テレビを見ながらスマホで参加!「LIVEPARK」アプリを使う楽しさは「熱狂」にアリ

最近の歌番組を観ていると、スマホアプリを使った連動企画が随分と増えています。数あるアプリのなかでも、2019年8月に登場した「LIVEPARK」は、より視聴者参加を意識しているのだとか。今回はLivePark代表取締役社長の安藤聖泰さんにお話を伺い、11月27日に日本テレビで放送された「ベストアーティスト2019」内で実際にLIVEPARKを使って、テレビを見ながらスマホで裏配信を楽しんでみました!

裏配信をアプリ内で視聴可能

ベストアーティスト2019では、地上波の放送とは別のスタジオで、古坂大魔王さんと日テレの青木源太アナウンサー、佐藤梨那アナウンサーが出演直後のアーティスト達とトークをする番組「裏配信★大魔王の部屋」を配信しています。筆者は何を隠そう、中学生の頃からジャニーズが大好きなのでベストアーティストは毎年観ているのですが、そういえば裏配信は観たことがありませんでした。

実際に観てみると、古坂大魔王さんとアナウンサー陣のトークの掛け合いが楽しく、気楽に観られるいい番組配信。「テレビを見ながら裏配信も観るって大変なのでは?」と思っていたのですが、これが意外にも簡単。たしかにずっと集中してテレビは観ないですし、こういう楽しみ方もアリだなという印象です。

収録前のスタジオ内の様子。本番中はゲストが入れ代わり立ち代わりやってくるので、自分が好きなアーティストが出るなら観る価値は高い。

今年は番組公式のTwitterアカウント、ニコニコ生放送、YouTubeの日テレ公式チャンネル、Facebook、そしてLIVEPARKで同時生配信していました。残念ながら今回のLIVEPARKの配信ではチャット機能が使えなかったのですが、動画自体は遅延もほぼなく、かなり安定して視聴できていました。

アプリを起動してトップページを表示すると、直近のイベントが表示される。

テレビを見ながらスマホでメンバーとハイタッチ

今回のベストアーティスト2019とLIVEPARKの連動企画は、ジャニーズWESTの「ライブ中にハイタッチ!?」と乃木坂48の「スマホでブンブン応援しよう!」。私はジャニーズWESTの企画に参加してみたのですが、これが思った以上に楽しく、ライブの演出などでもやってほしいと思ったほど。

ジャニーズWESTの出番前に、スマホに「ハイタッチしよう!」というボタンが表示された(写真=左)。メンバーとハイタッチのタイミングが合うとスマホがブルッと震える(写真=右)。

この日の放送では1億回以上のハイタッチが集まり、途中でカウンターがリセットされるほどの大盛況ぶり! ハイタッチのタイミングが合うとスマホが振動するので、画面の向こうにいるジャニーズWESTとつながっている感じがするのは面白い経験でした。

最近は「ペンライトの光が自動制御されてさまざまな色に光る」というコンサート演出があるのですが、やはりそのペンライト制御も「自分が演出に参加している」感じがうれしくなるんです。今回のハイタッチに参加したことで、「参加型コンテンツ」が今後のエンタメにおいて、かなり重要な立ち位置を占めることを身を以て実感しました。

スマホ時代に求められるのは「一体感」

LIVEPARKアプリを運営するLiveParkは、2015年に立ち上げられたハロイドという企業から新たにできた会社です。そもそもハロイドは、「テレビがSNSと出会うようになって、テレビのネタがTwitterにつぶやかれるようになり、一方通行で情報を発信するだけでなく、視聴者と繋がれるような形にならないとテレビはいまの形から抜け出せない」(安藤さん)という想いから、テレビのリモコンやスマホを使って視聴者とつながるプラットフォームを提供してきました。

なかでも、映画は一方通行の極みとなるコンテンツ。そんな映画もテレビで放送されるときには、「日本中の人が同じ作品を同時に楽しむ」という現象が起こります。かつて、Twitterのサーバーをダウンさせた「風の谷のナウシカ」放送時の「バルス現象(映画のシーンに合わせてバルスとつぶやく)」が、まさにみんなが同じ瞬間を共有していることの一例でしょう。「スマホを誰もが持つ時代だからこそ、一体感のあるメディアが作りたい」という考えから、LIVEPARKアプリが誕生したそうです。

現在、LIVEPARKでは金曜ロードショーの放送時に「金ローただいま実況中」というコンテンツを公式裏配信しており、映画コメンテーターの赤ペン瀧川さんがオンエアを見ながら作品の裏話や視聴者アンケートを取ってトークをしています。

裏番組の配信中は、チャットをしながら視聴できる。コメントが配信内で取り上げられるのはラジオ番組に近いものがある。

最近は誰でもライブ配信できるサービスが乱立していますが、LIVEPARKでは「遅延が少ない」ことと「さまざまなジャンルのプロが番組を配信している」ことがほかのサービスとの大きな違いです。

「現状では素人の生配信はやらないつもりです。LIVEPARKは”イベント体験型アプリ”と名乗っており、さまざまなイベントを作ろうと思っています。イベントにはある程度のシナリオが決められており、一定のクオリティを保つためにはそういった作り方が必要。テレビほどのクオリティではなく、インターネットならではのカジュアルさも感じられるコンテンツが理想です」(安藤さん)

LIVEPARKでは、映画の裏配信だけでなく、コスプレイヤー、アイドルなどが定期的に番組を配信しており、今後はスポーツ中継の裏配信なども検討しているのだとか。直近で1月10日(金)、17日(金)、24日(金)に「金ローただいま実況中」、16日(木)に「メディア&コンテンツ業界のための【5G準備委員会】〜クロサカタツヤ氏と考える〜」などを配信予定。「スマホだけ」「テレビだけ」ではなく、「スマホとテレビ」が揃ったいまならではのエンタメの楽しみ方を「LIVEPARK」で、居ながらにしてのみんなとの一体感を体験してみましょう!

LIVEPARK
https://livepark.jp

  • Text 今西絢美