録音機能をカットするなど、当時としては割り切った仕様で登場した。本体重量は390g、連続駆動時間はアルカリ乾電池利用時で約8時間。ヘッドホンも約45gと当時としては飛躍的に軽量なものが同梱されていた。

カップルで楽しめるよう、ヘッドホン端子は2基搭載。初期ロットのみ「A」「B」ではなく、「GUYS & DOLLS」と刻印されていたのは有名なエピソード。
  • この年の流行ソング♪
  • YOUNG MAN(西城秀樹)
  • いとしのエリー(サザンオールスターズ)
  • 美・サイレント(山口百恵)

1980~1990

TRACK 2
あらゆる音楽スタイルに
向けて進化・多様化

初代ウォークマン®発売の翌年、80年代に入り、ウォークマン®はさらに加速していく。1981年に、本体サイズをよりコンパクト化した第2世代モデル『WM-2』が発売されたのを皮切りに、約10年かけてさまざまな製品バリエーションを展開。さまざまなユーザーの音楽スタイルに対応できるよう、着実に進化・多様化していく。 そして初代モデル登場から10年後(1989年)には5000万台、13年後に(1992年)は1億台の出荷を記録していくことになる。

なお、1984年にはポータブルCDプレイヤー「ディスクマン」(1998年に「CDウォークマン」に改名)も登場。世界初のCDプレイヤー(据置型)が1982年に発売されてからわずか2年でのポータブル機投入は世間を驚かせた。これもウォークマン®スタイルがCD規格の普及に大きな貢献を果たすことを強く理解していたからだろう。

もう1つのウォークマン®ロゴ。1980年以降はこちらがメインで使われていくことになる。

 

