デジモノステーション 家電アワード2019 – 岩崎綾 SELECTION

  • ZOJIRUSHI
    STAN. CP-CA12

    象印マホービン/STAN. 電動ポットCP-CA12
    実勢価格:1万5360円
    メーカー公式ページ

    30代の共働き世帯に便利な機能とデザインにこだわる『STAN.』シリーズ。カップ2杯ぶんを約2分で沸かせるなど、電気ケトルのように気軽に使えるほか、少量ずつ注げる「ゆっくりカフェドリップ給湯」も備える。70℃・90℃保温機能は赤ちゃんのミルクづくりに便利だ。

時短もワクワクも!
日々の暮らしを彩る家電

2019年最も心を動かされたのは象印の電動ポットでした。今さら電動ポット……? と思われるかもしれないですが、ブラックを基調としたスタイリッシュなデザインに一目惚れ。もともと温かい飲み物を1年中飲んでいた人間なので電気ケトルを愛用していましたが、保温時間が短いことが不満でした。1杯のお茶やコーヒーを1時間掛けてゆっくり飲み、もう1杯、と思ったときにはすっかり冷えているなんてこともしばしば。毎回お湯を沸かす度にもったいないなぁと感じていたのですが、電気ポットは気にいるデザインのものがないという……。デザイン優先で電気ケトルを使っていたので、STAN.シリーズが発表されたときはすぐにコレだ!!! となったのです。保温温度は90℃/70℃の2段階で切り替えられ、私はいつも70℃に設定しています。70℃だとお茶も美味しく淹れられますし、何よりすぐに飲めるのがありがたい。それまで使っていた電気ケトルは温度設定ができなかったので、沸騰後10分は放置しないと熱くて飲めませんでした。70℃保温ではそんな手間もなく、いつでも飲みたいときに温かい飲み物が楽しめます。ハーブティーに煎茶、ほうじ茶、コーン茶と我が家には色んなお茶を揃えているのですが、その時の気分に合わせてすぐに好きなお茶が飲めるのは、QOLの向上にもつながっています。朝起き抜けに白湯を飲むときもワンプッシュするだけなので、忙しい朝もSTAN.のおかげで快適かつ心地よく過ごせるようになりました。少量ずつゆっくり注げる「ゆっくりカフェドリップ給湯」機能は、コーヒー抽出にオススメ。1杯ずつ個包装されたドリップバッグを使ったコーヒーを抽出する際に、ドバっとお湯が注がれることがないので便利です。ゆっくり抽出できるので、コーヒーのコクや味わいがしっかり感じられます。容量は1.2Lでたっぷりお湯を沸かせるので、来客時も問題ありません。万が一タンクに水がなくても、1,300Wのハイパワーで、コーヒーカップ2杯分(約120ml×2杯)なら約2分で沸騰します。満水時でも約6分なので、なにか他のことをしているうちにあっという間に沸いています。寒くなってきた今の時期、STAN.の使用頻度はさらに上がってきました。我が家で最も活躍している家電です。


  • Eufy by Anker
    RoboVac L70 Hybrid

    実勢価格:5万4800円

    吸引掃除と水拭きができる「Eufy RoboVac」シリーズの最上位モデル。部屋の地図をリアルタイムで作成して掃除経路を設計し、隅々まで効率よく掃除する。充電が少なくなると自動で充電ステーションに戻り、充電完了後に掃除を再開。フル充電で最大150分稼働する。

2位に挙げたAnkerグループ初のSLAM搭載ロボット掃除機を使って1番驚いたのは、リアルタイムマッピングです。掃除を開始すると、本体上部の銀色の円柱付け根からレーザーを照射して、自己位置や障害物を測定するのですが、スマホアプリを見ていると、清掃から1分以内には部屋の壁が大まかに描画され、2~3分で壁と家具が、かなり高精度に表示されるのです。ここまでのレベルでリアルタイムにマップ作成できるとは正直びっくりしました。掃除性能としては、家庭の一般的ホコリ、髪の毛などは十分清掃できるレベルですが、回転ブラシが植毛タイプなので、砂やそれより小さい微粒子は、あまり得意とは言えません。そんなときにありがたいのが拭き掃除機能。拭き掃除は、吸引清掃と同時でも単独でも行なえますが、通常から双方同時に使うようにすれば、微粒子系のゴミもさっぱりときれいになります。スマホアプリでマップを保存し、マップ上で囲った範囲は、進入や水拭きの禁止指定や、その範囲だけの清掃も可能です。5万円台の価格はお財布の紐が固いお母さんに、リアルタイムマッピング機能はギミック好きのお父さんに、特におすすめです。


