【ds hands on!】シャープ ヘルシオ ホットクック KN-HW24F

フッ素コート内鍋と低温調理対応で更に進化して使い勝手が向上した電気調理鍋のトップランナー

シャープ
ヘルシオ
ホットクック KN-HW24F
実勢価格:6万7000円

ほったらかし調理と高い密閉性による無水調理ができることにより、大人気となった電気調理鍋の最新モデル。新たにフッ素コーティングの内鍋を採用したことで、料理がこびりつかず、お手入れも簡単に。また、ジップ付きの密閉袋を使った低温調理メニューにも対応。「COCORO KITCHEN」のダウンロードレシピにはユーザー投稿レシピも追加され、より多くのメニューが作れるよう進化している。

内鍋がフッ素コートになって使い勝手がアップ

使い勝手の上で一番の進化といえるのが1.0Lのホットクックと同じように、フッ素コート内鍋を採用したこと。これによって、じゃがいものガレットやオムレツといったこびりつきやすいメニューが簡単に作れるようになった。この新しい内鍋は別売もしているため、従来モデルでも使用できる。

こんがりと焼き色がついたじゃがいものガレット。材料を混ぜて内鍋に流し込むだけで簡単に作れる。

同じくオムレツもほったらかし調理可能。いろんな具材を入れてスペイン風にできた。忙しい朝の朝食メニューにも最適だ。

ホットクック部の投稿レシピをダウンロード

ホットクック部に投稿されていた「トマトクリームシチュー」のレシピをダウンロード。材料を内鍋にセットして、メニューを選ぶだけで簡単に作れた。レシピのバリエーションが大幅に増やせるのが嬉しい。

従来モデルからWi-Fi機能を搭載し、レシピのダウンロードができたが、『KN-HW24F』では新たにユーザーが作ったレシピのダウンロードにも対応。「ホットクック部」からセレクトしたレシピが簡単に作れる。

低温調理に対応しサラダチキンやローストビーフも作れる用に

密閉袋に塊肉をセットして水を張った内鍋にセットする。付属の蒸しトレイを載せることで、塊肉が浮くのを防げる。後はメニューからローストビーフやローストポークなどを選ぶだけで簡単に低温調理ができた。

ローストビーフ
ローストポーク
サラダチキン

実際に調理したローストビーフと、ローストポーク、サラダチキン。調理時間は決まっており、比較的中までしっかりと火を通した状態に仕上がる。レア感はあまりないが安心して食べられる。

まぜ技ユニット搭載で「ほったらかし」調理が便利

混ぜ技ユニット

他の電気調理鍋にはない、ホットクックだけの機能と言えるのが「まぜ技ユニット」を搭載すること。ただ煮込むだけでなく、食材を最適に混ぜ合わせた上で、味の染み込みも良くなる。

とうもろこしとスペアリブのスープもほったらかしで。
定番の無水カレーはトマトと玉ねぎの甘味が美味しい。
八宝菜は混ぜ技ユニットのおかげで作れるメニュー。
牛すじの煮こみは無水&ほったらかしで作れる。

フッ素コート内鍋&低温調理対応でさらに完成度がアップ

日本国内の電気調理鍋人気の立役者となったヘルシオ ホットクックに新モデル『KN-HW24F』が登場した。大きな進化点は3つ。1つは具材がこびりつかない、フッ素コーティング内鍋を採用したことだ。これはすでに発売されていた1.0Lモデルと合わせたもの。これによって、今までクッキングシートなどを使わないとこびりついていたオムレツなどがそのまま焼けるようになった。

そしてもう一つ大きいのが低温調理機能を搭載したこと。メニューを選ぶだけで手軽にローストビーフやローストポーク、サラダチキンなどが作れるようになった。

そして3点目が、ダウンロードメニューの拡充だ。シャープが運営する公式ファンコミュニティサイトのホットクック部からセレクトされたユーザーレシピがダウンロードできるようになり、より手軽に多くのメニューが作れるように進化している。

ホットクック自体の基本機能は従来モデルと変わっていない。食材を内鍋にセットして、メニューを選ぶだけでほったらかし調理ができることが最大の利点。密閉性が高いため食材がもつ水分だけで料理できる無水調理に対応する。さらにまぜ技ユニットを搭載しているため、自動での混ぜ合わせも可能。他の電気調理鍋のように、味の染み込みに差が出るといったことがない。

ホットクックは従来モデルをずっと使い続けてきたが、今回、『KN-HW24F』を使ってみて最もよかったのが、フッ素コート内鍋の採用だ。オムレツやじゃがいものガレットがほったらかしに作れるのは非常に便利。これらは子どもたちも大好きなメニューなので、すぐにレギュラーメニューになりそうだ。また、低温調理メニューが手軽に作れるのは便利だが細かな温度調整や加熱時間の調整はできず、おまかせとなる。温度や時間を手動で設定するタイプの低温調理機器に慣れていたユーザーには若干の戸惑いがありそうだ。

元々、非常に完成度が高かったホットクックだが、『KN-H
W24F』はさらに隙がない状態になった。まだホットクックを持っていないなら全力でオススメできる
製品だと言える。


text : コヤマタカヒロ
photo : 大久保惠造
profile : デジタル&家電ライター
コヤマタカヒロ
デジタル機器と家電の専門家としてPCからAV機器、白物家電に関する執筆活動を展開する。調理家電のための空間「コヤマキッチン」を用意。