ds編集部がベルランゴでワーケーションへ 一泊二日のキャンプ旅でこのページを作ってみた

流行りものには目がないds編集部。今回は注目の働き方「ワーケーション」を実践してみよう! という編集長の鶴の一声で、(無謀にも)本ページの撮影・デザイン・執筆をキャンプ場でやってみることに。果たして、その成果は……。

シトロエン ベルランゴ
価格:312万円~
取り回しのしやすいコンパクトなボディながら、広大なラゲッジスペースを誇る一台。シトロエンらしい個性的なデザインはアウトドアレジャーとの相性も抜群だ。


いつもと違う環境で働くと、右脳がフル回転する…はず

“物理的な編集部”が存在しない我らがds編集部。編集長を筆頭に、エディターやライター、カメラマン、デザイナーら制作メンバーは、それぞれが個人事業主や零細企業の社長という立ち位置で業務に携わっている。よって、皆が出社する会社(=物理的な編集部)はないし、定期的に集まるような場所もない。編集会議の定番スポットといえば、都内の居酒屋という具合だ。

そんなds編集部なので、以前からリモートワークで誌面制作を行ってきた。各自が制作スケジュールに合わせて時間を捻出し、毎月一回の締め切りをゴールに作業を進めていく。離れていても、決まった締め切りがあるからこそ、毎月滞りなく進められてきた。

「dsって(物理的な)編集部がなくてもうまく制作できているけど、逆に一緒になって仕事したらどうなんだろう?」と言い出したのは、本誌の滝田編集長。どうやら、流行りの“ワーケーション”に興味津々のようである。

ワーケーションといえば、ワークとバケーションを組み合わせた造語。働きながら休暇をとるということで、滞在先は観光地やリゾート地と相場が決まっている。とはいえ、快適なホテルや旅館でぬくぬくと働いても面白くない。どうせなら、「そこで仕事する?」みたいな過酷な状況で働いたほうが面白いのでは? ということで今回の企画と相成ったわけである。

キャンプ場で仕事をするとなると、キャンプ道具一式に加えて仕事道具も必要となるので、荷物の量がかなり増えてしまう。そこで相棒に選んだのが、売れに売れているというシトロエンのベルランゴ。コンパクトなボディにも関わらず、収納スペースが豊富なベルランゴなので、スタッフ4名分のキャンプ道具と、液晶モニターや人数分のテーブルも難なく積載することができた。

「いつもと違った環境で気持ちいいし、みんなで顔つき合わせて仕事をすれば、もっといいページができるはずだよ!」とキャンプ場への道すがら楽しそうに話す滝田編集長。キャンプ経験のない滝田編集長には、キャンプの設営や撤収、食事を作るといった野営の手間がすっかり抜け落ちているようだ。

ともあれ、やってみよう精神が旺盛なds編集部。11月某日、編集長、担当ライター、デザイナー、カメラマンの4名で千葉県のキャンプ場へ一泊二日のワーケーションへと向かった。果たしてページは完成するのか? 過酷なワーケーションの模様をレポートしていこう。


思っていた以上に仕事がはかどる!?
アウトドアオフィスは適度なユルさが心地良い

キャンプ道具と仕事道具、ほんの少しの遊び道具を持って訪れたのは都内から1時間で行けるオートキャンプ場。滞在時間は約24時間、ds編集部のワーケーションは楽しいけど過酷な1日だった。

DAY 1

DATA 13:00
ACTION SETTING仮設編集部の設営スタート

制作時間に限りがあるため、チェックインの13時と同時に入場。さっそくキャンプサイトならぬ、仮設編集部のセッティングをスタートする。幸いにも天候には恵まれたが、太陽の下だとモニター画面が見にくくなるため、タープを設営。テーブルを各自好きな場所に配置し、パソコンやモニターを準備していく。デザイナーは大型モニターの置き場所に悩んだ末、ベルランゴのキャリアをテーブル代わりに。


  • 24インチの大型モニターを持参したデザイナー。キャンプ場内を持ち運ぶ姿は、どこかシュール

 

DATA 15:00
ACTION MEETINGページの打ち合わせ

仮設編集部の完成までかかった時間は約2時間。秋なのに半袖で汗をかきながらの設営は、これだけでもひと仕事だ。完了後、ようやく本ページの打ち合わせをスタート。構成や撮影内容を決め、日没までに撮影すべき絵コンテを作成。リモートでもスムーズに進む間柄なので、対面だとなおさら早い。誌面の内容がどんどん決まっていく。やはり、リアルなコミュニケーションは大切だ。

 

DATA 16:00
ACTION OWNWORK各自作業

ライターとカメラマンで本ページに必要な撮影を行っている間、編集長とデザイナーは各自の作業を行う。編集長は某スポーツ誌の連載執筆に追われ、デザイナーは某月刊誌のデザイン作業に追われる。アウトドアにいるのに、視線の先はほとんどがモニターだ。「予想以上にはかどるね。でも、椅子が硬いので長時間座っていると腰が痛い」とデザイナー。オフィスチェアも持参すればよかったと反省。

各自が本誌以外の仕事も抱えているため、半日分のロスを処理するので精一杯。なかなか本ページへの着手が進まない。

 

DATA 19:00
ACTION REPORT & ONLINE MEETING 進捗報告

19時に進捗確認をする予定であったが、デザイナーは別件が終わらず、引き続きベルランゴのキャリア部分で作業中。多忙の編集長は別プロジェクトのオンライン会議の準備。ジャケットを羽織り、ベルランゴ車内で密談を行っていた。レイアウト待ちのライターと、撮影が終わったカメラマンは食事の準備。22時を過ぎてようやく4人のバケーションタイムが訪れた。



  • 寒がりの編集長の寝床はベルランゴ。「後部座席を倒して、段差にマットを敷けば快適。ガラスルーフから見える星空が最高!」と、はじめての車中泊に興奮気味。

 

DAY 2

DATA 08:00
MIXING SETTING編集&デザイン作業

別件が片付いたデザイナーは、朝7時から本ページのレイアウトに着手。カメラマンと使う素材を相談しながら、手際よく進めていく。しかし、チェックアウト時間を逆算すると、どう考えたって間に合わない。「ワーケーションは満喫したし、残りの作業はテレワークで」と滝田編集長の英断(?)により、その後はスケボーで束の間のバケーションを楽しんだ。キャンプでのワーケーションは思った以上に過酷だった。

  • レイアウトを待つライターは、やることがないので朝食作り。今回、一番バケーションを楽しんでいたのが、他でもないライターだ。

 

After Drive Interview


「車内が広いベルランゴは、荷物がたくさん乗せられるのはもちろん、移動型のオフィスとしても使えることが分かりました。基本的にどこでも仕事ができる性格なので、アテのないドライブをしながら仕事をして、疲れたら車中泊というのも面白そう。星空を見上げながら寝る経験ができたのは、ベルランゴのおかげですね」