形が変わり自在に照らせる1台4役で新発想のデスクライト
【ds hands on!】Dyson Lightcycle Morph デスクライト

2018年に発売された「Dyson Lightcycleタスクライト」のコアテクノロジーを基に新たに設計された本機は作業内容やユーザーの年齢、気分や就寝時間などに合わせてインテリジェントに明るさと色温度を調節できるのが特徴だと言う。兼ねてより光の質を重要視しているダイソンの技術が詰まったデスクライトを約1ヶ月使い倒してみた。

ダイソン
Dyson Lightcycle
Morph デスクライト
勢価格:6万6000円前後(税別)

TOP
SIDE
SIDE
SENSOR

 SPEC

サイズ

H523×W414.4×D200.2mm

※アームを折り畳んだ状態のサイズ

質量

3.50kg

光源

LED

LED寿命

最長181,000時間

光出力 光束

850lm

演色評価数

90Ra

照度 1,546lx
メーカー保証 5年間

仕事用やリラックスタイム用
インテリア照明など幅広く使えるく

リラックス空間を演出する「アンビエントライト」
細かい作業向けの「タスクライト」
壁や床に光を反射させ間接照明として用いる「インダイレクトライト」の実演。ヘッドを上に向ければアート作品を鮮明に照らす「スポットライト」にもなる。

独自機構で長寿命
アプリでパーソナライズも

従来のLEDは劣化や変色してしまうことが多い。しかし、本機では人工衛星にも利用されている冷却サイクルを実現させたことによって消耗を極力回避。約60年、光の質を保つという。ヘッドには6基のLEDを搭載し暖色から寒色まで幅広い調光に対応する。

Dyson Linkアプリに接続すれば、学習・作業・起床・リラックス・留守番等に最適な照明へ簡単にパーソナライズできる。またユーザーの年齢に合わせた明るさ設定や、時刻とGPSに基づき自然光を再現する「シンクロ」で体内リズムを刻むことも可能だ。

在宅時間の作業効率がアップする
有能な秘書の様なデスクライト

リモート出演やオンラインイベント等、これまでとは異なる業務形態を通じて、タレントである筆者は新しい時代の波を実感している。同様に、出社時間が減り在宅時間が増えた読者も多いことだろう。この「Dyson Lightcycle Morph デスクライト」は、快適な室内環境作りにおいて非常に頼もしい相棒となる。どんなシーンでも繊細に、マルチに活躍するのだ。
支柱やアーム、LEDのヘッド部分がフレキシブルに操れるため、様々な体勢をフォローしてくれる構造はもちろんのこと、特に利便性を感じたのがトラッキング機能だ。在宅業務でタスクに追われていると、体内のリズムが気づかないうちに太陽とズレてしまっていることが多い。そんな時でも時刻とGPSを基に現在地の自然光を自動で再現してくれるおかげで、ふとした瞬間に「お昼時になったんだな」とか「そろそろ日が暮れるんだな」といった具合に外の感じが伝わってくる。たったこれだけで、健やかな気持ちで仕事がこなせるのだから、太古から受け継がれる人間の本能と言うものは侮れないと思う。また、点灯・消灯のタイミングをスケジュール設定する事もできるので、寝室で使う際には休みの日の点灯時刻を遅めにすることで曜日感覚を体へ馴染ませるといった使い方もできる。人感センサーも優秀で、台所へ飲み物を取りにいった短い間にもちゃんと消灯し、作業へ戻ってきた時には即点灯したのでその高い省エネ性に感心した。

タスクライトの形状で白めの光は在宅業務や学習が捗る。体感としてはパワフルな光によって眠気や雑念が和らぎ、デスクトップや手元の文字が鮮明に見えるので作業効率が上がった印象だ。
黄みのある光はリラックスタイムに最適。LEDのヘッドがフレキシブルに動くため、どんな体勢をとってもフォローしてくれる。支柱にはUSB給電ポートを装備するので、スマホやタブレットなどの給電が行えるのが便利だった。

どんなシーンでも光が柔軟に、繊細に変化
唯一無二の使い心地

表面の独特のツヤ消し加工に加え、支柱内側に電源ケーブルが隠されていることで見た目の美しさを維持。支柱は強度を高めるため防護盾にも使用されるポリカーボネート製の内殻が採用されている。
人感センサーでは自動で電源をオン/オフにするため省エネを実現。自動輝度センサーでは周囲の光の変化に合わせて明るさを自動調整。自然光をトラッキングは内部で60秒ごとに更新されている。

汎用性が高いからこそ
ベストマッチな使い方を探るべし

基板がやや大きくケーブルにはアダプターを搭載。軽くはないので設置場所は固定される。本体のタッチスライドでは暖色が2,700K〜寒色の6,500Kまで、輝度が100〜850lmまでと非常に細かく調整できるので最初は自分らしい使い方を模索した。

 通常のデスクライトと比べると、手元で操作する小型タイプのデスクライトを使ってきたユーザーには、初めの内は慣れが必要だと思う。置き場所についても約3.5kgの本体は気軽に動かせるものではないので、用途1つにつき1台を用意するのが理想的だ。本体は、デスクライトとしては決して安くはない価格設定だが、その高い知能と共に仕事をしているとまるで“有能な秘書”の様に感じられる。これまで以上に在宅時の快適性を向上させるためには、照明の在り方も単に“照らせられれば良い”という次元ではなくなってきたのではないだろうか。充実した在宅業務を望む人には是非試してみて欲しいデスクライトだ。


■ text : 奈津子
■ photo : 下城英悟(GREEN HOUSE)

profile : 奈津子
家電をこよなく愛するタレント。数々のレビュー執筆やメディア出演を行う。Instagramは「natsuko_kaden」「開運!なんでも鑑定団」に出演中。