1981年

WM-2

「ウォークマン II」こと

初代モデルよりも高さが24.5mm低くなったコンパクトモデル。ノイズ耐性に優れるメタルテープの再生にも対応した。


1982年

WM-F2

FMラジオチューナー内蔵

FMラジオチューナーと録音機能を搭載。単体でラジオ番組のエアチェックを行えた(この頃、全国で民放FM局が開局し始めていた)。


1982年

WM-7

初のリモコン搭載

ヘッドホンケーブルの途中にリモコンを初搭載。再生・停止などの操作が手元から行えた。また、オートリバースにもウォークマン®として初対応。


1983年

WM-F5

防水ウォークマン®

シリーズ初の防水対応。FMチューナーも搭載していた。防水モデルという性質もあり、シリーズ初のインイヤー型ヘッドホンを同梱していた。

x

1983年

WM-20

カセットケースサイズ

超扁平薄型モーターの採用、単3乾電池1本駆動対応(従来は2本)などにより、世界最小・最軽量ボディ(当時)を実現した。


1984年

WM-30

6色カラバリ&プライスダウン

カラーバリエーションを6色に増やしたほか、従来モデルより大幅に低価格化した普及モデル。ヘッドホンもインイヤー型に。


1984年

D-50

ディスクマン1号機

大きな据置型CDプレイヤーが10万円以上した中、標準価格4万9800円&CDケース4枚分の小型ボディで登場し一世を風靡。


1984年

WM-D6C

プロ向けロングセラーモデル

メタルテープの録再対応や、各種高音質機能を備えたプロフェッショナルモデル。なんと2000年まで製造された。


1985年

WM-101

ガム型充電池はここから

薄型・軽量化とランニングコスト(乾電池代)低減を同時に実現するウルトラCとしてガム型充電池を新開発。以降はこれが標準になっていく。


1985年

WM-W800

ダブルデッキモデル

表裏に2本のカセットを装着できるダブルデッキモデル。ラジカセなどを使わずダビングが行えた。別売チューナーパックでFMラジオ聴取も可能に。


1986年

WM-F107

ソーラーパネル搭載

ソーラーパネルを使った充電機能を搭載。約4時間、太陽光下に置いておくことで約2時間の音楽再生が楽しめた。防水機能も備える。


1987年

WM-51

イヤホン収納タイプ

本体背面にダイヤルを配置し、これを回すことでイヤホンケーブルを本体内に巻き取ることができた。本体にぐるぐる巻く必要なし。


1987年

WM-504

シースルータイプ

本体前面に透明パーツを採用したシースルーモデル。装着しているカセットテープによって見た目の印象が変わる面白さが人気を呼んだ。


1987年

WM-701C

軽量&高音質モデル

わずか150gの軽量ボディながら、重低音を増幅するDBB回路やノイズを低減するドルビーCなど人気機能を一通り搭載したアドバンスドモデル。


1988年

D-88

世界最小・最軽量ディスクマン

シングルCDサイズの超コンパクトモデル。12cm CDを装着すると写真のようにディスクがはみ出るという驚くべき仕様だった(もちろん再生可能)。


1988年

WM-505

初のワイヤレスウォークマン®

本体とヘッドホンを無線接続する、シリーズ初のワイヤレスモデル。なお、リモコンのように見える部分は受信機でリモコン機能は備えていなかった。


1989年

WM-701S

世界にたった200台

『WM-701C』をベースに、表面を純銀メッキ処理した200台限定生産の非売品モデル。ウォークマン®10周年を記念に特別生産された。


1989年

WM-DD9

とことん高音質を追求!

Hi-Fiステレオの音質を目指して開発されたプレミアムモデル。安定したテープ送りを実現するディスクドライブを往復2系統搭載したほか、磁気ヘッドや付属ヘッドホンなど、あらゆるパーツが音質重視で新設計された。ボディもアルミダイキャスト製で重厚感があった。

  • この年の流行ソング♪
  • TRAIN-TRAIN(THE BLUE HEARTS)
  • Get Wild(TM NETWORK)
  • クリスマス・イブ(山下達郎)

1990年

D-303

超高音質ディスクマン

新開発の1bit DACを搭載することで、クリアで伸びのある高音質再生を可能にした。光デジタル出力端子も搭載している。

1990~1996

TRACK 3
ウォークマン®の新しいかたち

90年代に入ると、カセットテープのように手軽にマイメディアを作成・編集でき、CDに迫る音質を持つ次世代メディアへの期待が高まっていく。中でも国内音楽ファンに支持されたのがMD(MiniDisc)だった。ソニーが1991年に発売した『MDウォークマン MZ-1』は、なんと卓上プレイヤーも含めた、世界初のMDプレイヤーとしてデビュー。以降、MD規格は最新ウォークマン®の進化と連動して拡張されていくこととなり(TRACK 4TRACK 5も参照)、音楽文化のオピニオンリーダーとしての「ウォークマン」ブランドの影響力をまざまざと見せつけた。

また、この頃には、カセットテープのウォークマン®にも「My First Sony」ブランドモデル『WM-3500』や、「ウォークマンビーンズ」などといった個性派モデルが多数登場。80年代よりもさらに幅広い層へと音楽を持ち歩く楽しみを拡げていっている。

 

1990年

TCD-D3

DATウォークマン®1号機

次世代メディアの中でもとりわけ高音質とされたDATに対応。一部のマニアが熱狂的に支持していた。


1992年

MZ-1

MDウォークマン®1号機

世界初のMDプレイヤーとして登場。コンパクトなMDメディアに60分(後日、74分/80分メディアが登場)の音楽データを記録・再生できた。後のMDプレイヤーと比べて一回り以上大きいが、録音に加え、曲名入力や編集なども行えるパワフルなマシンだった。

文字入力用の10キーを搭載。MDの売りだった、カセットテープやCDでは不可能な曲名記録を行える。入力した曲名は再生中、液晶画面に表示された。

1992年

MZ-2P

再生専用MDウォークマン®

『MZ-1』と同時に発売された再生専用モデル。なお、当時は88タイトルの音楽ソフトも同時発売されていた。


1993年

WM-3500

My First Sony

児童向けのAVブランド「My First Sony」の一員として販売。ポップな外見から、あえてこれを使う大人も多かった。


1995年

MZ-R3

ジョグダイヤル初搭載

当時、ソニーの人気機能の1つになっていたジョグダイヤルを搭載。クルクル回して曲サーチや曲名編集などを快適に行えた。


1995年

D-901NV

テレビ&ナビ付き

CD再生のほか、テレビ(アナログ地上波)受信や、外付けGPSユニットを使ったナビまで可能な多機能ディスクマン。


1996年

MZ-E50

マグネシウムボディで小型・軽量化

薄さ13.5mm、軽さ76gの最小・最軽量(当時)として話題に。デザインもシンプルに洗練されていた。


1996年

WM-EQ2

「ウォークマンビーンズ」

小型・軽量化・高音質化とは異なる新たな価値を、そのトップランナーであるソニー自らが提示。豆(ビーンズ)を思わせるポップなデザインは、蓄光素材を採用した光るモデルなど、その後もさまざまなアレンジが施され、長らく愛された。

  • この年の流行ソング♪
  • 世界中の誰よりきっと(中山美穂&WANDS)
  • SAY YES(CHAGE&ASKA)
  • 私がオバさんになっても(森高千里)

1996年

MZ-E30

ジャケットサイズを実現

初代モデルからわずか4年でMDジャケットサイズを実現。ポップなカラーリングと合わせ女性ファンから支持を集めた。


1996年

MZ-R4ST

編集ステーション付き!

