知識も腕も必要なし。自宅で豆を焙煎できる時代がやってきた!【COFFEE 1/365days】

【頑張らなくても楽しい。COFFEE 1/365days】

奥深きコーヒー道を歩み続けられるかは実は一歩目の“ハードルの低さ”にかかっている!
カジュアルな飲み物なのに嗜好性が高く、とても奥が深いコーヒー。苦い、でもなぜか美味しい。ワンモアコーヒーください!と世界の大人たちが今日もどこかでコーヒーを嗜んでいる。でもちょっと待って。「コーヒーってなんとなく美味しい」と、見た目や雰囲気で飲んでいませんか。その美味しいの秘密、少しでも解決できれば明日のコーヒーがもと美味しくなるはず。極めずに知るだけ試すだけ。頑張らずに通っぽいノウハウを手に入れよう。

自宅に焙煎士がいる感覚。労せずして匠の焙煎を得る

パナソニックが今年6月1日より開始した定期配送の自宅焙煎キット事業「The Roastサービス」。初回にこの家庭用焙煎機本体をスターターキットとして購入し(初回・生豆2パック付き)、翌月以降は生豆2種類コース(月額4104円)か、3種類コース(月額5940円)かを選ぶ※要12ヵ月契約。焙煎機本体だけの購入ができないのには理由がある。

このサービスの根幹をなすのが、焙煎機にマッチする生豆が届き、焙煎のプロが生豆と焙煎機に最適なプロファイル(設定)を配布する、ということ。ここまで徹底したサービスだからこそ、ユーザーは焙煎の知識を必要とせずに家庭でも完璧な焙煎が行える。焙煎士の“腕”が付いてくると考えて間違いはない。

使用には焙煎機本体とBluetooth接続するためのiOS端末が必要。専用アプリで生豆のパッケージにあるQRコードを読み込み、プロファイルをダウンロードする。そのままアプリ上で豆の種類と焙煎度を浅煎り・中煎り・深煎りから選択。生豆のセットや余熱、実際の焙煎まで手順こそあれど、基本的なことはすべて本体とスマホまかせでOKだ。


【定期配送の生豆とプロの設定で完全サポート】
本体の性能を知り尽くしたメーカーが、生豆から焙煎までをフルサポートしているので、焙煎機のポテンシャルが十二分に発揮できる。生豆が届いたらラベル右下部にあるQRコードをiPhone・iPadで読み込み、設定ファイルをダウンロード。Bluetooth接続された焙煎機本体と三位一体で焙煎が行える。

実際の出来栄えは推して知るべしプロの技。The Roast本体が市販の生豆をサポートしていないので、定期配送される生豆だけを使えば決して失敗することはない。決して修行して身につけるようなこだわりの焙煎を突き詰めるものではないが、いちコーヒーファンが、今できる最高の焙煎環境である。

パナソニック
The Roast
実勢価格:10万8000円
※生豆の定期別額購入プランあり

スマートフォン連動型焙煎機「The Roast」。ガス不要・電気での熱風焙煎を採用しており、1回の焙煎は余熱を含めて15分ほど。制御ボタンはひとつのみで、設定はすべてiOS専用アプリで行う。内部のサイクロン構造が熱ムラをなくし、生豆表面の皮(チャフ)を分離する。キッチンにおける小型ボディと洗練されたデザインもグッド。


ひとつの生豆に対して3種類の煎り方が選択できる。スッキリとした浅煎り、バランスが取れた中煎り、コクを感じる深煎りと、好みや飲むタイミングに合わせて変更してみよう。

 

『デジモノステーション』2017年11月号より抜粋。