「おうち時間」が充実する
ラクに美味しいご飯が炊ける炊飯器
【ds hands on!】スチーム&可変圧力 IHジャー炊飯器 SR-VSX100

「米は、おどる方がうまい」でおなじみのパナソニック。SR-VSX100は、独自の「Wおどり炊き」、「220℃高温スチーム」、米の鮮度を見極めるセンサー機能を搭載した「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器」の最上位機種だ。「一粒一粒しっかりしたごはん」を実現させたという本機は、白米、炊き込みご飯、お弁当のご飯もおいしい一台だ。

パナソニック
スチーム&可変圧力
IHジャー炊飯器 SR-VSX100
店頭予想価格:11万円前後(税抜) 6月1日発売予定 

TOP
FRONT
SIDE
RICE POT / FRONT
RICE POT / INSIDE
ACCESSORY

SPEC

炊飯容量

0.5〜5.5合

炊飯時消費電力

約1210W

加熱方式

6段全面IH

高温スチーム炊飯

220℃ IHスチーム

可変圧力

○(圧力コントロール)

銀シャリ炊き分け

食感自在炊き分け

(ふつう、かため1〜3、やわらか1〜3、

もちもち1〜3、しゃっきり1〜3)

銘柄炊き分け 58銘柄
メニュー数 [15メニュー]白米・無洗米・玄米・発芽/分づき米・

麦ごはん・雑穀米・炊込み専用・赤飯・炊きおこわ・すしめし・

カレー用・おかゆ・玄米がゆ・発芽/分づきがゆ・雑穀米がゆ

炊飯時間 48分(ふつう)
液晶 フルドット液晶(ホワイトバックライト)
外形寸法(幅×奥行×高さ) 27.5×36.1×23.4cm
付属品 しゃもじ、しゃもじホルダー、計量カップ

スチーム、圧力、IH、センサー
ご飯を美味しくする技術が集結

うまみがたっぷりの「おねば」を「うまみ循環タンク」に貯めて、蒸らし工程の際に、釜内に戻し米をうまみでコーティング。「うまみ循環タンク」は、大きく扱いやすいため、お手入れもしやすい。

加圧で高温化し、減圧時に激しく対流させ、米を芯まで加熱。甘みともちもち感を引き出す。「追い炊き」「蒸らし」の工程で「220℃高温スチーム」を高速噴射。内フタの3つの穴から噴射してハリとツヤのあるごはんに。スチーム用水容器と内フタは外して洗える。

独自の炊飯工程で
いつでも美味しく炊き上げる

独自機能「鮮度センシング」は、米の鮮度を検知し、炊き方を自動調整。さらに、圧力センサーを活用して沸騰を検知し、吹きこぼれるギリギリのところまで沸騰状態を維持。その上、「追い炊き」「蒸らし」工程ではスチームを噴射し、最後までしっかりと加熱。こうした技術力によって、ハリ、ツヤのある“銀シャリ”を炊き上げる。

一粒一粒がほぐれる
ベタッとしない炊き込みご飯


「炊き込みごはん」コースは、前炊き(浸し工程)を低温で長時間行い、高火力で一気に炊き上げ、べたつかず一粒一粒がほぐれやすい仕上がりを実現。炊き上がりのご飯をひっくり返してみたが、内釜の上も下もムラなく色づいているのが分かる

全国58種類の炊き分けで、食べ比べ

従来から搭載している「銘柄炊き分けコンシェルジュ」は、全国58種類の銘柄米に対応。タッチパネルで選択し、銘柄の特徴を星印で表示するため分かりやすい。銘柄ごとに圧力、スチームなど炊き方が異なるため、炊飯時間は異なる。

好みで選べる、「食感自在炊き分け

冷めても美味しいおにぎりは絶品。「食感自在炊き分け」で、「もちもち2」に設定して炊いた後、お弁当を想定して4時間放置したおにぎりを試食。時間が経っても、もちもち感とみずみずしさが素晴らしい。みずみずしさはスチームを使って炊き上げるパナソニックならでは。

白米も炊き込みご飯も、
美味しくする炊飯器

ひと口に「おいしいご飯」といっても、思い描くご飯は人それぞれ。好きな食感は違うし、お弁当用と和食用では、食べたいご飯も異なるだろう。精米した時期、銘柄の特徴なども考えると、いつもおいしいご飯を炊くのは難しい。

そこで活用したいのが、炊き分け機能だ。中でも、パナソニックのSR-VSX100が搭載している「食感自在炊き分け」「銘柄炊き分けコンシェルジュ」は、吸水の時間、浸漬温度、圧力のかけ具合、スチームの有無などを好みや、銘柄ごとに変える優れものだ。

実際に、「銘柄炊き分けコンシェルジュ」機能を使ってみた。操作は簡単。銘柄をタッチパネルで選択していく。文字が大きくて探しやすいほか、それぞれの銘柄の特徴を星の数で示しているので直感的に分かりすく、見るだけで楽しい。

銘柄ごとに炊き方が変わるため、同じ2合でも「あきたこまち」は45分、「ゆめぴりか」は48分と炊飯時間は異なる。炊き上がりはどちらもツヤツヤで食欲をそそる。

「あきたこまち」は、かための食感で、あっさりとした味わいだが噛むごとに甘みを感じる。「ゆめぴりか」は、ふっくらとした炊き上がりで、もちもちとした食感と甘みがおいしい。同じ炊飯器で炊いたのに、米の特徴が際立つ炊き上がりの振れ幅に驚いた。

このほか、家族に好評だったのが炊き込みご飯だ。

一般的に、炊き込みご飯は、調味料や具材の水分が炊き上がりに関係するので、仕上がりがべたつくこともしばしば。炊いた後にしばらくフタを開けて余分な蒸気を逃がすこともあった。しかし、本機の「炊き込みごはん」コースを使うと、炊き上がりすぐに一粒一粒がほぐれる。味も丁度良く染みこんでいて、食べ始めから食べ終わりまで美味しかった。

本機は、米の食感の違い、銘柄の違い、メニューの違いなど、ご飯の楽しみ方が広がる炊飯器。「農家から取り寄せるなど米にこだわりがある」「家族のご飯の好みがバラバラ」「炊き込みご飯が好き」「お弁当をよく作る」という人にオススメしたい。


text : 伊森ちづる
photo : 下城英悟(GREEN HOUSE)

profile : 家電・家電量販店ライター 伊森ちづる

流通専門誌出身の家電ライター。メーカー取材、量販店取材、自分で使った生活者視点を踏まえ、様々な方向から家電の魅力を捉える。