音楽と長く付き合うなら。ヘッドホンは10万円超えをチョイスすべき!【冬のスゴモノ50】

【各ジャンルのプロたちが語る冬のスゴモノ50】

デジモノステーション執筆陣が、それぞれのおすすめするアイテムを紹介する本特集。今回のテーマは「冬のスゴモノ」。この冬投入されたばかりの注目新商品から、寒い季節に役立つ便利アイテムまでをホットに紹介する!!

音楽と長く付き合うためのハイパフォーマンスモデル

「秋の夜長」は過ぎましたが、寒いがためにインドアな時間が増える冬も、長い夜といかに豊かに向き合うかを問われる季節です。そこで今回は音楽と濃く向き合うための方法論をご紹介しましょう。

まず準備すべきはヘッドホン! 勇気を振り絞って10万円超えのアイテムを選びましょう。特に最新のハイエンド開放型は(ヘッドホンにしては)広大な音場を描くのが得意で、音の世界に深くハマれます。そういえば今年は、スピーカーの音場をリアルに再現するシステムも登場しました。実際に聴いてきましたが、この音空間をリアルに再現するとしたら何百万かかることやら……。そしてターンテーブルも、音楽と長く付き合うのにピッタリのアイテムですよ。

 

BEST 1
他にはないグラデーション豊かな音場

オーディオテクニカ
ATH-ADX5000
実勢価格:25万7040円

長らくヘッドホンを作り続けてきたオーディオテクニカの、技術の粋を集めた開放型の傑作。低域の表現力に長けており、密閉型のような質量を感じさせる音がハイスピードで繰り出される。天井も壁も感じさせない音場の広さもあり、ほかの開放型モデルではない独自のサウンドを作りあげている。軽量かつヘッドバンドの作りも良く、長時間のリスニングも楽。

付属する着脱可能なアンバランスケーブルと、剛性の高いハードケース。用いているのはオーディオテクニカ独自仕様のA2DCだ。別売のバランス接続用ケーブルも使える。

BEST 2
音が前から来るスピーカーサウンド

JVC
WiZMUSIC30
実勢価格:30万0000円

音がオーナーの耳にどう届いているのかを計測。プロファイルをオーダーメイドしてDSP処理することで、ヘッドホンを使いながらスピーカーの音場を再現するシステムのベーシックモデル。ヘッドホンの存在が消えるという驚きを体感すべし。付属ヘッドホン『HA-WM90』はアコースティックな響きが豊かで、単体の音も素晴らしい。

『WiZMUSIC30』はJVCマスタリングセンター赤坂スタジオの音場を再現。自宅とは根本的にレベルが違う。

 

BEST 3
ヘッドホン&スピーカー両方の音を

ローランド
REMIX
実勢価格:3万4020円

Bluetoothワイヤレススピーカーに、83mW×2のヘッドホンアンプを組み込んだハイブリッドモデル。音を部屋に満たすことも、ヘッドホンを用いて1人で受け止めることも可能。駆動力が高く、音の機微もあらわになってくる。スマホでは到達できなかったサウンドを耳にしよう。弱点は対応コーデックがSBCのみという点。音楽リスニングには問題ないが。

 

BEST 4

ティアック
TN-400BT
実勢価格:5万6160円

ビンテージターンテーブルに見えるが実は最新型。ワイヤレス技術によって、レコード再生がカジュアルに。Bluetoothヘッドホン・スピーカーと組み合わせるだけでシステムが完成。フォノイコライザー・USBも装備しており、フルサイズコンポやPCとの接続もかんたんだ。

 

BEST 5

ソニー
SRS-XB60
実勢価格:4万3070円

ド級の低音再生が可能なユニットと、AAC・LDAC対応の高音質BluetoothをタフなPA機的ハウジングに組み込んだ。最大10台までのXBシリーズスピーカーを連動する、ワイヤレスパーティーチェーン機能も搭載。パーティな雰囲気を盛り上げるカラフルなライトも内蔵。

『デジモノステーション』2018年1月号より抜粋。