手軽に“土鍋ごはん”実現する『かまどさん電気』の秘密を探る【ガスコンロ×『かまどさん』の味と食べ比べ!!】

『かまどさん電気』実力診断

ついに登場した土鍋を使った炊飯器『かまどさん電気』。
その味はガスコンロで炊いた『かまどさん』と比べてどうなのだろうか実際に同じお米でごはんを炊き、食べ比べてみた。

長谷園×siroca
かまどさん電気
実勢価格:8万6184円

伊賀焼の土鍋『かまどさん』同じ味のごはんが炊けるできる電気炊飯器。炊飯容量をセットするだけで自動的に炊ける。白米のほか、玄米やおこげモードを搭載。採用している土鍋は『かまどさん電気』専用で、フォルムや表面の加工などが異なる。三合炊き。

『かまどさん電気』の熱源部。土鍋を加熱するために密着する構造だ。
前面の操作パネルはタッチ操作に対応する。

おいしさの理由

おねばをごはんに戻せる構造の内蓋を採用している。
炊飯後には土鍋の熱を効率良く逃がせる機構を搭載。ごはんを引き締められる。

手間なしガスなしで絶品の土鍋ごはんが炊けた

2017年12月の発表会以降、発売に向けて味に関するチューニングが続いていた『かまどさん電気』。ついに最終調整が終わったと聞き、同じお米を使って炊き比べを行った。比べた相手はガスコンロで炊く元祖『かまどさん』だ。

今回利用したお米は長野県産のコシヒカリ。『かまどさん電気』の開発においてリファレンスとして利用したお米だと言う。どちらも同じ製法で作られた土鍋なので準備の方法は共通だ。土鍋で米を研ぐことはできず、ザルなどを使って研ぐことになる。『かまどさん電気』は研ぎ終わった後、スイッチを入れたら炊き終わるまで何もしなくてもいい。吸水時間を待って火を入れたり、火を消す手間はかからない。

そして炊き上がりだ。『かまどさん電気』はガスコンロがない環境でも『かまどさん』で、ごはんが炊けることを目指した炊飯器だ。

このため、味のテイストはかなり近い。どちらもしゃっきりしていて粒立ちがいい。熱源や火力が異なるため、味にもわずかな違いはあるが『かまどさん電気』で炊いたごはんも土鍋ごはんとして全く遜色はなかった。

『かまどさん電気』『かまどさん』でごはんを食べ比べ!

かまどさん電気の場合

『かまどさん電気』での炊き上がりは約60分。浸水した後、一気に加熱して炊き上げてくれる。食感はやわらかめ、ふつう、かための3段階で調整できる。粒立ちがいいのが炊き上がりの印象。ごはんを返していくと香りやみずみずしさも見て取れる。

ごはんは粒立ちが良く、しっとりした食感。甘みやもちもち感に派手さはないが、非常にバランスがいい。主張しすぎないため、おかずを選ばずに楽しめる。

かまどさんの場合

ごはんの量に応じた時間、浸水したあと、ガスコンロで中火にかける。蒸気が噴き出して1分ほどしたら火を止め20分ほど蒸らすだけ。非常に簡単に炊けた。『かまどさん電気』と比べると、もちもち感と甘みがやや強めの印象。ただし、全体としてはかなり似た味わいだ。

結論

『かまどさん』で炊いたごはんはツヤ感、甘み、食感が非常に良く、おいしかった。『かまどさん電気』で炊いたごはんも同じテイスト。比べると『かまどさん』の方が甘みは強めで、『かまどさん電気』はバランス重視の印象だ。ただし、このあたりは炊飯量や水加減で変わるぐらいのわずかな差。『かまどさん』の味が再現できている。

『かまどさん電気』でおいしくごはんを炊くには

『かまどさん』の土鍋ではお米を洗うことができないため、ザルとボールなどを使ってしっかりと洗米したい。と言っても強くゴシゴシと洗うということではなく、汚れや濁った水をきちんと切って浸すようにする。

少ない水でお米をこすりつけるようにして優しく洗う。強く洗うと米粒が割れてしまうので注意が必要。

ざるで水を切りしっかりと水分量を計測する。

 

『デジモノステーション』2018年4月号より抜粋。

関連サイト

かまどさん電気(シロカ)
伊賀焼窯元 長谷園