“コネクテッド家電”に注力する日立、ロボ掃除機の最新型『minimaru』は今どうなっているのか?

「360°ハピネス ~ひとりひとりに、うれしい暮らしを~」をスローガンに、エコ重視からコネクテッド家電(インターネットに接続される、いわゆるIoT家電)中心のビジネスへと大きく舵を切った日立。それに伴う新コンセプト製品として、ネット接続型の冷蔵庫およびIHクッキングヒーターとともに発表されたのが、ロボット掃除機「minimaru(ミニマル)」の新モデル『RV-EX20』だ。

ロボット掃除機の市場は、代名詞的な存在の「ルンバ」をはじめとする競合製品がひしめくレッドオーシャン。しかもスマートフォン連携などの“コネクテッド”な製品はすでに数多く存在している。ここに日立はどのように立ち向かっていくのであろうか。

複数のスマホ、複数のロボット掃除機を同時接続可能

自宅はもちろん、専用スマートフォンアプリを使えば外出先からでも操作や掃除の予約ができるという『RV-EX20』。さらに1対多の無線接続に対応しているので、1台のスマートフォンで最大5台のミニマルをコントロールできる。逆に1台のミニマルを最大5台のスマートフォンからも操作できるため、家族それぞれが気付いたときに掃除スケジュールを設定する、といった使い方が可能なのだ。

小回りが効くのが最大の長所

ミニマルの長所といえば、コンパクトなサイズ感。そのあたりは先代から継承されており、『RV-EX20』でも直径250mm、高さ92mm。質量は2.3kgとなっている。小型な本体なので小回りが効き、椅子やテーブルの脚周り、家具の間、部屋の隅をくまなく掃除できるという。ダストボックスの集塵容積は0.25L。稼働面積は最大約32畳だ。

自動モード時の掃除時間は最長約60分。充電所要時間は約3時間とのこと。付属充電台のケーブル長は1.3m。充電時の奥行きはおよそ30cm程度で、充電中でも邪魔になりにくいという。

日本の住宅事情では、ともすれば稼働していない状態のロボット掃除機が生活の邪魔になるケースもあることだろう。いわゆる“コネクテッド”なスマートフォン連携機能はもちろん重要だが、やはり「ミニマル」という名の通り小ささが最大のアピールポイントだと感じた。『RV-EX20』の発売は2018年2月24日。実勢価格は税込12万7000円前後になる。

今後の日立はコネクテッド家電に注力していくとのことだが、既存製品の良さを継承しながら進化していってほしいものだ。

ロボットクリーナー ミニマル RV-EX20(日立の家電品)