編集機能をステーションという形で分離することで小型化を実現。録再モデルとして世界最小・最軽量に。

1997~2006

TRACK 4
ウォークマン®、到達。

20世紀の終わりが見え始めた90年代後半。奇しくも多くのカルチャー、テクノロジーが折り返し地点を迎えていた。もちろんウォークマン®も例外ではなく、カセット型の“集大成”とも評価される『WM-EX9』(1998年)や、ワイヤレスを極めた『WM-WE01』(1999年)など、初代モデル登場から約20年を経て、その進化は“終着点”に到達。この時期に勢いを増し始めたデジタルオーディオ(TRACK 5参照)に音楽プレイヤーの主役の座を引き渡していくこととなる。

ただしその分、この10年に発売された製品群はどれも完成度が高い。ウォークマン®20周年モデルとして発売された『CDウォークマン D-E01』(1999年)や、MD10周年記念モデル『MZ-E10』(2002年)などは、今見ても物欲を刺激する、ソニーらしいメカニカルな魅力に満ちあふれている。

 

1997年

WM-WE7

SFチックなデザインも◎

大きなアンテナを内蔵したワイヤレスヘッドホンが付属。右耳部分にはリモコンも内蔵されており遠隔操作もできた。


1998年

WM-EX9

カセット型の集大成モデル

連続再生時間100時間(電池・充電池併用時)、液晶ジョグリモコンなど、優れた基本性能を備えた高完成度モデル。


1999年

WM-WE01

フルワイヤレスを実現!

ウォークマン®20周年を記念してリリース。本体、リモコン、ヘッドホンをそれぞれ分離して利用できる、現在でも珍しいフルワイヤレススタイルが特長。音質重視のチップアンテナと円偏波方式の採用でコードタイプのイヤホンとほとんど変わらない高音質を実現している。

ウォークマン®ならではの高音質化機能はもちろん一通り搭載。本体背面のスイッチでオン・オフできた。
  • この年の流行ソング♪
  • I’m proud(華原朋美)
  • アジアの純真(PUFFY)
  • DEPARTURES(globe)
  • LOVEマシーン(モーニング娘。)
  • ここでキスして。(椎名林檎)
  • だんご3兄弟(速水けんたろう/茂森あゆみ/ひまわりキッズ&だんご合唱団)

1999年

D-E01

スロットインCD

こちらもウォークマン®20周年記念モデル。蓋を開けずにディスクを交換できるスロットイン方式を採用している。


1999年

MZ-R90

録再MD世界最小・最軽量

録再モデルでありながら、持ち運びが苦にならないサイズを実現。曲名入力も可能なリモコンも付属していた。

2000年

WM-EX615

新ロゴモチーフデザイン

この年に制定された新ロゴをあしらったモデル。ロゴ部分に操作ボタンを仕込んでいるのがユニークだった。

2000年にリニューアルされた新ロゴ。

2000年

MZ-E7W

腕時計リモコン付き

腕時計型リモコンが付属。音楽操作のほか、時刻表示やカレンダー、アラーム機能などを利用できた。


2002年

MZ-E10

限界ギリギリコンパクト!

MD生誕10周年を記念してリリース。薄さ9.9mm・重量55gという数字はその後も破られることがなかった。シリーズ初のデジタルアンプ採用で音質面でも優秀。ヘアライン加工の施されたマグネシウム合金ボディも高級感があり、多くのファンを魅了した。

掛け値なしにMDケースサイズの超小型ボディ。前面の突起部分(集中コントロールキー)で曲サーチから音量調整までさまざまな操作を行える。
  • この年の流行ソング♪
  • 亜麻色の髪の乙女(島谷ひとみ)
  • 桃色片想い(松浦亜弥)
  • 大きな古時計(平井堅)

2004年

WM-EX651

最後のカセットウォークマン®

語学学習などに便利なスピードコントロール機能を搭載。そして、これが最後のカセットテープ機となった(2011年まで販売)。


2006年

MZ-RH1

最後のMDウォークマン®

MDの最終規格となる「Hi-MD」までサポートしたMDウォークマン®の最終モデル。2011年に惜しまれつつも販売終了となった。

1999~2009

TRACK 5
逆襲のデジタルオーディオ(*)

