トライアンフの『ボンネビル』がダークなカフェレーサーに生まれ変わる

歴史あるトライアンフの定番バイク『ボンネビル』。このバイクが豪シドニーをベースとするGasoline Motorの手によって、なんとも精悍なカフェレーサータイプのカスタムバイクへと生まれ変わった。その名も直球勝負な『BLAK』だ。

顧客がこの車両をGasoline Motorに持ち込んだ当時、バイクのタンクやエンジンカバー、エキゾーストパイプにはかなりのダメージがあり、本来はそれを修復するだけの計画だったという。しかしどういう経緯なのかはわからないが修復ではなく、オリジナルを超える新たなバイクの製作に取り組むことになったようだ。

新たに装着されたヤマハ『SR』のタンクにはサテンブラックの塗装が施され、同じくブラック系のカラーでトライアンフのロゴが塗り込まれた。かなりペイントの完成度にこだわっているというのは、写真を見ているだけでもよくわかる。

ホイールも変更され、タイヤはピレリ製のものに。フロントフォークはスズキのスポーツバイク『GSXR』から丸ごと移植された。これらのスポーティーなパーツ類がどれも黒色に塗装されているのが印象的である。

サブフレームに至っては完全に一新され、そこに地元企業「Badarse Trim」による手作りのシートを装着。フレームにLEDランプが埋め込まれていたりと、なかなか凝った作りが窺える。

他のビルダーへと持ち込まれていたのなら、このトライアンフも単純な修復を受けるだけだったかもしれない。しかしこの仕上がりを見ていると、ビルダーのアイディアによって生き物のように形を変化させるカスタムバイクの奥深さを感じられる。

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BLAK(Gasoline Motor)