半世紀以上前の古典SFロボ『ロビー・ザ・ロボット』がオークションに出品される

1956年にアメリカで製作されたSF映画「禁断の惑星」に登場するロボット『ロビー・ザ・ロボット(Robby the Robot)』の着ぐるみが、世界的オークション・ハウス「ボナムズ(Bonhams)」のWebサイトに掲載されている。

ロビーといえば、すでに半世紀以上の作品に登場するキャラクターではあるが、後の映像作品におけるロボット像に大きな影響を与えた象徴的なロボットのひとつ。この着ぐるみも、当然ながら歴史的に重要な意味を持つ遺物であると言うことができよう。

スーツは特徴的な頭部と上半身、下半身の3パーツから構成され、各部はプラスチック、金属、ゴム、木、アセテート、パースペックスなどから作られているのだそう。重量は約120ポンドということなので、だいたい55kg程度ということになる。

オークションページの説明によれば、スーツ内の足元に10.5Bサイズ(28.5cm)の黒い革製ローファー靴が入っているとのこと。こうした知られざるディテールが明らかになるのも実に面白い。ご覧の通り、印象的な鉤爪状のアームもちゃんと現存していたし、電飾やモーターを動作させる操作盤も付属するようだ。

オークションは2017年11月21日のスタートだが、現時点でもオークションページは読み物として十分に読み応えがある。英語サイトではあるものの、SF映画の黎明期にあった現場の空気感のようなものをひしひしと感じられる興味深い資料だ。特撮、SF好きなら一読しておいて損はないはず。

もちろん、どれだけの金額で落札されるのかも気になるのだけれど、貴重な文化的遺産として末長く保管されたらSFファンとして嬉しいところだ。

関連サイト

The iconic original Robby the Robot suit and Jeep from Forbidden Planet(Bonhams)