あえて言おう。ウォークマン®にとって2000年代前半は苦難の時代であった、と。ソニーはデジタルオーディオ*市場がまだ未成熟だった段階から参戦し、1999年に『MSウォークマン NW-MS7』を発売したは良いものの、アーティストの権利を守るための著作権保護仕様が利便性を大きく損なうなど、その評価は芳しいものではなかった。そして、2001年にはアップルから『iPod』が登場し、音楽プレイヤーの勢力図は一気に、一瞬にして塗り替えられてしまうことになる。

しかし、ソニーは音楽を、ウォークマン®を諦めなかった。ノイズキャンセリング技術や各種高音質化技術などを武器に着実に失地を回復。多くの国内メーカーが音楽プレイヤー市場から撤退していく中、今でも音楽ファンのためにさまざまなスタイルのウォークマン®を提供し続けている。

(*)ここではHDDやフラッシュメモリーなどの汎用ストレージに記録したデジタル音楽データを再生可能な音楽プレイヤーの意。

 

1999年

NW-MS7

ウォークマン®の新挑戦!

ソニー初のデジタルオーディオプレイヤー*。記録メディアには著作権保護に対応したMagicGate対応メモリースティックを利用し(64MBメディアが付属)、データの圧縮方式も独自のATRAC3を採用した。本体側面にはジョグレバーが搭載されており、1号機ながらソニーらしさを発揮していた。


2000年

NW-E3

フラッシュメモリー型1号機

ライターサイズのフラッシュメモリー型プレイヤー(64MBメモリー内蔵)。液晶モニタは漢字表示にも対応している。


2001年

MZ-N1

MDも新境地へ

MDの拡張規格「NetMD」対応モデル。PCでCDからリッピングした楽曲をUSB経由で転送できるようにした。


2001年

NW-E8P

本体はどこへ?

デジタルオーディオの美点である形状の自由さを体現した製品。ヘッドホンに音楽再生機能を内蔵することに成功した。


2003年

NW-MS70D

小型チタンボディ

記録メディアに小型のメモリースティックDuoを採用。音質を保ちながらデータ量を小さくできるATRAC 3plusに対応していた。


2003年

D-NE10

MP3対応CDウォークマン®

低価格で大容量なCD-Rに書き込んだ音楽データの再生が可能なCDウォークマン®。ATRAC3に加え、MP3の再生も可能だった。


2004年

NW-HD1

大容量HDD搭載モデル

20GB HDDを搭載しながら、ライバル機と比べてコンパクトなボディを実現。マグネシウム合金を採用したボディも高級感があった。


2005年

MZ-DH10P

異色のカメラ付き

「Hi-MD」規格に対応。1枚のメディアに最大1GBのデータを書き込めた。本機はその上で内蔵カメラでの写真撮影も可能に。


2005年

NW-E507

香水瓶風デザインが話題に

これまでの製品からデザイントーンを一新し、香水瓶を思わせるデザインに生まれ変わったフラッシュメモリー型プレイヤー。中央に浮かび上がるように表示される有機ELディスプレイなど、そのデザイン性の高さが評価され、iPod全盛の中、多くの支持を集めた。


2005年

NW-A3000

まさかのアレと同日発表

型プレイヤー。音楽配信サービスやソフトも含めた、コネクト戦略の中心的存在と位置付けられた。アップルの新製品『iPod nano』と同日発表されたことでも話題に。

  • この年の流行ソング♪
  • さくら(ケツメイシ)
  • 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ(サンボマスター)
  • 青春アミーゴ(修二と彰)

2006年

NW-S706F

ノイズキャンセリング機能内蔵

『NW-E507』のデザインを発展させたスティック型モデル。付属ヘッドホンとの組みあわせで、ノイズキャンセリング機能を利用できた。


2006年

W42S

ウォークマン®ケータイ登場

専用PCアプリを経由して楽曲データを転送できるウォークマン®ケータイ1号機。下部のミュージックシャトルで快適な音楽操作が行える。


2007年

NW-A919

ワンセグ対応

カードサイズボディに1GBメモリーを内蔵したフラッグシップモデル。ワンセグ視聴・録画も可能だった。


2009年

NW-S738FK

スピーカードック付属

コンパクト&ベーシックなウォークマン®入門機。自宅でも音楽を楽しめるよう、スピーカードックが付属していた。


2009年

NW-X1060

初のAndroid搭載

OSにスマホでおなじみのAndroidを採用することで、音楽再生だけなく、動画・写真再生やゲームなど、さまざまな用途に活用できるようにしたマルチプレイヤー。新開発のデジタルアンプ「S-Master MX」、高音補完技術「DSEE」など、もちろん音質面にも妥協なし。

