イヤホンからドローンまで。コンパクトで良質なプロダクト【自慢の家電ランキング】

【自慢の家電ランキング】

近年、魅力的な家電が続々と登場している。それらに最も詳しいのが、日々家電製品の取材を行い、検証している、こちらの16人の家電の賢者たちだ。今回は彼らが実生活で使い続けている『自慢の家電』をランキング形式で掲載。これぞ、どこよりも正直な“真に買って間違いない家電”カタログなのだ!

ハイレベルなのに日常使いができるガジェットに惹かれます

ガジェットライター/武者良太さん
1971年生まれ。1989年よりパソコン・ゲーム雑誌で執筆活動を開始。1994年、出版社に入社。編集業務に携わる。独立後はフリーライター/エディター/カメラマンとして活動。2004年からWEBコンテンツの制作を手がけ、現在はWEBメディアを中心にガジェット/ITビジネス/AIなどの記事を担当している。元Kotaku Japan編集長。

1位
ワイヤレス視聴時代の必需品です!

好みのヘッドホンをワイヤレスで使えるようになるBluetooth対応ヘッドホンアンプ。高音質のオーディオコーデック「LDAC/aptX/AAC」に対応。ヘッドホンのドライバー特性に合わせて出力抵抗を変更できる。

オーディオテクニカ
AT-PHA55BT
実勢価格:1万6070円

好きなヘッドホンが使えるワイヤレスアンプ

極めて自分の趣味目線でいくなら、大艦巨砲主義なプロダクトが好きです。大好きです。いつも撫でて暮らしたい。

しかしこの5年。考え方が少しずつ変わってきているのも事実なんですよね。キッカケはなんだったか。11インチのMacBook Airと、単焦点APS—CコンデジのリコーGRとの出会いだったかな。いいじゃんこれ。と思うようになってから、コンパクトで良質なプロダクトに眼が行くようになってきました。

おや、気がついたら普段持ち歩くバッグには1インチミラーレスが入ってた。ボケが必要な撮影においてはフルサイズボディを持っていくけど、必要な情報を切り取るって目的だったらダウンサイジングされたプロダクトで事足りるもんな。という、今後のプロダクツに欠かせない視点で3つのガジェットを選んでみました。

まずはヘッドホンアンプ内蔵Bluetoothレシーバー『AT-PHA55BT』。誤解しないでほしいのは、どのBluetoothレシーバーにもヘッドホンに合わせたアンプは入っています。でもこいつはメーカーが〝ワイヤレスヘッドホンアンプ〟というカテゴリ名をつけただけあって、駆動力が高いのですよ。インピーダンスが高く、スマートフォンでは鳴らしにくいイヤホンやヘッドホンも満足できるボリュームがだせます。

本来は11.2MHzのDSDに対応するES9118をDAC・アンプに使うというゴージャスな作りも納得。ソニーが推進し、将来のAndroidが採用する高音質コーデックLDACにも対応しています。ヘッドホン端子のないスマートフォンの潮流がきている現在、Bluetoothワイヤレスなオーディオ端末は必要不可欠。AT-PHA55BTなら今までに出会った自分にとってグレイトフルサウンドなイヤホン・ヘッドホンが使えますし、推しです。

サイズは既存のBluetoothレシーバーよりちょっと大きめ。

2位
こんなに小さいのにハイレゾなDAP

約45gと非常に軽く、コンパクトなオーディオプレイヤー。最大の特徴はDAD5.6MHzなどのハイレゾ音源の再生ができること。操作はスマホ専用アプリから行う仕組み。Android用アプリも年内にリリース。

Lotoo
Lotoo PAW Pico
実勢価格:2万4840円

コンパクトボディでハイレゾ音源を高音質再生

次に取り出したるはデジタルオーディオプレーヤーの『Lotoo PAW Pico』。昔のiPod nanoくらいのサイズでディスプレイはなし。

サウンドはどうかなー、と思ったらコイツがいい。クリアでメリハリがくっきりとしているんですね。バスドラムの強いアタックにマスクされがちな微細音もしっかりと拾い上げています。〝音質に影響があるから〟とディスプレイを省いた設計にも納得。モーションセンサーを使い、ランニング中は走るリズムとテンポが近い曲を選んで再生できるという機能性も面白いですよね。

僕は走らないけど!

ポケットに入れていても操作しやすいフィジカルなコントローラも魅力。

 

3位
手軽で高性能なドローンが登場しました!

質量300gで手のひらサイズの小型ドローン。1200万画素のカメラを搭載しており、手軽に空撮が可能。スマホや送信機での操作に加えて、被写体によるジェスチャー操作も可能。顔を認知して自動追尾できる。

DJI
DJI Spark
実勢価格:5万4800円

手のひらからのフライトもできる小型ドローン

そしてドローンの『DJI Spark』。もー、ね。発表されたときに悔やみましたよ。なんで僕は『Mavic PRO』を買ってしまったのだと!

収納時はMavic PROのほうが省スペースで済みますが、コントローラやバッテリーを含んだ全システムだとDJI Sparkのほうがコンパクト。それでいて補正力の高いカメラと自撮力の高い機能を積んでいるんですもの。

ま、まあMavic PROは4K録画ができるけどね! どっちも200g超えてるから飛ばしにくいんだけどね! ほかにも超広角カメラとして使える『GoPro HERO6』や、PCスピーカーサイズだけど本気でモニタースピーカーとして使える『iLoud Micro Monitor』など、ハイエンドな性能ではないのですが、日常使いならいいねコレとなるモデルが、増えました。本当に、いい時代です。

 

『デジモノステーション』2018年1月号より抜粋。