クリエイティブ・ディレクター梶原由景の偏愛的逸品 -Fashion-

デジモノステーションに関わる識者やスタッフ陣はモノへのこだわりは人一倍強い。なぜ彼らは数多あるものからそれらの逸品を選んで使っているのだろうか? そこには目利きとして、どうしても譲れない想いや選ぶに至ったストーリーがそれぞれある。表面的な価格などに左右されず、選ぶべき人に選ばれた逸品。真に「安くていいもの」とは、彼らのように永きに渡り、これしかないと愛し、使い続けられるからこそ生み出されるのだ。ここに登場する逸品たちのように、ぜひ読者諸兄にも自分だけの偏愛的逸品を見つけてほしい。

GenreFashion

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    梶原由景

    Occupation :

    クリエイティブ・ディレクター

    クリエイティブ・コンサルティングファームLOWERCASE代表。元BEAMSクリエイティブディレクター。異業種コラボレーションの草分けとして知られ、その領域はデザイン・ファッション・デジタルと広範囲にわたる。

毎日の生活に
なくてはならない3アイテム

毎日使っている愛用品として、まず外せないのがLOOPWHEELERのスウェットです。10年前に鈴木社長と知り合って、その時に名刺代わりとして頂いたのがそもそもの出会い。着てみたらこれが最高で、それ以来、虜になってずっと着ています。毎シーズン買い足しして、自宅には何十枚とありますね。作られた時期で素材感が微妙に違うので、「昔のはガッチリしていて、最近のは空気が入ってフワッとしているな」などの違いも楽しめるようになりました。

最近ではLOWERCASEの別注をやらせてもらっていて、今回紹介するのは春の最新作。気分的に刺繍ロゴ入りのスウェットがそろそろ着たいなと思っていて、シンプルにブランドのアイデンティでもある「Claiming Authenticity(世界一正統なスウェットシャツ)」の文言を施しました。薄手なので年間通して着られる一枚で、ロゴを目立たせるように前Vガゼットがないセットインタイプにしているのもポイントです。

身につけるものと言えば、腕時計も欠かせません。最近のお気に入りはロレックスの「オイスター クォーツ」。神戸にある “掘り出し物が見つかる”と人気の時計屋ティッケンで、去年フラッと行った時に見つけました。1970年代に作られたモデルなのですが、保証書もケースも揃っていて、ほぼ新品状態。33万円でしたが、即決しました。

実はこの時計、マニアたちの間では「伝説的な時計デザイナー、ジェラルド・ジェンダが手掛けたのではないか!?」と噂される一本。彼のテイストが満載なんです。ジェラルド・ジェンダといえば、パテック・フィリップやオーデマ・ピゲ、ブルガリなど数々の有名ブランドの時計を手掛けた奇才で、昨今ブームになっている存在。「オイスター クォーツ」は時刻合わせの手間もないし、サイズ感もちょうどいい。まだ中古市場に残っていますが、この先、化ける一本だと思います。

最後に紹介するのが、身だしなみに欠かせないシェービングフォーム。2年前からアメリカのスーパーマーケット「ターゲット」で売っているHARRY’Sのシェービングジェルを愛用しています。海外の友人に勧められたのがきっかけなんですが、使ってみると肌への馴染みが良くて、剃った後もアロエの効果でスベスベ。以来、出張でアメリカへ行くたびに買い足しています。お土産にも最適で「こんなのあるんですね!」と喜ばれますよ。

  • No.01
  • Product Name :ライトウェイトロゴスウェットType: スウェット
    Brand: LOWERCASE×LOOPWHEELER
    Price: 1万8150円
  • No.02
  • Product Name :オイスター クォーツType: 腕時計
    Brand: ロレックス
    Price: 33万円(購入時価格)
  • No.03
  • Product Name :シェイブジェル withアロエType: シェービングフォーム
    Brand: HARRY’S
    Price: 5.99ドル(約640円)
  • photo下城英悟(GREEN HOUSE)
  • design一ノ瀬基行(LO&MARM)