デジモノステーション 家電アワード2019 – コヤマタカヒロ SELECTION

  • Panasonic
    NP-TZ200

    パナソニック/食器洗い乾燥機 NP-TZ200
    実勢価格:9万9760円
    メーカー公式ページ

    食器点数40点と、4人家族1日分の食器をまとめて洗える食器洗い乾燥機。直径26㎝のフライパンやまな板を同時に洗えるほか、食器に応じて上カゴの使い方を3通りに変えられ、約34cmの長皿もセットできる。「ナノイー X」送風が庫内のニオイを抑制、除菌する。

私ごとですが今年、仕事のためのキッチンスペースを作りました。そこには日々オーブンレンジやトースター、ホットプレートなどの調理が届き、一日中、検証用の料理をすることもあります。すると溜まるのが大量の洗い物。撮影用に借りてあらためて惚れてしまったのがパナソニックの『NP-TZ200』です。汚れたお皿やフライパンなどをどんどんトレイに入れていくだけ。もちろん入れ方にちょっとしたコツはありますが、それを守れば見た目以上に多くの食器を一度に洗うことができます。家事を自動化するのって当然だと思っています。掃除も洗濯も自動。なら食器洗い乾燥も自動がベストです。トレイに食器を入れて、汚れに合わせて選択コースを選ぶだけ。あとは自動で洗ってくれます。汚れ落ちもしっかりしています。おかげで後片付けのストレスがありません。今年もたくさんの家電を試してきましたが、一番使っているのは『NP-TZ200』でした。


  • 三菱電機
    ブレッドオーブン

    実勢価格:3万3000円

    1枚焼きのトースター。上下フラットヒーターと密封断熱構造が熱を効率よく伝えつつ、食パン内の水分と香りを閉じ込め、焼き窯から取り出した焼きたて食パンのおいしさを再現する。トーストは耳まで柔らかく、フレンチトーストもふわふわの仕上がりに。

湯気と香りに包まれたトーストが絶品です

今年の家電製品は新しいものよりも、リニューアルが多かったように感じています。そんな中で、全く新しいアイデアを実現し、個人的に気に入ったのが三菱電機の『ブレッドオーブン』です。オーブントースターはここ数年レベルが飛躍的に向上し、パンが美味しく焼けるのは当然になりました。そんな中で炊飯器の技術を利用してパンを1枚ずつ、密封空間に閉じ込めてパン自体が持つ水分で蒸し焼きにする仕組みは非常に驚かされました。そしてそれは技術的な面白さだけでなく、本当にトーストが美味しいことにも注目。美味しく焼けたパンに慣れてしまい、口が肥えてしまった今でも、『ブレッドオーブン』で焼いたトーストは1ランク上の美味しさなんです。個人的に気に入ったのがフレンチトースト。スフレのように膨らみ、柔らかく焼き上げられます。うちの3姉妹も焼けるのをまだかまだかと待って、喜んで食べていました。1枚焼きで3万円を超える高級なトースターですが、その価値はあると体感しました。


  • アイリスオーヤマ
    電気圧力鍋

    実勢価格:2万380円

    材料を入れて火加減や圧力、時間をセットしたら、あとはお任せで料理が作れる圧力鍋。自動調理メニューをは、カレーやローストビーフなど65種類搭載し、一部メニューは予約が可能。電気グリル鍋として、卓上で鍋やチーズフォンデュなども楽しめる。満水容量は2.2L。

今年、多くのメーカーから登場して注目を集めた、2019年を代表する家電といえるのが「電気圧力鍋」です。電気鍋カテゴリーは個人的には以前より注目しており、数多くの商品を試してきましたが、今年面白いと思ったのがアイリスオーヤマの『電気圧力鍋 KPC-MA2』です。鍋の容量は2.2Lで電気圧力鍋の中では小さめのサイズ。少人数世帯向けになります。様々な電気圧力鍋があるなかでアイリスオーヤマを選んだ理由は構造です。『電気圧力鍋 KPC-MA2』の最大の魅力だと感じている部分が、高さ155mmしかないこと。このため、卓上において鍋としても利用できるのです。普段の料理では圧力鍋として、煮物やカレーなどを作り、家族が揃った週末などは卓上に置いて鍋としても使えます。これなら毎日のように様々な用途で使えます。最初は少量すぎるかなとも思いましたが、大家族でも副菜中心なら十分なサイズ。コンパクトな分、置き場所をあまり取らないのもポイントです。キッチンのレギュラー家電として活躍してくれそうです。


  • BRAUN
    マルチクイック 5ヴァリオフィット
    ハンドブレンダーMQ5064

    実勢価格:1万7060円

    野菜を麺状にカットしてつくる低糖質な“野菜(ベジ)ヌードル”が手軽に作れるアタッチメント「スパイラライザー」が付属。そのほかハンドブレンダーとして「つぶす」「混ぜる」「刻む」が簡単にでき、スピードコントロールは食材に合わせて21段階から選択できる。

健康やダイエットを考えたとき、炭水化物をどう控えながら食事を取るかは非常に重要です。その答えの1つとなる野菜(ベジ)ヌードルが楽しめるのが4位のブラウン『マルチクイック 5ヴァリオフィット ハンドブレンダーMQ5064』です。いわゆるハンドブレンダーですが、それに野菜(ベジ)ヌードル用のアタッチメントが付属。大根、にんじん、ズッキーニなどを麺状にカットできるのです。大根麺で作った坦々麺やズッキーニ麺の明太子パスタなどを試しましたが、これはこれで非常に美味しく、楽しめました。鍋の季節に野菜を麺としていれるという楽しみ方もできそうです。非常に可能性を感じました。


  • シャープ
    ウオーターオーブン
    ヘルシオ AX-XW600

    実勢価格:16万5910円

    過熱水蒸気で焼くことで、余分な脂や塩分を落としながら栄養素を守るウォーターオーブン。「まかせて調理」機能を使えば、食材の温度や量に関わらず美味しく焼き上げる。AIoTクラウドサービス「COCORO KITCHEN」が、食材と手段に応じたおすすめの調理方法をアドバイス。

そして5位にしたのがシャープ『ヘルシオ AXーXW600』です。シリーズとしてはすでに鉄板でもあり、これを入れるかどうかは少し悩みました。しかし、それでも入れたのは未来を感じたからです。「ヘルシオ」は元々、ヘルシー調理をコンセプトに開発されたウォーターオーブンです。しかし、最新モデルの『AX-XW600』ではヘルシーだけでなくしっかり美味しく、香ばしく焼け、さらにワンタッチのおまかせ調理も利用できるのです。時短調理も、ヘルシー調理も、そしておまかせ調理もこれ一台でできる。「ヘルシオ」って本当にすごくないですか。さらにクラウドとの連携機能も用意。まさに未来の調理家電だって思うんです。

 

  • コヤマタカヒロ
    デジタル&家電ライター

    白物家電を中心にPCやAV機器まで専門分野として執筆活動を展開するデジタル&家電ライター。AllAboutガイドも務める。米・食味鑑定士の資格を所有。調理家電のテストと撮影のための空間「コヤマキッチン」も用意。