2018年もヴィンテージ・テイストが流行?所有欲をくすぐる時計5選【次に来るモノ50】

【各ジャンルのプロたちが語る2018 次に来るモノ50】

2018年もモノの進化は止まりません。新たな技術、驚きの発想、これまでにないデザインなどによって、必ずや我々を夢中にさせてくれることでしょう。そこでここでは、本誌連載陣が次なるトレンドを、最新50製品とともに大紹介!!

男性の琴線を刺激するクラシカル・フェイス

2017年は、復刻や昔のモデルをモチーフとしたヴィンテージ・テイストあふれる時計が多かった。もっとも、この傾向はここ数年続いているし、2018年も続くはずなので、予測としては順当かも。一方、個人的にこの手の時計が好きだから、もっと増えて欲しいという願いもあるんだけど。

では「なぜ?」と聞かれれば、それは、純粋にクラシカルなフェイスがカッコいいから。復刻、もしくはモチーフにするということは、それを行うだけのデザイン的価値があるってことだし、実際、これらは今見ても、とても魅力的。

中でもここに挙げたパイロット・ウォッチやクロノグラフは、オリジナルが誕生した背景も含め、その精悍な顔つきは、必ずや、男性の琴線を刺激してくれるはず。

No.1
ブロンズを用いて1930年代スタイルを再現

モンブラン
1858 オートマティック デュアルタイム
価格:63万5040円

モンブランが吸収したミネルバ社の時計に着想を得たモデルで、その意匠はまさに1930年代のミリタリー・ウォッチ。ブロンズのベゼルをはじめ、ブラックダイアルにベージュのスーパールミノバを塗布したインデックスとカセドラル針が、クラシカルな雰囲気を強調。第二時間帯を表示するデュアルタイム仕様で、旅行にも便利だ。

ホームタイムを表示するスケルトン仕様の針と連動し、12時位置の小さな窓にはホームタイムのデイ/ナイトを表示する。

 

No.2

ゾディアック
ジェット・オー・マティック リミテッドエディション ZO9150
価格:20万5200円

自社アーカイブを積極的に見直しているゾディアックが2017年に発表したのは、1960年代の伝統的なパイロットウォッチにインスパイアされたモデル。ダイアルの意匠に加え、ドーム型ミネラルクリスタルガラスが、ヴィンテージ感を強めている。世界限定82本。

 

No.3

オリス
ビッグクラウン 1917 リミテッドエディション
価格:29万8080円

モチーフとしたのは、1910年代にオリスが初めて製作したパイロット・ウォッチ。ケース径40mmの小ぶりなサイズをはじめ、オニオン型のリューズ、昔の軍用モデルに多用されたアラビアインデックス、さらにはダブルストラップを付属する徹底ぶりで、当時の姿を忠実に再現。

 

No.4
判読性を重視したシンプルな機能美

ストーヴァ
フリーガー・ウィズアウト・ロゴ
価格:18万3600円

かつてはドイツ空軍に時計を納入していた歴史を持つストーヴァ。一時、ブランドは休眠状態に陥ったが、2004年、ヨルク・シャウアーによって再興する。このモデルは往時のドイツ空軍パイロット・ウォッチを再現しており、シンプルなダイアルの意匠により、判読性を高めている。

 

No.5
“逆パンダ”のツーカウンターにしびれる

ハミルトン
イントラマティック 68 オートクロノ
価格:27万9720円

ハミルトンが1968年に発表した『クロノグラフB』の復刻版で、特徴はブラックダイアルにホワイトのインダイアルを配した“逆パンダ”配色。ケース径はオリジナルよりも4mm拡大した42mmで、プッシャーやリューズも右側に配置し、デイトも追加されたが、ロゴは当時のものを使用し、クラシカルな装いを堪能できる。

ツートーンの本体に合わせ、ストラップはブラックカーフを採用。ストラップにはパンチングが施され、レトロな雰囲気をより強調している。

 

『デジモノステーション』2018年2月号より抜粋。