【ds hands on!】ケルヒャー SC 3 EasyFix

家事のストレスを軽減するのはスチームクリーナーだったんだ!

ケルヒャー
SC 3 EasyFix
直営店販売価格:2万6800円(税別)

スチームクリーナーは高温(約100℃)のスチームを吹きつけて汚れを浮かせて落とすクリーナーで洗剤などを使わずに水だけで掃除が可能な点が特徴だ。SC 3 EasyFixはフローヒーター式を採用し、約30秒でスチームを生成。素早い立ち上がりですぐに気になるところを掃除できる。キャニスター式で取り回しがよく、家中の掃除に活躍する1台だ。

スタートして30秒でスチームを噴射

少量の水を温める「フローヒーター式」でヒートアップアイムを短縮し、約30秒でスチームをつくる。「スケール除去カートリッジ」を備えているためカルキの掃除が不要。操作部はボタンが少なくシンプルで分かりやすい。水がなくなるとランプで知らせる仕組みも親切だ。

床、網戸、窓 気になる場所をキレイに

床、網戸、玄関のタタキなどをスッキリ。高温のスチームなのですぐに乾き、水拭きと違って床がビショビショにならない。床掃除に使うマイクロファイバー製クロスも秀逸。クロスの面ファスナーにフロアノズルを押し当てれば取り付けが完了。取り外すときはタグをひっぱればOK。クロスは洗濯可で経済的。

ブラシとカバーの交換でぬいぐるみなど布製品にも

ハンドブラシに付け替えて、専用のマイクロファイバーカバーをつければ、布製のソファやぬいぐるみ、ちょっとした場所もスチームでケアできる。高温のスチームはニオイや気になる菌にも威力を発揮。カーテンなどのニオイ対策のほか、家族がよく触るドアの取っ手などもスチームで清潔に保てて気持ちが良い。

食べこぼし、クレヨンもスッキリ

醤油のシミがついた子ども服(写真上)。下に布を敷きスチームを噴射したところ、下の布に醤油がうつり、シミ抜き完了(写真中)。木製おもちゃに描いたクレヨンも、スチームの力で吹き飛ばせた。洗剤を使わずにこれだけキレイになるとは驚きだ。

さすが!キッチンの油汚れに強い

スチームクリーナーを使うなら油汚れの掃除でしょ!ということでキッチンを掃除。焦げてこびりついた汚れは難しいが、ついたばかりの汚れはスルリと落ちた。手を汚さずに掃除ができて快適だ。ブラシを付ければ排水口や窓のサンなども掃除が可能。

マンションに丁度いいパワーと使い勝手

スチームクリーナーは大掃除にしか使わないかな?と思っていたが、実際使ってみると、キッチンの油汚れ、衣類のシミ、布製品のケア、床掃除、排水口の汚れ、水アカなど家中で日常的に大活躍した

まずはキッチン。コンロや魚焼きグリルの油汚れをスチームの力で浮かせ、その後不要な布などで汚れを拭き取っていくとキレイになる。自分の手をほとんど汚さないので気楽に掃除ができ、お手入れがより頻回になった。おかげでレビュー中キッチンはとてもキレイだった。

床掃除では、試しにフローリングにハンドクリームをつけて掃除をすると一度の動きですっきり。べたつく汚れを洗剤不要でキレイにできるのはスチームクリーナーならでは。

我が家で重宝したのが、子ども用品のケア。例えば、子どもの服の食べこぼしの場合、タオルを服の下に入れてスチームをあてると、醤油やケチャップのシミがキレイに抜けて感動した。クレヨンなどの落書きもキレイになるほか、子どもが家具に貼り付けてしまったシールなどもスチームでふやかせば剥がしやすくなった

 「後からスチームクリーナーでキレイにすればいいや」と思うので子どもが何かを汚しても余裕を持って過ごせて、気持ちの面でも助かった。

今まで我慢して手を汚しながら掃除していたところが、簡単にキレイになる。こういう手軽さが家事のストレスを軽減するのに役立つのだと思う。SC 3の大きさとパワーのバランスは、広い戸建てには物足りないかもしれないがマンションにはぴったり。キャスター付きで動かしやすいのも良い。

スチームは、スチームレバーロックをスライドさせなければ噴射しない。ロックの切り替えや操作ボタンはしっかりとした手応えがある。誤操作を防ぎ、安全に使えると感じた。

コード長は4mで、家の中を掃除するのに充分な長さ。しかし、コードリール式ではないためコードを収納できない点に不満が残る。使用後に残った水を簡単に捨てられる排水口なども、ぜひ欲しいところだ。


text : 伊森ちづる
photo : 下城英悟(GREEN HOUSE)


家電・家電量販店ライター
伊森ちづる
流通専門誌出身の家電ライター。メーカー取材、量販店取材、自分で使った生活者視点を踏まえ、様々な方向から家電の魅力を捉える。