愛され続けて半世紀!新車で買える本物のクラシックバイク『BULLET 500 EFI』【今すぐ買える!普通じゃないクルマ&バイク】

【今すぐ買える!普通じゃないクルマ&バイク】

街中でごくごくたまーに、“なに、あのクルマ? カッコイイ!”と見惚れて、思わず目で追ってしまう“インパクト過多”なクルマに遭遇した経験はありませんか? でも、そんな時はだいたい、“どうせ改造車でしょ”って、諦めてしまいますよね?今回はそんな諦めたくなる“普通じゃない”クルマとバイクを厳選して集めました。ただし、実はこれらのクルマとバイク、欲しい人は新車で買えちゃいますよ。

 

1955年から生産され続けている新車で買える本物のクラシックバイク

Royal Enfield
BULLET 500 EFI
価格:ASK

【SPEC】
サイズ:L2200×W800×H1050mm
車両重量:187kg
パワートレイン:499cc単気筒エンジン
駆動方式:後輪駆動
乗車定員:2人
最高出力:20.3kW/5250rpm
最大トルク:41.3Nm/4000rpm
※スペックはユーロ3モデルのものです

ロイヤルエンフィールドは世界最古のバイクメーカーといわれる英国のブランド。創立は1851年とすでに2つの世紀をまたぐ歴史を紡いでいる。その主力車種『BULLET(ブリット)』は1931年に原型となるモデルが発売された世界で最も長い間生産されているバイクだ。

社名の由来は設立当初のファクトリーが置かれた英国の地名だが、実はこのマシン、製造されているのはインドだ。現行の『BULLET』の基となったモデルは1955年式だが、このマシンはインドのサテライト工場でも生産されていた。

ABSの搭載に合わせてリアもディスクブレーキに。スイングアーム式リアサスペンションは『BULLET』が量産車では世界に先駆けて採用したものだ。

1970年代に英国本社は倒産の憂き目に遭うが、インド工場での生産は続けられ、現地ではかなり普及した乗り物となっている。それだけでなく、需要を満たすために英国にも輸出されるようになった。そして1995年には正式にロイヤルエンフィールドの商標を取得。生産ラインなどが見直され、その後はインドで独自の進化を遂げていくことになる。

車体の基本設計は1955年式のままで、空冷OHV単気筒のエンジンはボア×ストローク値もそのまま受け継いでいるが、日本や欧州の排出ガス規制に対応するため燃料噴射は従来のキャブレターから電子制御のEFIに変更。それに合わせてシリンダーもアルミブロック化された。

右側のサイドカバーはエアクリーナーボックスとなっているユニークな構造。
アルミ化されたエンジンだが、ルックスもフィーリングも往時の雰囲気を残す。タンクのラインは今でも職人による手描き!

2018年からは、さらに厳しくなったユーロ4規制に対応するため、セッティングを見直し、ABSを装備するためにリアブレーキもディスク化されている。

ヘッドライトに埋め込まれたメーターも歴史を感じさせる。
フロントブレーキはディスクで制動力も十分。

販売を続けるため、法規に合わせた改良を施し、品質も向上しているが乗り味は当時のまま。ロングストロークのシングルエンジンは、現代のバイクにはない鼓動感を活かしたフィーリングを味わえるし、フロント19インチのタイヤによるニュートラルなハンドリングもバイクの基本を思い出させてくれる。

こうした基本設計が優れていたからこそ、半世紀以上にも渡って多くの人に愛されてきたのだろう。今、新車で買える唯一の本物のクラシックバイクだ。

ユーロ4対応モデルの価格などは未定

今後、新車で販売されるのはユーロ4対応モデルとなるが、国内での発売時期や価格などは未定。春先までには確定する見込みなので、購入したい人はWebサイトをチェックしよう。

購入問い合わせ先

ウイングフット
TEL:03-3897-7255

 

『デジモノステーション』2018年3月号より抜粋。