家電コーディネイター 戸井田園子と編集長 滝田勝紀のリアル体験談 新生活はオール電化にする? それとも電気とガスをまとめちゃう?

昨年末に引っ越しが完了し、新しい家はオール電化にしたという家電コーディネーターの戸井田園子さん。昨年夏に光熱費を見直し、電気代とガス代を東京電力にまとめたという本誌編集長の滝田勝紀。結果、暮らしはどのように変わったのか、東京電力エナジーパートナー社員で暮らしに役立つ動画マガジン「くらしのラボ」を運営する家電王こと中村剛さんを交え、リアルな体験談を本音で語ってもらった。

戸井田園子さんの新居にて。(左から)本誌編集長・滝田勝紀、家電コーディネーター・戸井田園子さんが、それぞれ電気とガスのまとめ&オール電化のメリットについて語り、東京電力エナジーパートナー社員の家電王こと中村剛さんがアドバイスする。

オール電化にした戸井田園子さんの場合

 

快適さはアップしたのに光熱費はほぼ変わらず
より快適に家電が使えるようになりました

3階建ての広い自宅には、調理家電をはじめ、空調家電、掃除家電……とあらゆる家電が置かれており、出番を待っていた。
  • 当初は完全オール電化に迷いがあったという戸井田さん。実際に暮らし始めて「ストレスなく家電が使え、むしろ快適。結論としては大正解でした」。

戸井田以前は電気とガス併用のマンションに住んでいましたが、昨年戸建てを購入し、リノベーションしたのを機にオール電化にしました。仕事柄、家電をたくさん使いますし、IHクッキングヒーターを導入したいと思っていたんです。ただ料理好きの息子は「ガス火を使いたい」というし、私も「念のためガスも使えるようにしておいたほうがいいのかな」という迷いがありましたが、以前から知り合いでもある家電王・中村剛さんに相談した結果、オール電化に踏み切りました。

中村一般的な家庭のアンペア容量は30~60Aが多いですが、戸井田さん宅はオール電化で家電も多いので、60Aの2倍の12kVAでしたね。

戸井田エアコンを8台つけましたし、IHクッキングヒーター、エコキュート(電気給湯器)、冬は床暖房も稼働しますからね。前の家ではしょっちゅうブレーカーが落ちていたので、冷や冷やしながら使っていましたが、今はオーブンレンジ、炊飯器、電気圧力鍋を同時に使っても、全然落ちない!ストレスなく使える快適さを実感しています。

中村戸井田さん宅は高気密高断熱住宅なので、より家電が効率的に使える環境なんです。火を使わないことで燃焼による空気の汚れを心配しなくていいし、24時間換気の設備もついている。閉めっぱなしにできるから、冷暖房効率がすごくいいでしょう。

リビング・ダイニングに設置されたエアコン。センサーが人の動きや体感温度を検知し、リモコン操作なしでも常に快適な温度を保ってくれる。

 

戸井田そうなんですよ。ほとんどのエアコンはセンサー機能付きなので24時間つけっぱなし。人がいないと判断したらアイドリング運転に切り替え、気配を感じたら運転を再開してくれるので、家に帰った時点で、すぐ快適です。実は一度、電気代がもったいないと思って切ったことがあるんですが、建物の躯体が冷えてしまい、翌日暖房入れてもなかなか暖かくならなくて。わが家の場合は、つけっぱなしのほうが温度が安定して、エアコンの負荷も少ない、という結論に達しました。

中村つけっぱなしがいいかどうかは、住宅性能によって変わってくるため一概には言えませんが、電気代と快適性のバランスが大切ですよね。冬の寒さを我慢してヒートショックを起こしたり、夏の暑さで寝不足になったりしては、快適な暮らしとはいえませんから。自分の家には、どのような使い方が適しているのか、いろいろ試してみるのもいいと思います。ちなみに、パナソニックの最新エアコンには「つけっぱなし判定」機能が搭載されていて、「運転したまま」にしたときと、停止して「帰宅後に運転再開」したときの「電気代」と「帰宅時の室温」を予測してくれます。

犬を飼っている戸井田さん宅では、ドアを開けっぱなしにすることも多いそう。「LDKも一体化する間取りが多くなった近年では、全館冷暖房という考え方もありなんです」と中村さん。

 

戸井田ちなみにわが家の場合、以前より家電を多く使っているにも拘わらず、熱源を電気に一本化したこともあってか光熱費自体はほとんど変わりませんでした。しかもHEMSを使って光熱費が一括管理できるようになり、電気の使用状況が一目でチェックできるようになったのは大きなメリットです。

中村家庭におけるエネルギーの比率で見ると、給湯と暖房が半分以上を占めています。省エネという観点でいえば、ここをどれだけ抑えられるかが暮らしや機器を見直すポイントになるんですよ。

戸井田あとIHクッキングヒーターが本当によかったですね。火力が強いので、ガス火で中華鍋を振るいたがっていた息子も、今はIHで十分だと満足しています。なにより夏にキッチンが暑くならないのがいい。

