どう見てもあの大統領。温暖化対策啓蒙ビール『Make Earth Great Again』に注目

スコットランドの新進クラフトビール・ブリュワリー「ブリュードッグ(BrewDog)」は、地球温暖化への人々の意識を高めるために生み出したというビール『Make Earth Great Again』を販売している。それにしてもどこかで聞いたような言い回しのネーミング、そしてどこかで見たようなキャラクターが描かれた、風刺的なラベルのセンスがたまらない。

お察しの通り、これは地球温暖化対策の枠組みである「パリ協定」からの離脱を宣言した、トランプ政権への皮肉が込められたもの。しかもただのラベル変更ではなく、地球温暖化のメタファーとして、あえて通常のビールよりも高い温度で発酵を行っているのだという。このあたりも独創的で多彩なビールを作り続けているブリュードッグらしくて面白いところだ。

『Make Earth Great Again』から得られた収益は、気候変動に取り組む慈善団体「10:10」へと寄付されるという。日本国内でこのビールとご対面する機会はあまりないかもしれないが、英国のブリュードッグ・バーならびにオンラインショップで購入することができる。

仮に今後も地球温暖化をはじめとする気候変動がさらに進めば、原料の収穫から醸造にいたるまで、ビールのみならず多くの飲食物が影響を受けることになるだろう。ビールそのものを通じて問題提起をするブリュードッグの試みは、これからの環境問題を考える上で大きな意味を持つに違いない。消費者である我々も、飲みすぎてつい問題意識を忘れてしまわないように気をつけたい。

関連サイト

Make Earth Great Again(BrewDog)
BrewDog Blog