会社を辞めて得たフラットな目線。元NECレノボ・ジャパン社員の新しい働き方【ダブルワーク活用術】

【2018年は副業で稼ぐ 月収5万円UP!ダブルワーク活用術】

盛り上がりを見せる「働き方改革」や「副業」というキーワード。ビジネスパーソンのライフスタイルが変化を遂げつつある中、この波に乗り遅れるわけにはいかない。そんな人に、副業で稼ぐだけでなく、スキルアップの手段も身につく方法をご紹介!

ダブルワーカーたちの仕事術

副業を始めたいけど、周囲には見当たらない。そんな人のために、すでに本業と副業を両立している人に直撃取材。どうやって時間を捻出しているのか、必要なスキル、役立て方などいろいろと聞いてみました。

CASE 2
メーカーの仕事をやるうちに別ジャンルにも興味がわいてきました

岩本義樹さん:元NECレノボ・ジャパン IoTプラットフォーム プロジェクト担当
2016年の9月末で同社を退職し独立。個人で会社を設立するも、レノボ・ジャパンとは業務委託でさまざまなプロジェクトを任されている。またプランニングやデザイン、コンサルティングといった仕事も請け負う。

ITメーカーだったスキルを駆使して独立した岩本さんは、今も元社員だったレノボ・ジャパンと仕事を続けている。そのきっかけや、人脈づくりのノウハウなど、いかにして新たな働き方を獲得しているのだろうか?

「ダブルワークによる新たな目線が得られたのは確かです」

「世の中のトレンドとして、プロジェクトの進め方がかなり変わってきていて。NECレノボ・ジャパングループを退職し、独立してからは、会社内のチームと外に依頼するチームを融合させてプロジェクトを進めることが多いなと感じています」

同社においてIoTプラットフォームや、アプリ開発・デザインに携わっていた岩本さんは、2016年会社を退職し個人として活動する。

「どちらを副業とみなすのか分かりませんが、今もレノボとは業務委託という形で仕事を請け負っています。会社で働いていたとき、やはりメーカーですから最終的にはデバイスを勧めることも多かったんです。でも、サービス自体を仕事にすることも面白いなと感じるようになりまして。そこで両立させるために、一旦は退職ということにしました」

もともとメーカーで培ったノウハウと、新たに芽生えた自分の興味を実現するため独立した岩本さん。仕事のジャンルは一気に広がり、さまざまなクライアントから仕事を受注している。

「会社員ではなくなり感じたことは、多くのクライアントさんが会社中心だったり、過去の事例などを踏まえてサービスを展開しようとします。でも僕はそういった目線がないので、ユーザー側に立って考えられる。よりフラットな視点で製品やサービスについて考えられるようになったと思います」

ダブルワークで得られる経験値は高い。

タブレットによるイメージの共有

デザインを提案する上で、手書きのイメージをその場で伝えられるタブレット(YOGA BOOK)は、すごく重宝していますね。デジタル×アナログがとても便利です。

顧客体験のデザイン

渋谷区観光協会を始めとする地域観光プロジェクトや、化粧品・住宅・交通・ホテルなど、様々な業界におけるテクノロジーを用いたUXデザインを担う。エンジニアとチームを組んだアプリ開発やコンサルティングなども。

特に時間で区切らずにプロジェクトが平行

「副業だから、本業だから、という時間配分していません」。収入は確実に上がったとのことだが、その分やはり多忙を極める様子。しかし、多岐にわたるジャンルや業種の方とプロジェクトを進める喜びがあるという。

『デジモノステーション』2018年2月号より抜粋。