#こういうのでいいんだよな
スタンダードスマホ「Huawei P30 lite」

10万円を超えるスマートフォンが当たり前のようになってきた世の中ですが、いや待ってほしい。10万円ってそうとうな価格だよね。大型テレビも買えるし冷蔵庫や洗濯機もいいモンが買える。海外旅行先だって選び放題ですがな。いまどき、そんなハイプライスなスマートフォンじゃないと使い物にならないのか。そんなこたあありません。だって「Huawei P30 lite」のように、3万円で十分に使えるスマートフォンがあるんですから。

3Dゲームってそこまでプレイする?

手に収まる小さなボディに、ノートパソコンと戦えるほどの処理能力。ロック解除からアプリの起動に実行に切り替えに、何もかもがスピーディ。メモリだって多くて複数のアプリを起動しまくっても安定している。microSDカードが使えないモデルが多いのは泣いてしまいそうになるけど、今どきのハイエンドスマートフォンを構成するアーキテクチャを見るに、ビバ現代!と雄叫びを上げたくなっちゃう。パワーこそ、正 of the 義だ!

だがしかし。しかしです。

みんな、そこまでスマートフォンにパワー求めてる?

PUBGや荒野行動といった3DゲームのCGを最高品質にしてガッツガッツに戦ってキルレageageまくりたいというなら、パワーは大事。デレステが1フレームでも落ちたらイヤンという方も、パワーこそ命。4K動画編集、4000万画素以上のデジカメRAW画像現像、アプリを使ってのVtube配信なども、スペックが高ければ高いほど快適で全能感あって俺サイコーって気分になれます。こういった使い方をするのであれば、10万円なんて安いものといってもいい。

でも誰もがリコイルをパーペキにコントロールしてSRヘッショ決めまくって#荒野行動している人と繋がりたい のハッシュタグをつけてドン勝目指しているわけじゃないでしょ。他の人に見つからないようにスネークしながら仮想空間ツアーを楽しんでいる人もいるでしょ。いや、そもそもゲームやっていない人もいるでしょ。

ウェルバランスなスマホは3万円台前後のところにいる

LINEやったりYouTube見たりSpotifiで音楽きいたり写真を撮ったりSNSやったりして今日もいちにちごくろうさまというなら、5万円、いや3万円前後の価格帯のスマートフォンで十分なんですよね。それだって3年くらい前のハイエンドスマートフォンと同じくらいの処理能力を持っているのですから、超リッチなゲーム体験や、超リッチなコンテンツ制作にハマるのでなければ無問題。

具体例を上げましょうか。まずモトローラのMoto G7が3万3000円くらいでゲットできます。ミドルクラスのSoCですが、メモリが4GBと多めで使いやすい。タッチセンサーの質も高くてなめらかな操作感がありますよ。

シャープのAQUOS sense2 SH-M08はIPX5/IPX8の防水性能の高さが魅力。おサイフケータイ機能もついており、日常的に使えるベーシックモデルです。これが2万円台。安い!

Sony Xperia 10 Plusもいいよね。21:9の超ワイドなディスプレイは映画コンテンツの再生にぴったり。マルチウィンドウにもしやすく、お値段3万7000円くらいは映像好きならお買い得といえます。

最新ガジェット感があるのは3万3000円くらいのOPPO K3でしょうか。フロントカメラがポップアップ式でかっこいい! しかもメモリも多くてSoCもミドルハイクラス。3Dゲームだって快適です。

中古もターゲットにしたらiPhone 8も手に入るしな! 3万円台で!

広角カメラとしての価値もあるHuawei P30 lite

見る角度によって色が変わる、高級車のカスタムモデルのようなマジック感ある塗装もファーウェイらしいところ。

ほかにもいろいろ見ていくと、ディープなガジェット好きの間で人気となりつつあるUMIDIGI、耐衝撃性がMILスペックを満たしたUlefone Armorなど、見どころのあるスマートフォンが集まっている3万円前後クラスですが、現在のところのイチオシはファーウェイの「Huawei P30 lite」。ビックカメラでの売価はSIMフリー版が3万2800円でした。

バックドアの存在のありなしの他にも技術窃盗疑惑が指摘されるなど、トラブル続きのファーウェイ。アメリカ政府の規制により、次世代モデルはGoogle Play StoreやGoogle Maps、Gmail、YouTubeといったGoogle製アプリがプリインストールされない見通し。

しかしHuawei P30 liteなどの現行モデルなら(いまのところ)大丈夫です。純粋なAndroid端末として使えます。Googleもサポートすると表明していますし、もしサポートが休止となってもネタとして美味しいなと思って買ってみたのですが、あれ。これ。よくない?

処理速度はミドルクラス。それこそGoogle Maps、Gmail、YouTubeなどは快適です。PUBGも試してみましたが、高解像度な設定にしなければ十分に戦えます。

ディスプレイは約6.1インチと広めですが、ベゼルが細くて画面サイズほどの大きさではありません。メモリも4GB搭載。ストレージも128GBあり、多くのデータを保存しておけます。

ライカの銘はつかないが、実用性が高く使いやすいトリプルカメラ。

そしてカメラがすばらしい。自撮りカメラは2400万画素、メインカメラは広角2400万画素、超広角800万画素、200万画素のトリプルカメラで、そのうちの超広角カメラはフルサイズ換算17mmのレンズつきなんです。

広大な空間を1枚の写真に収めるのに欠かせない超広角レンズ。安価なスマホでここまでの撮影ができるって、いいよね!

画質はさすがに特筆すべきものではありませんが、従来よりも広い範囲が撮れるスマホカメラは使っていて楽しいですね。一眼カメラ用の超広角レンズより、GoProなどのハイエンドアクションカムより安く、他の用途でも活用できる3万円スマホにワイド追求型レンズが備わったというのはインパクト大です。

通常の広角レンズで撮った風景。高精細なセンサーによる描写は、隅々までシャープな景色を切り取る。
0.6倍の超広角レンズに切り換えると、撮影範囲が一気に広がる。後ろにスペースがない場所でも、ダイナミックな空間を印象をそのまま伝えられる。

被写体やシーンをAIが判定して、もっとも適した露出で撮影してくれるファーウェイならではの機能も採用。色味を引き出してくれるから、雲空の下でも鮮やかな写真が撮れるのが嬉しいですね。

防水性能はなし。おサイフケータイ機能もなしだから、日常的な使い方をするにはまだまだなところもあり。それでも写真撮影が好きな方なら、Huawei P30 liteは納得できるスマートフォンとなりますよ。

Huawei P30 lite