手のひらにのる超小型PCも!2018年、このPCがアツい【次に来るモノ50】

2018年もモノの進化は止まりません。新たな技術、驚きの発想、これまでにないデザインなどによって、必ずや我々を夢中にさせてくれることでしょう。そこでここでは、本誌連載陣が次なるトレンドを、最新50製品とともに大紹介!!
ノートや小型PCも多コア化で高速に!
今のトレンドに、CPUの多コア化による性能向上があります。デスクトップ向けはもちろんですが、第8世代コアCPUでは薄型ノート向けの「Uシリーズ」でも4コアモデルが登場し、性能が大幅にアップ。メインPCとしてもしっかり使えるようになるのがメリットです。
さらに本気で使いたいなら、GPU搭載も見逃せないポイント。小型デスクトップでもVRが楽しめるようになるほか、ノートPCでは支援機能でフィルター処理、CGレンダリングの高速化として活躍してくれます。
また、モバイルや超小型PCも気になるところ。とくに2018年はARMで動くWindows 10が予定されているだけに、こちらのジャンルも目が離せません。
No.1
GPUまで装備した着脱2in1の最高峰
日本マイクロソフト
Surface Book 2
実勢価格:26万2224円
CPUに第8世代となるCore i7、グラフィックにGeForce GTX 1050、メモリー8GB、256GBのSSDを装備したハイスペックノートPC。液晶部分は着脱可能で、タブレットとしても活躍してくれる。さらにメモリーとSSDの容量を増やした上位モデルもラインナップされている。

No.2
Ryzen+GPU搭載の小型ベアボーン
ZOTAC
ZOTAC ZBOX MAGNUS ER51070
実勢価格:16万9700円
CPUに4コアのRyzen 5 1400、GPUにGeForce GTX 1070を採用したベアボーン。Ryzen採用機として珍しいコンパクトなモデルで、ゲームはもちろん、VRまで十分楽しめる実力がある。ベアボーンなのでこれだけではPCとして機能せず、別途ストレージとメモリー、OSを組み込む必要がある。

No.3
5万円台前半で仮想空間が楽しめる!
DELL
Dell Visor with Controllers VRP100
実勢価格:5万3460円
低価格なWindows Mixed Reality対応HMDの中でも、最安値となる製品。モーションコントローラーがセットになっており、仮想空間を見るだけでなく、まるでその中にいるかのように動けるのが面白い。VRが気になっていたけど価格面で諦めていたという人でも、手を出しやすくなった。なお、別途PCは必要となる。

No.4
マウスコンピューター
MousePro C100PV
実勢価格:4万0824円
CPUはCeleron N3350。4GBのメモリーと64GBのeMMCを採用したPCで、手のひらに乗るコンパクトなサイズが魅力の1台。性能は高くないが、ブラウザーやオフィスソフトの使用、動画サイトの視聴などで使うのであれば、十分期待に応えてくれる。OSはWindows 10 Proを採用している。
No.5
エイサー
ET322QKwmiipx
実勢価格:5万9180円
明るい部分も暗い部分も潰れることなく表現できるHDRに対応しながら、低価格な4K液晶ディスプレイ。31.5型のパネルは視野角の広いVA、さらに映り込みの少ない非光沢タイプなので、PC用としてはもちろん、ゲーム機と接続して使うのにも向く。
※『デジモノステーション』2018年2月号より抜粋。