梶原由景が歩いて出会った 美味しいお店
梶原メシ I eat, therefore I am

 

コロナに勝った国でうまいもの天国・台湾
いつになったら行けるんだろう 早く台湾行きたいわん(苦笑)

コロナに勝った国、台湾。天才IT担当大臣オードリー・タンの英断と実行力に関しては日本でも話題だ。台湾、凄い。そんなニュースに触れるたび、やはり「いつになったら行けるんだろう」と彼の地のあれこれを夢想する。

去年の6月、すでに相当気温も上がっていた頃、そんな時に行かなくても良いんじゃないかと思うほど暑かったが、最後に訪れた台湾は楽しかった。

台湾といえば朝食。「阜杭豆漿」は早朝から大行列の代表店だ。あつあつのおぼろ豆腐のような「鹹豆漿」に「油條(揚げパン)」をトッピング。ほんのり甘い豆乳「甜豆漿」も一緒に。台湾の朝は豆乳が良い。最近は日本でも台湾流の朝食を提供する店「東京豆漿生活」が登場、人気を集めているそうだ。一度行ってみたいな。

また、肉まんのお店に行った朝もあった。「松包子」は意外なことにカレーまんが絶品。なんともいえない複雑なスパイスと奥行きのある味。リアルインドでも日式(日本風)でもない、オリジナリティ溢れる味だがなんとも旨い。

台湾では昼からビールを飲むのも良い(意外に思われるかもしれないが僕は休日であれ、基本的に昼間に飲酒する習慣がない)。小籠包は「明 」がお気に入り。ここでいくらでも飲めてしまいそうな軽い味わいの台湾ビールを飲む。暑い国のビール。蟹味噌入りの小籠包にもベストマッチ。また、旨い小籠包屋には旨い鶏スープがある、とあるカリスマ食品マーケターのアドバイスを受け、以来いつも熱々のスープも頂くようにしている。旨味濃厚でアテになるスープだ。

もちろん魯肉飯も押さえよう。ちょっとグルタミン酸ナトリウム的な味わいはあるけど、「金峰魯肉飯」はやはり名店。老舗「三元號」も美味しい。この時は魯肉飯コンテストで優勝したという「冇冇有麵擔」(パディンウミダン)を訪ねた。なるほど美味いな。

でも、台湾で一番好きな料理は実は蒸し鶏だったりする。寧夏路夜市にある「客家放山雞荘」は滞在中二度行くこともあるほど。台湾の鶏は足先はちょっと黒ずんでいて烏骨鶏とニワトリを掛け合わせたようなルックス。噛むと鶏本来の味が口中に広がる。チキン好きにはたまらない。また台湾の夏の味、筍も独特の甘いマヨネーズで。これが癖になるのだ。そうそう、寧夏路夜市に来たら「鬍鬚張魯肉飯」でレトルトの魯肉を買わないと。日本でも台湾の味を引き続き楽しめるから。

それにしても、台湾行きたいわん、だ(苦笑)。


text : 梶原由景

幅広い業界にクライアントを持つクリエイティブ・コンサルティングファームLOWERCASE代表。デジタルメディア『Ring of Colour』などでオリジナルな情報を発信中。