単車好きも納得。カートリッジ式バッテリーの電動バイク「Super SOCO」が気になる

近年ではエコ意識の高まりもあってか、電気自動車や電動バイクの新製品が次々と発表され、市場に投入されている。そんななかでも台湾で誕生し、日本でのシェアリングサービスの開始も発表されている電動スクーター『Gogoro』のカートリッジ式バッテリーのアイディアが注目を集めたのは記憶に新しい。

これは街中にバッテリーの交換拠点を設置することで、バッテリーレベルが低下しても素早く入れ替えてまた走り出せる新発想の電動モビリティだ。

一方、電動モビリティ製品を開発する「heinzl」グループに属するオーストリアの電動バイクブランド「Super SOCO」も、同じようなカートリッジ式バッテリーを採用した電動バイクを販売している。バッテリー交換インフラなどの面ではまだGogoroに及ばないが、よりスポーツバイク寄りのスタイルを持ったマシンでバイク好きに強くアピールする。

Super SOCOの車両にはバッテリーが2本搭載可能で、航続距離は半分になるものの1本だけのバッテリーを搭載して走行することもできる。充電の際には車両を直接コンセントに接続してもいいし、バッテリーだけを屋内に持ち込んでもいい。バイクそのものを屋内に持ち込むのはなかなか難しいので、気軽に持ち運べるカートリッジ式を採用したメリットは大きいはずだ。

そんなSuper SOCOが販売しているマシンが、電動バイクの『TS1200R』だ。このスタイリングにして最高速度が時速45kmというのは若干物足りなさを感じるけれど、2本のバッテリーを積載しての満充電状態なら160kmの長距離走行が可能。パワーの低さと引き換えにしたのか、車重は78kgとかなり軽量だ。バッテリーはおよそ5時間で充電完了し、20分以内のちょっとした充電でも20〜30kmは走行できるという。

前後には大型のLEDライトを装備。夜道を明るく照らして周囲のドライバーの注意を喚起しつつ、安全を確保してくれる。

車体上部には収納スペースが。見た目はスポーツタイプの電動バイクであるにも関わらず、ある程度は荷物を搭載することが可能だ。

『TS1200R』の本体カラーはディープ・ブラック、フロステッド・シルバー、スノー・ホワイト、レース・レッド、アドレナリン・オレンジの5色から選択でき、車両価格は2990ユーロ(約40万円)。なかなかリーズナブルな価格設定ではないだろうか。

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TS1200R(Super SOCO)