形は同じなのに素材が異なる“器”。既存ブランドの枠を越え、新たなものづくりを目指す「双円(ソウエン)」

日本のデザイン会社「aete(アエテ)」は、新ブランド「双円(ソウエン)」を2018年2月7日にスタートさせた。これは「共通の“かたち”をもとに、異業種・異素材で“ものづくり”を展開する」ブランドなのだそう。「aete」がデザインを作り、それを各分野のスペシャリストである日本メーカーと共有、そのデザインを元にそれぞれのメーカーは各自が得意とする素材を用いて製品を作り出すというわけだ。「aete」よれば、「双円」は既存ブランドの枠を越えた新たなものづくりを目指しているとのことだ。

そんな「双円」ブランドのプロジェクト第1弾は「器」。富山県の鋳物メーカー「能作」、千葉県九十九里のガラスメーカー「Sghr(スガハラ)」、愛知県瀬戸市の陶器メーカー「NAGAE(ナガエ)」が今回のプロジェクトメンバーとなり、それぞれのメーカーが錫(すず)、ガラス、陶磁器の3つの素材を使って器を作成している。

素材によっては製作されない形状の物もあるが、おちょこやタンブラー、お皿など全13種類。販売価格は2700円(税込)~となっている。なお、「aete」によると、素材の特性に合わせて、デザインが若干異なる場合もあるそうだ。

「器」のなかでも、特におもしろいのが「おちょこ」。冷酒なら熱伝導率に優れている錫、にごり酒ならガラス、燗なら陶磁器という具合に、それぞれの特性を活かした使い分けが可能だ。素材だけでなく形状にも工夫があり、収まりよく手に馴染む形になっている。

まだ始動したばかりの「双円」ブランド。現在は双円公式オンラインショップにて購入することができる。今後は全国の「農作」、「スガハラ」、「ナガエ」の販売店や、それらの各公式オンラインショップでも順次取り扱いが開始される予定だ。

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