  • テスコム
    低温コンベクションオーブン

    実勢価格:1万6280円

    オーブントースターに、低温で長時間じっくり加熱する「低温調理」機能をプラス。35℃~最高230℃で、最長12時間(低温モード時)のタイマー調理ができる。トースト、オーブン調理、低温調理、ノンフライ調理、発酵、乾燥の1台6役とマルチな調理モードを備える。

3位の『低温コンベクションオーブン』は、これまでの低温調理器、そしてオーブントースターのイメージを覆すものでした。最初に見たときは、これで低温調理!? オーブントースターにしか見えない……! と驚きの連続。この形でも35~230℃に設定できると聞き、サラダチキンもローストビーフも作れてしまう! とワクワクが止まりませんでした。ダイヤル式の操作もシンプルで、使い方をイチから覚える必要がないのも高ポイント。マンション住まいでキッチンスペースが限られていると、1台で何役も担ってくれるキッチン家電は本当にありがたいです。朝食のトーストからおやつのドライフルーツ、夕飯のお肉料理まで、1日を通して活躍してくれます。


  • Dyson
    Dyson V11 Fluffy+

    実勢価格:6万2000円

    ダイソンデジタルモーターV11を搭載し、従来のV10 より吸引力が25%アップしながら運転音は11%静音化。変わらない吸引力が最長60分間持続し、吸引モードや残り運転時間がLCD液晶パネルで確認できる。さらに本体を収納しながら充電できる専用ドックを初めて付属。

4位はダイソンのコードレス掃除機『V11』。不動の人気を誇りますが、『V11』はさらなる進化を遂げました。何より自立式の充電ドックが付属するようになったのが、遂に!!! と感動したポイントです。壁に穴を開けることなく収納&充電でき、見た目もスタイリッシュ。お墨付きの吸引力で、大小さまざまなゴミを吸い込んでくれます。強モードは吸引力がかなり強いので、普段の掃除は標準で十分。吸引モードの表示部がLCD液晶パネルになったのもかっこよく、近未来感が増したなぁと思いました。


  • パナソニック
    パーシャル搭載冷蔵庫
    NR-F605WPX

    実勢価格:34万2220円

    業務用レベルの急速冷凍を実現する「クーリングアシスト」機能を搭載。「はやうま冷凍」で冷凍した食品の解凍加熱後のおいしさを高めるほか、できたてのお弁当のあら熱も5分で取れる。-3℃の「微凍結パーシャル」室で肉や魚が約1週間長持ち。

5位に選んだパナソニックの冷蔵庫は、業務用レベルで素早く冷凍できる「クーリングアシストルーム」が、“時短調理”にも活躍してくれます。食品を素早く冷やすことで、肉や魚の下味つけや、煮物に味を染み込ませるといった下ごしらえが10~15分でできるようになります。夏に酢の物を冷たくするのも、サッとできるようになるのも嬉しいです。時短できるようになると、これまで忙しいを理由に作らなかったメニューも登場するようになって、おうちごはんがますます楽しみになりました。

 

  • 岩崎 綾
    家電Watch編集長

    日本で唯一の白物家電専門ニュースサイト「家電 Watch」編集長。祖父母がテーラーを営んでいたこともあり、7歳でミシンがけを始め、スーツも浴衣も作れる裁縫好き。高校生で初めて買った家電は「編み機」。個人的には「ズボラを冗長してくれる家電」と「たくさんの食材を一度に調理できる家電」が好み。