大戦中の燃料缶を再利用。デンマーク製の渋すぎるバー・キャビネット

1930年代に開発され、第二次世界大戦中のドイツ軍を中心に使われていた燃料容器、通称「ジェリカン」。それを再利用して見事な風合いのキャビネットとして復活させたのが、デンマークの「Danishfuel」だ。

765ドル(8万7000円ほど)の値札がつけられたバー・キャビネットに加え、ユニセックス仕様の化粧台も733ドル(8万3000円)で用意される。いずれも7色のカラーバリエーションがあり、当然ながら実際に使われていたジェリカンから作り上げられたものである。

戦うオトコたちに「燃料補給」?

バー・キャビネットタイプの『Danish Fuel Bar Cabinet』には、酒瓶やグラス、そしてメジャー・カップなどのバー・ツールを収納可能。製造から数十年が経過したジェリカンを、外装から内部まで綺麗にリメイクした上で出荷される。

内部には曲げ木の棚板が作りこまれ、ジェリカンのハードなイメージとは対照的なラグジュアリーささえも感じさせる仕上がり。

戦時下では軍用車に燃料補給していたであろうジェリカンが現代に再生され、戦うオトコたちへ燃料……ならぬ休息のための一杯を提供してくれるというのも、なかなか面白い趣向ではないだろうか。

ハードボイルドに身だしなみをキメたい人にも

一方の『Unisex Cabinet』は男女兼用の化粧台として使えるキャビネットだ。横開きに変更されたドアの裏には鏡があり、シンクの上に設置すれば、それだけでハードボイルドな洗面台ができあがる。

製品名にユニセックスとあるものの、ここはやはりこだわりのシェービンググッズを整然と並べて、毎朝の身だしなみに活用していきたい。

クラウドファンディングで早割購入を狙うのもアリ

キャビネットとしては小振りと言えるサイズ感ながら、販売価格が8万円台とやや高価な気もするDanishfuel製品。だが現在、クラウドファンディングサイトの「Kickstarter」にて数量限定の早割価格(アーリーバード)枠がいくつか募集されている。

大戦中にはドイツ軍以外でも多くのコピー品が出回っていたというジェリカン。そのバリエーションは1800種にもおよび、1944年のノルマンディ上陸作戦までには実に2100万個以上が欧州全土に広がっていたのだそう。

それらのうちのどれかをベースにリメイクされたこのキャビネットも、ひとつひとつが個性的な1点モノであるということだ。うーん、それってなんとも魅力的な話じゃないか!

関連サイト

Luxury Designs from World War II icons(Danishfuel.com)
DANISH FUEL BAR CABINET – A WORLD WAR II ICON by René Sundahl(Kickstarter)