どことなく懐かしい!?二つ折りAndroidスマホ『Mode 1 Retro』を使ってみたら

携帯電話キャリアから発表される端末がほとんど二つ折りだった時代も今は昔。iPhoneに代表されるスレート型のスマートフォンばかりが店頭に並ぶようになって久しい。そんな時代に逆行するかのように2017年後半に発売されたのが、二つ折りAndroidスマートフォン『Mode 1 Retro』だ。

ハイエンド級のスペック面ではないものの、今となってはなかなか見られないスタイルの端末だけに、気になっている人は多いことだろう。

端末を折り畳んだ状態だと、Androidスマートフォンとは思えない佇まい。背面に時刻表示の小さなディスプレイがあるのもノスタルジックだ。若い人にはわからないかもしれないが、昔の携帯電話はこうしたサブディスプレイを備えるモデルが少なくなかった。

開いてみると、画面には見慣れたAndroidのホーム画面が。当然のように画面タッチで操作が可能なわけだけれど、二つ折りケータイを使っていた世代としてはついついハードウェアキーを使った操作を試みてしまう。

ちなみに、端末下部のボタン類を一切使わなくともひととおりのコントロールは可能。スマホ世代のユーザーでもちゃんと使いこなせるはずだ。

しばらく使っていると、キーボードが意外と薄いことに気付く。押下感を求めるユーザーにはやや物足りないかもしれないし、外装の質感もそれほど高級というわけではない。とはいえ、遠目にはカーボンファイバー風に見えるパーツがあるので、こういった質感が好きなユーザーにとっては、悪くない所有感なのかもしれない。

外部接続端子はmicroUSB。ヒンジ部はカチっとした開閉感があり、特に脆さを感じることはなかった。全盛期の二つ折りケータイに比べると、平べったく気持ち幅広な印象もある。画面はさすがに一般的なスマートフォンより一回り小さいが、タッチ画面のキーボード操作にさえ慣れてしまえば、特別使いにくいと感じるレベルではなかった。

かつて一世を風靡した「二つ折りケータイ」で、一時期大ブームを巻き起こした「あの位置情報ゲーム」を遊ぶこともできる。うーん、こうして見ると時代の移り変わりの早さを感じるなあ。

ハードウェアキーがあることで、電卓などのアプリを使いやすく感じることもある。テンキーをはじめ、各ボタンは大きくて押し間違いが少なそうだ。

Androidスマートフォンとしてのスペックはお世辞にも高性能とは言えない。しかしGoogle Mapなどのアプリをストレスなく動作させるだけのパワーはある。あまり重い処理をさせない限りは、日常使いで不便を感じることは少ないはず。

もちろん、Google Playから自分のよく使うアプリをダウンロード、インストールして使うことが可能だ。

この『Mode 1 Retro』は、全国の携帯ショップ「テルル」で購入可能。一部のオンラインショップいも取り扱いがあるようだ。スペックよりも個性的な端末を求めるユーザー、あるいは古き良き時代の二つ折りケータイに戻りたいが、スマートフォンとしての機能は手放せないというユーザーなら検討の余地があるだろう。

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Mode1 Retro(Mode1)