インテリアスタイリストが教える おうち時間を楽しむインテリアハック10

自宅で過ごす時間が多くなった今だからこそ、掃除をしたり、整理整頓したり、部屋を見直している人も多いだろう。それだけでも十分な気分転換になるが、ちょっとしたアイデアとひと手間を加えるだけで、自宅はもっと楽しくて居心地の良い空間になる。インテリアスタイリスト窪川勝哉さんが実践した、おうち時間を楽しむインテリアハックをお伝えしよう。

  • インテリア&プロップスタイリスト窪川勝哉さんインテリアのみならずクラフトから家電、車まで、プロダクト全般に造詣が深いインテリアスタイリスト。雑誌やTV、その他メディアでのスタイリングに加え、ウインドウディスプレイやイベントのデコレーションなども手掛ける。

01
クリップと切り抜きでも
素敵な壁掛けに

空いた壁のスペースにお気に入りの写真をクリップで挟んで壁に画鋲で止めるだけでも、簡単なウォールデコレーションが完成。写真は思い出が詰まった1枚でもいいし、旅先のチケットやパンフレットなどでもOK。使うクリップは普通のクリップでも良いが、ちょっと事務的かつ無機質になってしまうので、写真のようにゴールドや色が付いているものを使ってみるのがおすすめ。

 

02
旅で余ったコインと
画鋲をドッキング

こちらも簡単にウォールデコレーションできるアイデアのひとつ。100均でド定番のゴールドの画鋲と、海外旅行で余ったコインを強力な両面テープで貼り付けるだけで、ちょっと素敵な画鋲に生まれ変わる。ただし、あまり大きなコインだと画鋲としてアンバランスになるので、写真くらいのサイズがおすすめ。また、コインでなくても、着なくなった洋服のボタンでも応用可能。ボタンなら接着剤で貼り付けてもOKだ。

 

03
同じ鉢をひっくり返して重ねるだけでも
プランタースタンドに

お気に入りの鉢を2つ揃え、片方をひっくり返して重ねるだけでプランタースタンドが完成。人気のプランタースタンドを買うより安く仕上がる、お得なテクニックだ。なお、鉢に重みがある場合は安定するが、そうでない場合は接着剤を使って貼り付けるのがベター。観葉植物を複数飾る場合は、高低差をつけ、お互いがよく見えるように飾ってあげると、そのコーナーがより素敵になるので覚えておこう。

 

04
色鉛筆のように、服をグラデで整理整頓

色鉛筆をお手本に、クローゼットの洋服を並べ替えるだけで、あの箱を開けたときのようなワクワク感が味わえる。これなら、どこに服を戻すかも一目瞭然。洋服を羽織った後、「トップスとボトムスでもう少しコントラストを付けたい」なんて気づいたときも、ワントーン違う隣の服を羽織れば解決してしまう。シャツ系でひとグラデ、ジャケット系でひとグラデ、とジャンルごとにグラデーションを繰り返す並べ方もありだ。

 

05
小さなボビンをコード巻きに

実はいろいろと使い勝手の良いビンテージボビン。写真のように、テーブルランプなどで余ったコードを巻き付ければ、ちょっとかわいいコードリールに早変わり。ほかにも、ペンスタンドとして使ったり、鍵置きにしたりと、使い方はアイディア次第。ビンテージボビンは中古インテリアショップはもちろん、メルカリでも300円くらいで売っているので気になる人はチェックしてみよう。

 

06
大きなボビンを
プランタースタンドに

大きなビンテージボビンであれば、お気に入りの観葉植物を乗せるプランタースタンドにもぴったり。径が細すぎると不安定になりがちなので、縦横比は写真のバランスを参考にしよう。乗せる植物は垂れる種類がおすすめで、写真のホヤのほか、リプサリス系も愛称は抜群。ともに丈夫で育てやすい。なお、落下などを防ぐためには、転倒防止用の接着剤「ミュージアムジェル」を使えば安心。

 

07
昭和のお土産も、
ペイントだけで今風オブジェに

実家などに埋もれていそうな、超おみやげクオリティの木彫りの熊も、ペイントを施すだけで今っぽいアイテムに生まれ変わる。まずは白で下塗りをし、そのうえからカラースプレーをすれば約3時間ほどで完成だ。そもそもが木製の民芸品のため、それとはかけ離れたカラーのほうが新鮮で面白い仕上がりに。木彫りの熊以外にも、塗ったら今っぽくなるアイテムはいろいろありそうなので、掃除ついでに探してみては?

 

08
着なくなったTシャツでファブリックパネルを

プリントが気に入っていたけど、着られなくなってしまったものや、子供の成長によってサイズが合わなくなってしまったものは、ファブリックパネルにアレンジしてみよう。木枠よりも一回り大きくカットしたTシャツを、100均ショップでも購入できるタッカーを使って留めるだけ。枠は合版でもスチロール版でも、それなりに厚みのある板であれば、なんでも代用可能だ。

 

09
着なくなったシャツの袖と
空き瓶で一輪挿し

プリントが気に入っていたけど、着られなくなってしまったものや、子供の成長によってサイズが合わなくなってしまったものは、ファブリックパネルにアレンジしてみよう。木枠よりも一回り大きくカットしたTシャツを、100均ショップでも購入できるタッカーを使って留めるだけ。枠は合版でもスチロール版でも、それなりに厚みのある板であれば、なんでも代用可能だ。

こちらは着なくなったシャツのアレンジテク。袖の部分をカットして空き瓶にかぶせるだけでも、ちょっとおめかしした、即席フラワーベースに変身。残った部分ももったいないので、「08」で紹介したファブリックパネルにして、ポケット部分にはドライフラワーをアレンジするのもおもしろい。ボタンがかわいいシャツであれば、「02」の画鋲アレンジにと、いろいろ応用が可能だ。

 

10
使わなくなった楽器も
ちょいカスタムでインテリアに

ベッドのサイドテーブルとして活用しているのが、ドラムのタムタムとレトロな扇風機の回転台を組み合わせたこちらの作品。ともにリサイクルショップで見つけた品を、斬新は発想で組み合わせることで、今でも使えるアイテムに昇華させた好例だ。実家の納戸やリサイクル屋には、実はインテリアのカスタマイズに使えそうなものが転がっているので、視点を変えて向き合ってみては?

  • Text松井直之
  • Photo下城英悟