「OK、Google」のアレとどう違う?『Amazon Echo』が日本でも購入可能に

アメリカ、イギリス、ドイツ、インドに続き、アマゾンのクラウドベース・音声サービス「Alexa」がいよいよ日本市場に上陸する。それと同時に、対応スマートスピーカーの「Amazon Echo」デバイス3種類が発売されることになった。2017年11月13日の週より出荷が開始される予定で、当初は招待制での販売とされている。

きめ細やかな日本語対応

日本語化にあたって細かな調整が行われたという「Alexa」は、日本特有の文化やスポーツにしっかり対応。たとえば日本のプロ野球であれば「日本シリーズの結果」、そして相撲の取り組みやJリーグの試合結果といった質問にも音声で答えてくれる。また「6畳って何平方メートル?」なんて日本特有の単位変換も可能だそう。

発表会場にて実施されたデモを見る限り、すでに発売されている他社のスマートスピーカー製品と比較しても、より自然な言い回しの日本語に反応してくれる印象だ。音声コマンドでタイマーのセットやNHKニュースのチェックができるのはもちろん、天気予報についても「今日雨降る?」「週末の新宿の天気はどう?」など、ざっくりとした質問から地名や日時を絡めた複雑な問いかけにまで適切な答えを返していた。

外部サービスと連携する「Alexa Skills」が便利

日産やサントリー、スシローなどが参入を表明している「Alexa Skills」(スキル)を利用すれば、様々な外部サービスを音声で利用できるようになる。「全国タクシー」を使ってタクシーを呼んだり、自宅でカラオケを楽しんだり、鉄道の運行状況を確認したりと、日本の環境に合わせたスキルが今後も提供されていくという。

大中小、3種類の「Amazon Echo」デバイスが発売へ

『Alexa』に対応したアマゾンのスマートスピーカー製品は3種類。いずれも6メートル離れた場所からでも音声を認識する7つのマイクを備え、騒々しい場所でもAlexaへの呼びかけ(ウェイクワード)を聞き逃さないビームフォーミングテクノロジー搭載という共通の特徴を持つが、それぞれの特徴をまとめると以下のようになる。

Amazon Echo(税込1万1980円)

標準モデル。部屋のインテリアに合わせてサンドストーン、ヘザーグレー、チャコールのカラバリを選択できる。

Amazon Echo Dot(税込5980円)

場所を取らない小型モデル。bluetoothや3.5mmステレオケーブルにより、普段使っている外部スピーカーに接続しての利用も可能だ。

Amazon Echo Plus(税込1万7980円)

スマートホームハブを内蔵し、スマート家電や照明のコントロールを音声で行うことができる。Philips Hueなどが対応する。

プライム会員向けの値引きキャンペーンあり

現時点ではAmazon.co.jpから招待を受け取った人のみが購入できるという状態となる点には注意したい。なお、プライム会員であれば2017年11月17日23:59までの購入で『Amazon Echo』が4000円引きの7980円、『Amazon Echo Dot』が2000円引きの3980円(ともに税込)になるキャンペーンが適用される。『Alexa』対応製品の上陸により、日本のスマートスピーカー市場はますます群雄割拠の様相を見せることだろう。さらに年末以降にはアップルの『Home Pod』登場も控えているし、今後もスマートスピーカーから目が離せない。