ヒントはワーゲンバスのキャンパー。折りたたみ屋根の「教会船」が誕生するかも

イギリスの建築事務所「デニゼン・ワークス」は、トルコ人の船大工たちと共同で開発を進めているという、水上に浮かぶ教会『FLOATING CHURCH AND COMMUNITY HUB』のデザインを公開した。これは船の上にアコーディオン方式で伸縮する半透明キャノピーの建屋を備えるというもの。移動の際には橋の下も潜れるよう折りたたんで航行し、停泊中は礼拝や人々のコミュニティー拠点としての用途に十分な広さの室内空間で確保できるのだという。

インテリアを工夫することにより、教会はもとより食堂や会議室、はたまた音楽のライブやヨガのクラスなどを実施できるスペースにも転用が可能。運河を自由に移動できることで、沿岸の多くの地域にコミュニティセンターとしての機能を提供できるというわけだ。

半透明のキャノピーは、昼間には外部からの光を取り込み室内を明るくしてくれるし、夜間は部屋の明かりが優しく外へ溢れだすことで、周囲からはまるでランタンのように見えることだろう。ちなみに『FLOATING CHURCH AND COMMUNITY HUB』のアコーディオン構造は、古いワーゲンバスのキャンパー仕様や、古典的なオルガン等から着想を得ているとのこと。

なるほど、移動時には居住空間を小さくまとめるキャンピングカーとは、デザイン上の発想に共通点を見出すことができそうだ。

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Floating Church(DENIZEN WORKS)