  • この年の流行ソング♪
  • 明日の記憶(嵐)
  • イチブトゼンブ(B’z)
  • 愛のままで…(秋元順子)

2009年

NWD-W202

耳かけフリースタイル

ヘッドホン一体型モデル。耳にかけるだけのフリースタイルが運動しながら音楽を聴きたい人にウケた。

2013~

TRACK 6
そしてハイレゾへ…

スマートフォンなど、手軽なポータブル音楽プレイヤーが普及しきっている現在(iPodすら、その地位を奪われてしまった)、ウォークマン®の“価値”はどこに見出されるべきだろうか?

その回答の1つとして、今、ウォークマン®が強力に推し進めているのがハイレゾ音源対応だ。数万円で購入できる高品質入門機から、30万円台の超高級モデルまで幅広くラインナップしており、特にフラッグシップモデルとなる『NW-WM1Z』は、数あるポータブル音楽プレイヤーの中でも最高レベルの選択肢の1つとしてコアな音楽ファンから愛好されている。

もちろん、非ハイレゾ機のラインナップも充実。スポーツ利用向けの防水・耳かけ型モデル『NW-WS623』など、パーソナルな音楽空間を好きな場所に持っていって自由に楽しめる、
“ウォークマン®らしさ”を体現した製品を多数用意している。

 

2013年

NW-F887

ハイレゾ対応はここから

ウォークマン®初のハイレゾ対応モデル(24bit/192kHzまで)。これに合わせ内蔵アンプも「S-Master HX」に。


2014年

NW-A17

microSDメモリーカード対応

2万円台半ばで販売されたハイレゾ入門機。記録メディアにシリーズ初のmicroSDを採用したことも話題に。


2015年

NW-ZX100

独自OS採用で高音質化

独自OSを採用し、純粋な音楽プレイヤーに回帰。小型ボディながら上位機に迫る高音質を実現していた。


2016年

NW-WM1Z

超高音質フラッグシップモデル

384kHz/32bit、DSD 11.2MHzまでのハイレゾ音源に対応する現行フラッグシップモデル。駆動力を高めた最新世代「S-Master HX」や、純度99.96%以上の無酸素銅を切削したボディなど、30万円台という高価格も納得のリッチ設計で豊かなサウンドを奏でてくれる。

本体天面には2つの出力端子を配置。初代ウォークマン®とは異なり、左側が5極φ4.4mmのバランス出力端子(JEITA規格)、右側がステレオミニ端子となる。
  • この年の流行ソング♪
  • サイレントマジョリティー(欅坂46)
  • 恋(星野源)
  • 前前前世 (movie ver.)(RADWIMPS)

2017年

NW-WS623

泳ぎながらもOK!

ヘッドホン一体型ウォークマン®。本格的な防水機能を備え得ており、プールや海など、水中でも使用できるようになった。


2017年

NW-S315

シンプルに楽しみたいならコレ

非ハイレゾウォークマン®の入門機。ノイズキャンセル機能など、基本機能に絞り込むことで小型化・低価格化を実現した。


2017年

NW-ZX300

フラッグシップに迫る高音質

フラッグシップ機「NW-WM1」シリーズの高性能を、より手頃な価格(実勢価格:6万6910円)、持ち歩きやすいボディサイズに凝縮した中核モデル。5極φ4.4mmのバランス出力端子も備えているなど、上級オーディオファンの期待に応える実力を備えている。


2018年

NW-A55

コンパクトハイレゾ入門機

バランス出力端子こそ備えていないものの、充分な実力を秘めたハイレゾ入門機の現行モデル(実勢価格:2万2630円)。従来音源をハイレゾ相当にまで高音質化する「DSEE HX」など、カジュアルユーザーでも気軽に高音質を楽しめるような機能も充実している。


2018年

DMP-Z1

実はここにも「ウォークマン」のDNAが?

約100万円という価格設定が話題となった超高音質音楽プレイヤー。ウォークマン®の名こそ名乗っていないが、UIなど多くの共通点を持つ。

  • text山下達也(ジアスワークス)
  • photo松浦文生