料理が得意で、家族の食事作りを担当することも多い戸井田さんの息子、満樹さんも、IHクッキングヒーターの火力には大満足。

 

中村IHは上昇気流が少ないので油煙を引っ張りあげず、換気扇や周りの壁が汚れにくいというメリットもありますしね。

戸井田そうなんです。天ぷらを揚げても壁が全然汚れないので、お手入れが劇的にラクになりました。換気扇のフィルターは月に1度、お手入れ時期にお知らせランプがつくので食器洗い乾燥機で洗っていますが、正直そんなに汚れていないと思う(笑)。

唯一、オール電化にするのに迷ったのは、初期投資がかかることですね。何しろエコキュートの値段が……(笑)。でも昨年秋に台風で断水になるかもしれない、となったとき、エコキュートのタンクに貯まっている370Lの水が生活用水として使えることが分かり、改めてオール電化にしてよかったと実感しました。

戸井田断言!

オール電化にしてここが良かった!3ポイント

省エネ家電との併用で365日暮らしが快適!
IHクッキングヒーターの火力が強くお手入れもラク!
家電を存分に使っても光熱費が変わらない!


電気代とガス代をまとめた滝田勝紀編集長の場合

 

光熱費は1本化で管理しやすく!
修理無料サービスも暮らしの質を上げてくれます

  • 戸建てを購入して10年以上が経過したものの、電気プランの見直しや、電気とガスの一本化は手付かずだったという滝田編集長。私生活はかなりズボラ。

滝田わが家が電気とガスを東京電力エナジーパートナーにまとめたのは昨年の夏。きっかけは、営業の方の訪問です(笑)。ふだんだったら、忙しいのであまり話を聞かないのですが、この日はたまたま聞いたところ、「どうやら、まとめたらお得になりそうだ」というのが分かって。しかもうちの場合、契約プランを変えたら電気代がさらに安くなるというんです。

中村滝田さんは、マイホーム購入時に電気の契約をして以来、一度もプランの見直しをしていなかったようですが、ライフステージが変わるタイミングで見直すといいんですよ。

滝田確かにその間に子供が生まれ、暮らしにもいろいろな変化がありましたが、電気契約の見直しなんて考えたこともありませんでした。実は電気とガス合わせて4~5万円になることもあったんです。

電気とガスをまとめることについても、2~3年前の電力自由化が騒がれた際に僕自身もいろいろ取材しましたが、結局どこがいいのか明確な答えが出せずじまいで、機会を逃してしまっていた。なので、この訪問がいいきっかけになりました。

契約した後日、さっそくブレーカーの点検をしてもらい、「安心感を感じた」という滝田編集長。

 

滝田電気とガスをまとめてみて、一番感じたメリットが、「やり取りが一箇所で済むのは分かりやすい」ということ。今まであまりに無頓着で、紙の検針票や請求書をほとんど見ることがなかったのですが、電気とガスの合算金額がLINEでチェックできるようになり、ようやくわが家は光熱費がいくらかかっているのか、把握できるようになったんです。そうなると「今月は高いな。少し気をつけよう」と意識も高くなってきました。

電気代(左)、ガス代(中央)それぞれの料金と、合算(右)が確認できる。

 

あと、すごくありがたいと思ったのが「ガス機器修理サービス」が無料でついてくることですね。ガス機器が壊れたら、24時間365日修理を受け付けてくれて、50万円まで修理費の自己負担なし(対象機器は設置・購入から10年以内)!こんなサービスがあるなんて、すごいお得じゃないか、と。

詳しくはこちらから ガス機器修理サービス

 

中村月々250円で、住宅設備機器や家電製品の無料の修理が受けられる「住宅設備・家電修理サービス」(対象機器は設置・購入から10年以内)というのもありますよ。

滝田もちろん、それも入りました。家電やガス機器は突然壊れることが多いので、万一の場合も慌てないで済むし、どれが壊れても、とりあえず窓口は1つというのも便利。こうした安心感も暮らしの質を上げてくれるものなんだと実感しましたね。

詳しくはこちらから 住宅設備・家電修理サービス

「目に見えてすごく安くなるわけではないけれど、まとめることで得られるメリットや安心感は大きい」と話す滝田編集長。

 

編集長断言!

電気とガスをまとめてここが良かった!3ポイント

一本化することで光熱費が把握できるようになった!
ガス機器故障時も無償修理の安心!
光熱費をアプリでチェックし、省エネ意識がアップ!

 

以上、オール電化にした戸井田さんと、電気とガスを東京電力にまとめた滝田編集長から、それぞれのメリットを聞いてきた。どちらも光熱費が1本化されて管理しやすいだけでなく、暮らしに快適と安心をもたらし、QOLの向上も実感しているようだ。

電気とガスをまとめる際にはこちらをチェック! お得な情報もあります。

家電との上手な暮らし方や暮らしに役立つ情報をもっと知りたい方は、くらしのラボをチェック!

  • Text田中真紀子
  • Photo石井寛子