男だって顔メンテ。むくみ・くすみの駆け込み寺で小顔&ツヤ肌を手に入れる

“むくみ”と“くすみ”を解消 男のエステ、事始め

男の顔は履歴書だという。そんなに大切な顔なのに気にしていない人のいかに多いことか。

同年代より抜きん出て、顔と心をアップデートするなら、日々の自己ケアだけでは不十分で、プロによる施術が必要だ。今回はビジネスにも役立つ2つのトリートメントをご紹介しよう。

ある日「顔が大きくなった」と感じた。長時間フライトによる老廃物の滞りや、寒さによる代謝の低下など思い当たることがいくつか。

そこで、イソップのトリートメントを受けることにした。ここの施術はユニークだ。「手のつくる、幸せな肌」と謳っているようにオールハンドで行われる。クレンジング、スクラブ、洗顔と丹念に肌の上の不要なものを取り除いた後に潤いを補給する、ここまでは案外、普通。

だが、コースは6つ用意されており、セラピストによるコンサルテーションの後、希望が聞かれる。しかし、実際に肌に触れてからその人が受けるべきコースが決定される。大枠は決まっているが、その日の肌状態、普段のケア方法などによってコースが決まり、使う製品も変わる。最終的な判断はセラピストに委ねられる。

最終判断はプロに任せる。男性向きな便利システム

このシステム、実に男性向きだと筆者は思う。というのも、女性と違い、毎日、肌ときちんと向き合っていない男性たちは、自分の肌状態を正確に把握していない。そんなあやふやな状態で最適なものを見つけるなんて、難しいわけだ。無論、肌分析ができている人は希望が聞き届けられるだろうし、そうでない人は自分の真の状態を知ることができる。

ちなみに筆者は予想通り「スキン クエンチ」という乾燥肌に潤いをたっぷりと与える集中トリートメントのコースになった。ちょうどこれを受ける数日前に海外出張で長時間のフライトが続いており、湿度の低い機内に加え、熱帯の地と真冬の東京の気温差でも肌が悲鳴をあげていた。

乾燥肌用の優しく汚れを落とす「フェブラス フェイス クレンザー」を用い、次に抗酸化作用の高いパセリシードを配合した「アンチ オキシダント トナー」でたっぷりと水分を補給した。特に目の下の乾きが著しかったので軽いセラムではなく、しっかりとした「アンチ オキシダント アイクリーム」でケア。

顔全体はブランドの中でもかなりリッチな質感の「カミリア フェイシャル クリーム」が選ばれた。

腕とデコルテのマッサージがなされると、溜まっていた老廃物がリンパに乗って流されたのであろう、むくみが取れ、顔がひと周り小さくなっていた。

イソップ フェイシャルトリートメント
2万2680円(75分)
イソップ 東京店
住所:東京都目黒区上目黒1ー13ー9
電話:03-6455ー0757

 

男の顔の“くすみ“はアレのせいだった!

過日、「むむ、顔色が冴えない」とも思った。これは普段、自分では処理できないアレだ。そこで恵比寿三越内のヘアサロン・ukaの新店舗へと赴いた。ここはヘアカットはもちろん、エステやシェービングなど顔ケアメニューが充実しているのが特徴。

今回、受けてきたのはフェイシャルエステに顔のシェービングとシャンプー&ブローがセットになったもの。

実は、筆者は他人にシェービングをされるのが得意ではない。刃が肌に当たっている時「今、地震が来たらどうしよう?」と考えてしまい、正直、怖い。とはいえ、今回は取材である。満を持して望んだ。

久しぶりに受けたが、プロのなめらかな刃さばきに脱帽。先ほどの不安もどこへやら、最初こそやや緊張していたが、そのうちに完全にリラックスして、ウトウトするほど。恐るべしプロの手業。

顔剃りが終わると、そこには一段明るい顔の自分がいた。どんなに丁寧に洗っても、35歳を超えると新陳代謝が落ち、肌表面に角質が残ってしまう。そこにうぶ毛が生えると光が乱反射して、影をつくりくすんで見えてしまうのだ。

顔色の悪さは印象を大きく左右する。誰だって生気のない人と仕事をしたくないだろう。だから男性も顔色を気にしたほうがいい。手っ取り早く良くしたいなら、プロの顔剃りを選ぶのが正解だ。

知らず知らずに溜まってくる頭部の滞りをヘッドマッサージで巡らせると顔つきも違う。目はパッと開き、フェイスラインはシャープに。ここではヒゲのデザインも相談に乗ってくれ、下手なプチ整形よりもよほど印象が変わるはず。

このように顔メンテの駆け込み寺的な存在を持っておくと便利だ。体に異変を感じたら病院へ行くように、鏡の中の自分に生気がなければエステへ行こう。


男磨グルーミングSP (恵比寿店限定)
1万7280円(90分)
uka YEBISU MITSUKOSHI
住所:東京都渋谷区恵比寿4ー20ー7 恵比寿ガーデンプレイス三越1階
電話:03-6450-4306

藤村岳(ふじむらがく):大学卒業後、編集者を経て独立。シェービングを中心に据えた独自の男性美容理論で、総合情報サイトAll Aboutの「メンズコスメ」ガイドなどとして活躍中。最新著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』(宝島社)がある。

『デジモノステーション』2018年2月号より抜粋。

関連サイト

男性美容研究所 藤村岳danbiken.net