最新鋭マシンが土俵入り!新旧の跳ね馬が大集結したフェラーリ70周年記念イベント【写真20点レポート】

イタリアのフェラーリは2017年で創立70周年を迎える。それを記念した祝祭イベント「Driven by Emotion(情熱に突き動かされて)」が世界約60ヶ国で順次開催されており、日本でも2017年10月12日から14日にかけて行われた。

フェラーリレッドに染まった両国国技館。切符売場の門前には、誇らしげな跳ね馬のマークが。

その一環として両国国技館で行われた「フェラーリ・エキシビジョン」では、国内初お披露目となる限定オープントップ・ハイパーカー『LaFerrari Aperta』(ラ・フェラーリ アペルタ)をはじめ、限定生産マシンや歴史的名車といった、希少なフェラーリが集結!

実はこの「フェラーリ・エキシビジョン」、一般のファンも見学可能ではあったのだが、10月12日、13日のわずか2日間の展示期間(しかも平日!)だったことから、涙を飲んで見送った諸兄も多かったハズ。このフォト・レポートで展示会場の熱気を感じ取ってもらえたら嬉しい。

本邦初公開!『LaFerrari Aperta』が土俵入り

今イベントでの最重要ポイントのひとつが、一般向けとしては本邦初公開の最新フェラーリ『LaFerrari Aperta』の出現だ。

しかもお披露目されたのは、なんと国技館の土俵の上!

なにしろ現行フェラーリのフラッグシップとも言える『ラ フェラーリ』のスパイダー版で、その生産数は極わずかとされる超希少マシン。集まった報道陣の注目度もただならぬものだった。

ただ屋根を取り去ったのではなく、剛性確保のために車体各所に数々のモディファイが施されているという『LaFerrari Aperta』。

非常にマニアックなポイントながら、フルオープン時のドア角度がハードトップ仕様と微妙に異なっていたりもする。素人にはホントに判別が付かないのではないだろうか。

まずお目にかかれない限定ハイパーカーの数々

ぎょぎょっ! ところで国技館の外で見かけたコレって……世界にたった1台のワンオフ・フェラーリ『SP1』なのでは!?

そう。堂々の土俵入りを果たした『LaFerrari Aperta』の存在感もさることながら、会期中の国技館敷地内では、世界に数台しかないような超絶希少車が一堂に会する奇跡的なエキシビジョンが!

『SP1』と並んで展示されていたのは、これまた世界でたった6台というプレミアム・フェラーリ『Sergio』、そしてその奥に……。

これまた、この世に10台しか存在しないフェラーリ日本進出50周年記念モデル『J50』の姿も。ただでさえレアなフェラーリにおける希少価値モデルの価値観が揺らぐほどのトンデモない展示内容だ。

オールドファン涙。60年代からの名車がズラリ

1947年からの長い歴史のなかで老若男女幅広いファンを獲得してきたフェラーリ。それだけに、往年のスーパーカーブームを体験した世代やそれ以上の年代にもアピールする、歴史的名車たちも見逃せない。

ここからは両国国技館に結集した名車たちの一部をダイジェストで紹介していこう。

おそらく今回の展示車で最古参クラスの一台が、1959年から1962年にかけて160台ほどが生産された『フェラーリ・250GTベルリネッタSWB』。この個体は1961年生産のものだという。

そしてフェラーリ初のスポーツカーであり、ファンからの高い人気を誇る『ディーノ・206 GT』。一口にフェラーリレッドといっても微妙な色味の違いがあることに気付かされる一台だ。

いささか時代が進み、1980年代を代表するフェラーリのひとつ『テスタロッサ』が姿を現す。「赤い頭」というネーミングの由来となった、カムカバーを赤く塗装されたエンジン、チーズスライサーと呼ばれたスリット状のインテークなど、見どころの多い人気車種。

そして1980年代最速の市販車といえば、フェラーリ創業40周年を記念して作られた『F40』。漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」にも幾度となく登場し、バブル時代の象徴として記憶している人も多いかもしれない。

記念モデルといえば、創始者エンツォ・フェラーリの名を冠した55周年記念の『エンツォフェラーリ』も忘れてはならない。ちなみにこのデザインは、日本人デザイナー奥山清行によるものだ。

ここではあえて各車両のスペックやお値段には触れなかったけれど、いずれも目ん玉の飛び出る超級マシンであることはお察しの通り。お気に入りの一台は見つかっただろうか?

フェラーリ70周年の幟(のぼり)がはためいた、イベント当日の両国国技館。

関連サイト

フェラーリ 70周年アニバーサリー in Japan特設ページ