ゾンビウイルスに対してマスクで予防になりますか? 新型コロナウイルス対策にマスクって同じくらい無意味です

編集長の滝田勝紀です。マスクの売り切れを煽る朝のワイドショーなどを見ながら、なんとなく思ったことを書かせていただきます。ウイルスは目に見えないから恐怖を感じますが、実は知れば見えてきます。

以下、厚生労働省の新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)というサイトも合わせてご覧ください。

新型コロナウイルス感染症の感染経路は、2月8日現在、飛沫感染および接触感染と言われています。空気感染は認められていません。対策として最も重要なことは、咳エチケットと手洗いやアルコールなど、手や指をしっかりと衛生的に保ち続けることです。


つまり、空気中に漂っていない新型コロナウイルスに対して、マスクが有効な対策になるというのは、単なる誤解や思い込みです。

大事なことなのでもう一度言います。新型コロナウイルス感染症の感染経路は、「飛沫感染」と「接触感染」です。もちろん空気清浄機なども有効な対策ツールではありません。空気中には基本的に新型コロナウイルスは漂っていませんので。

では、マスクが有効な対策になる人はどういう人か? それは実際に感染してしまった罹患者に対して、治療行為を行う医療従事者の方々です。

いわゆる罹患者と濃厚な接触をせざるを得ない人たちは、感染した人からの咳やくしゃみ、会話などで、病原微生物を含んだ飛沫が飛び散って、それを口や鼻から吸い込むことによって、体内に病原微生物が入り込む飛沫感染をする可能性があるからです。

また、皮膚や粘膜の直接的な接触によって感染することで、感染した人に直接触れる以外にも、医療従事者は感染した人の咳やくしゃみ、鼻水などが付着した手で、ドアノブやスイッチ、手すりなどに触れ、その後、同じ場所に触れてしまう可能性も高く、万が一、その手で口や鼻などを不注意により触れてしまうこともあるからです。

ちなみにゲームが好きな方にはお馴染みのバイオハザードシリーズ。さらに映画やドラマが好きな方にはお馴染みのウォーキングデッドシリーズ。ゾンビは噛まれたりすると、その人はゾンビになるわけで、ゾンビに感染する菌は空気中に漂ってませんから、マスクはゾンビに対して有効な対策ツールにはなりませんよね?

新型コロナウイルスの予防対策として、一般の人が慌ててマスクをするというのは、同じくらい意味がない行為かと思います。たまたま乗った満員電車内のほとんど人が、万が一全員新型コロナウイルスの罹患者だとしたら話は別ですが、現状そんなことは考えられません。だから、マスクを買い占めることはもちろん、価格を吊り上げて転売されているマスクを、慌てて買う必要は絶対ありませんよ。