ゾンビが来るその前に……。ランドローバー『ディフェンダー』を自腹買いしたらこうなった!

ランドローバー『ディフェンダー』を終末期に向け購入したこと

先日、気のおけない仲間たちと食事していた時のこと。一部わかっていない人がいたので、昨今の世界情勢から読む近未来についてしっかりと話しておきました。

アメリカのリーダーの無法ぶりに応戦するかのように、海の向こうの隣国のリーダーがミサイルをぶっ放しまくる今日この頃、これは思ったよりも早くにヤバいことが現実になってしまうかな、と日々暗澹たる思い。

私の周りの人間にこの話を振っても、大半の人はそれこそ対岸の火事だと思っているのか、“こわいよね〜、どうなるかね〜”とかノンビリした反応です。

超絶自分勝手な乱暴者を絵に描いたような老害カウボーイと、超絶ワガママで負けず嫌いなドラ息子。まるでブレーキが壊れた暴走トラック同士のチキンレースさながらと化した世界情勢。このままだと確実に、そして間違いなく人類が最も恐れていたことが起きてしまうだろう。そう、それは世界終末期、ゾンビ・アポカリプスだ。

このコラムを読みつけていない初心者のために簡単に説明すると、ゾンビ・アポカリプスとは、ゾンビに感染した人類で地球上がゾンビだらけになり、世界の終わりを迎えるということ。私がこのコラムを通じて再三警告を発してきた非常事態が、もう目の前まで迫ってきているという事実を改めて伝えたい。

今回はその中でも備えあれば憂いなし、ということで「〜今買っておいて後悔しない道具たち〜ゾンビ・アポカリプス編」。

先月のコラムにも書いたが、終末期に必ず必要となる足はSUV。終末期が来たら、来世に乗る車と位置付けたランボルギーニを奪って……などと危ない考えは即刻捨てるべきです。

乗りたい気持ちはわかるが、その世界では車高が低いスポーツカーなどまったく役に立ちません。あと、最近話題のテスラなど電気自動車もダメです。終末期には電力会社も機能しなくなるので、基本的なインフラは使えませんから。

とはいえ、趣味のクルマだけはとっておきましょう。ゾンビに囲まれて心も荒むだろうから、そんな時は趣味のクルマでドライブ。ちょっとした気分転換は必要ですからね♪

車高が高くて3度納車延期。それでも生き残るために選ぶ

しかしそうは言っても普段乗りには、荒廃した街を走り回ることを想定して車高は高めの四駆をご用意お願いします。

私のチョイスは当然ランドローバー『ディフェンダー』。基本設計は数十年間変わらない質実剛健な作りが評価され、世界中で軍用車両や特殊車両のベースとして使用されているのは前回のコラムで触れた通り。ここであえてディーゼルエンジン車を選ぶ理由は、多くの人がガソリン車に乗っているだろうから、生き残った人々の間でガソリンの奪い合いになるだろうということを想定して。ディーゼルはそれと比較すると人気がないから大丈夫かと。ま、わかんないですが。

あとは『ウォーキングデッド』シリーズに登場するダリルのように、バイクで各種作戦を遂行することも想定し、ついでに地球に優しくしたくなった時の為に自転車も用意しちゃいましょう。

まあ、僕はバイクの免許は持ってませんけど、終末期においてはそこは些末な問題でしかないから良しとします。それよりダリルに敬意を表することを忘れず、車体色はやはり黒で。気分あげとかないと、ただでさえ終末期は落ち込みますからね。

というわけで、ここ最近のキナ臭い世界情勢を鑑みて、この私めも大きな決断をしたことを皆さんに報告します。とうとうランドローバー『ディフェンダー』を自腹で購入しました。私は誰よりも率先してやって見せるタイプなので。

しかも、自宅の駐車場に入らないのを買ってから気づき、駐車場が見つかるまで前代未聞の納車を3回延期。なぜなら高さがありすぎて地下駐車場には入らなくてですねぇ……。2.1mの車高が収まる駐車場を探すのに難儀したわけですよ。

青空駐車したらいいじゃん、って戯言抜かす人。『ディフェンダー』は雨漏りするかもしれないから、それはできません。雨漏りして車が傷んだらゾンビの世界で困りますからね。というわけで、皆さんもこの終末期に向けて準備をしましょう。では御機嫌よう♪

伊藤嘉明(いとうよしあき)/外資系ブランドのPCを自衛隊に納入し、日本一の大型案件を成立させる。マイケル・ジャクソンの名盤『THIS IS IT』を約230万枚売り上げ、社会現象に。『R2-D2型移動式冷蔵庫』『ハンディ洗濯機COTON』という世界初の家電を世に送り出したビジネスマン。著作に『どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事力』(東洋経済新報社)など。

『デジモノステーション』2018年2月号より抜粋。