スウェーデン発の電動オフロードバイク『KALK』。軽くて静か、そしてクリーン

高性能な電動オフロードバイクの開発を進めるスウェーデン企業「CAKE」は、同社初の市販電動バイク『KALK』の予約受付を現地時間の2018年1月25日に開始し、50台限定で販売する。価格は手付金込みで1万4000ユーロ(約190万円)。2018年6月中旬から夏までの間には発送される見込みだという。

すべてのパーツをゼロから設計したとされる『KALK』。その設計思想は「軽量」「無公害」「静か」なオフロードバイク作りというテーマに基づいたものだ。野山を走るオフ車だからこそ、周囲の事前環境や野生動物、そしてハイカーたちに配慮するべきという考え方には、共感するライダーも多いことだろう。

ちなみに『KALK』というネーミング自体、スウェーデンのゴットラント島が有する地質に由来するもの。こんなところからも、自然へのリスペクトが感じられる。

『KALK』は完全電動マシンながら、オフロードを走破するのに十分なパワーを有している模様。公開された動画ではウィリーを決めたりジャンプしたりする姿が確認できる。

軽量さをコンセプトのひとつに掲げるだけあり、アルミフレームとカーボンファイバーで構成された車体の重量はわずか70kg。馬力換算で16hp相当の15kW IPMモーターと50Ah/2.6kWhのバッテリーにより、最高速度80km/hならびに最大航続距離80kmの走行性能を叩き出す。ハイウェイでの高速走行やロングツーリングを想定したマシンではないので、このスペックはゼロエミッションの電動バイクとして必要十分ではなかろうか。

「CAKE」によれば、2018年の後半には量産モデルを入手できるようにしたいとのこと。現時点でおよそ190万円にもなる高価格も、大量生産が始まればもう少しリーズナブルになることが期待できそうだ。急速に進む電動モビリティ化の潮流のなか、またひとつ注目したいメーカーが登場したと言えそうである。

関連サイト

High performance electric off-road motorcycles(CAKE)