石井和美の家電やりすぎ比較レビュー ドラム式洗濯乾燥機 4モデル 【No.4】シャープ/プラズマクラスター 洗濯乾燥機 ES-W112E

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ドラム式洗濯乾燥機 4モデル

洗いから乾燥まで全自動で対応し、家事の時短に役立つ「ドラム式洗濯乾燥機」。洗濯物を外に干す手間を省くことができるので、共働き世帯にも人気だ。少ない水でたたき洗いをするので、汚れ落ちがいまひとつといった声も数年前までは多かったが、最近最新モデルはそういった弱点を克服し、乾燥時間も大幅に短縮されている。そこで今回は各社の最新モデルをお借りし、実際に洗濯から乾燥まで行った。

こんな厳しいテストをしました!

POINT 1 汚れ落ち

  • 醤油、ソース、ケチャップ、焼肉のタレ、口紅、ボールペンで汚したTシャツを2日ほど天日干しを行い、乾いた状態で洗濯を行った。/li>

POINT 2 操作性

  • 操作部の使いやすさをチェック。最新モデルは多機能でコースも色々あり、操作で迷うこともある。わかりやすいかどうかをチェック。

POINT 3 乾燥状態

  • 新品のバスタオル2枚、子供の服、綿シャツなどを洗い、そのまま乾燥まで行った。おまかせコースで運転し、タオルの状態や衣服の乾き具合を確認。

POINT 4 乾燥後のシワ

  • 紳士用の長袖シャツのシワをチェックした。アイロンがけをしない状態でそのまま着られるのが理想だ。特にシワがよりやすい腕まわりがポイント。

POINT 5 設置性

  • ハイエンドのドラム式洗濯機は本体もかなり大きめ。縦型洗濯機と違い、扉も手前に開けるので、場所をとる。設置場所のスペースも含めて実際に確認した。

POINT 6 お手入れ

  • 毎回掃除しなければならない面倒な乾燥フィルターの掃除方法をチェック。最新モデルは簡単にお手入れができる。各社の違いを確認し、評価する。

MODEL 4
シャープ
プラズマクラスター
洗濯乾燥機
ES-W112

実勢価格:30万580円

超音波ウォッシャーが超便利

洗濯容量11kg、乾燥容量6kgの最上位機。マイクロ高圧洗浄で、衣類に優しい洗いとすすぎを実現。超音波ウォッシャーにより、部分汚れを素早くキレイにできる。プラズマクラスターで内部のカビ菌の繁殖を抑え、衣類の除菌や消臭も可能。スマートフォンとの連携機能や「乾燥フィルター自動お掃除機能」も搭載する。

SPEC

容量 洗濯・脱水11.0kg/乾燥6.0kg
総外形寸法 幅640㎜×奥行728㎜×高さ1104㎜
質量 約85kg
乾燥機能 ヒートポンプとサポートヒーターのハイブリッド乾燥
消費電力量 65Wh(洗濯)/600Wh(洗濯乾燥時)
液体洗剤・柔軟剤 自動投入 なし
IoT機能 あり

 

01 汚れ落ち

全体的にシミは薄くなっているが、ソースが濃い目に残っている。口紅や油性ボールペンは色がかなり薄くなっていた。

02 操作性

ボタンがずらりと並んでおり、迷いやすい。特にコースを変えたい場合、ボタンを何度も押さなければならず、赤い文字表示も見にくかった。

03 乾燥状態

湿っていた部分もほとんどなく、縮みもなく、よく乾燥している。ズボンゴムなどの分厚い部分も乾いていた。バスタオルもふんわり。

04 乾燥後のシワ

乾燥後のシワは少ない。袖まわりも縮むことがなく、このまま着られそう。アイロンがけするときも、シワが少ないので短時間で終わる。

05 設置性

他社と比較すると数ミリから数センチの差ではあるが、サイズは小さい。狭いサニタリールームの防水パンにもぴったり収まった。

06 お手入れ

本体の上部にある乾燥フィルターは、上に引いて取り出す。ケースを引くとホコリがポロッとはがれ落ちるので簡単だ。

Result

 

スタイリッシュなデザインが魅力
襟汚れがすぐ落ちる超音波ウォッシャーも便利

音が静かで振動もほとんどなく、夜間でも使える。操作もシンプルで、ガラストップの表示はとても見やすい。洗剤・柔軟剤自動投入は対応していないので、自分で計量しなければならない。最初に表示された時間よりもAIで判断して短くなることがある。ただ、乾燥後は子どものズボンのゴムはしめっており、全体的にシワが多い印象だ。付属しているペンタイプの超音波ウォッシャーは、毎秒3万8000回の超音波振動で、襟汚れなどを落とすことができる。常に充電されており、部分汚れをサッと落としてから洗濯できるのは便利だった。

profile:家電プロレビュアー 石井和美

守谷市にレビュー用の家「家電ラボ」をオープン。白物家電を日々レビューし、メディアやブログで公開している。家電blog管理人。