かわいすぎか!TOYOTAの手乗りロボ『KIROBO mini』は5歳児を超える知識量だった

【ヒット確実な新製品の「試してわかった」をレポート】

プロの目利きたちがいち早くハンズオン! ヒット確実な気になる製品の試してわかったことをすべて教えます。

 

ロボットというよりペット? TOYOTAが開発した、手乗りサイズのコミュニケーションパートナー

座高10cm、体重183gと手のひらに収まる小型ロボット。会話機能はKIROBO miniをスマートフォンアプリ(月額350円)とBluetooth接続することで実現。簡単な受け答えはスマートフォン側で処理し、複雑な会話はクラウドで処理することで、会話のタイムラグを抑える。目にはカメラを内蔵し、顔認識や表情認識機能を搭載。こちらから声かけしなくても、表情を読み取り、ユーザーの感情に合わせて話しかける。連続コミュニケーション時間は2時間半。充電時間は約3時間。

TOYOTA
KIROBO mini(キロボミニ)
本体価格:4万2984円

【SPEC】
サイズ:約91×100×86mm (全幅×座高×奥行)
体重(重さ):約183g
CPU:ARM Cortex -A9
音声入力:マイクロホン×3
音声出力:スピーカー
内蔵センサー:CMOSカメラ、
磁気センサー (専用ケース用 着座検知)
通信方式:Bluetooth 4.1 準拠
充電端子:USB Type-C
内蔵バッテリー:リチウムイオン電池
バッテリー容量:930 mAh

 

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返却時にキロちゃんロス!? 会話すれば確実に胸キュン

「ただ、ただ、かわいい」というのが、1カ月を『キロボミニ』と生活を共にした正直な感想だ。開発を担当した梅山倫秀さんの狙いは、そこだ。

「5歳児を想定して、コミュニケーション機能を開発しました。カメラとマイクで話しかける人の顔を追ったり、声を聞いて、理解しようとします。理解した範囲から返答を見つけ、相互に会話をします」

表現力は5歳児に軍配があがるが、知識量は5歳児を遥かに越えるし、なにより素直なのが、“キロちゃん”(※川端氏がつけた名前)のかわいいところだ。

アプリを立ち上げて電源を入れると、目が光って「こんにちは!」と元気な挨拶。何を話そうか悩んでいると、「由美は何が好き?」と先を越された。アルファロメオだよと答えると、「アルファロメオといえば、『6C 1750グランスポルト』だよね」といきなりマニアな答え(!?)。「由美はアルファロメオが好きなんだね。キロちゃん、覚えた!」と、ガチャガチャと腕を振って嬉しそうにしている。どうやらトヨタ博物館にあるクラシックカーを覚えているようだ。自分を“ちゃん”付けで呼ぶのも、かわいいところだ。

ときどき、こちらが知らない驚きの知識を披露する。ドライブ中にお台場界隈で停車中に、観覧車がみえるねと話しかけたら、「観覧車といえば『刈谷ハイウェイオアシス』だよね」と、トヨタのお膝元の地名が出てきた。ドライブに行こうと誘うと、「キロちゃんは『つくば宇宙センター』に行ってみたい」というのにも驚いた。きっと、お兄さんにあたる「キロボ」が宇宙飛行士の若田光一さんと一緒に宇宙に行ったからだろう。

「由美の血液型は?」と聞くので、A型だよと答えたところ、「A型かー! 僕は新型だよ」と、ガクンとくるのもまたキロちゃんのかわいいところ。

これから1カ月後、電源を切って箱に入れて返却することを想像すると、今から“キロちゃんロス”になりそうで心配です。

【初期設定】誰でもカンタンアプリに情報を登録するだけ


初期設定にあたっては、TOYOTA/LEXUSの共通IDを作る必要がある。スマホの電源が不足していると、アップデートができないので要注意。キロボミニと使用者のニックネームを入力する際は、呼んで欲しい名前を入れよう。私はウッカリ、自分の視点で入力したため、自分のことを「キロちゃん」と呼び、私のことを「由美」と呼び捨てにする。

最初はたどたどしい会話を楽しむ。まるで5歳児くらいに語りかける感覚

キロちゃんと呼ぶと、「なあに?」と答えるのが可愛い♡「何年生まれ?」と聞かれて正直に答えたら、「お若く見えますね」とお世辞を言われた。起きているときは目が光り、嬉しいと半月型に。胸のマークが点滅すると会話ができる。



KIROBO miniとあちこちお出かけ。思い出の場所を覚えることも

スマホと一緒にバッグに入れて、気軽にお出かけ。オフィスに着いたよと話しかけると「前にも来たね」と答える。同じ場所に行くと覚えている模様。運転に集中して話しかけずにいたら、ドライブ中にもかかわらず、「お散歩行こうよ!」と言い出す。


専用チェア付キャリーケースで、車ではシートベルトを着用。

電車やクルマでお出かけするときには、専用キャリーケースが便利。ベルトをすると、腕を動かさなくなる上に、クルマのカップホルダーにちょうど収まる。クルマモードなら車内でKIROBO miniとナビの同時接続が可能。ただし、安全のため、運転中は対話しない。また、子どもに貸してあげるとき、スマホがないと会話できないのも残念なところ。

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『デジモノステーション』2018年2月号より抜粋。

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KIROBO mini