家電プロレビュアー・石井和美が選ぶ家電AWARD 2020

  • パナソニック
    ルーロ MC-RSF1000

    価格:15万1800円
    メーカー公式ページ

    「レーザーSLAM」を搭載し、正確な空間認識ができるロボット掃除機。さらに高性能な自動走行技術と障害物回避技術で走行のズレやエラーを抑え、部屋中くまなく掃除することで完遂率を大幅に向上している。

リアルタイムマップ機能も搭載
インテリアにも馴染む美しい機体に
ますます掃除を任せられます!

在宅時間が増え、家にいる時間が長くなればなるほど、積もっていくホコリ……。我が家ではふだんロボット掃除機を留守中に使っていましたが、在宅中に掃除するようになりました。人がいるときに使うロボット掃除機に対して、求めることが大きく変わりました。

在宅中の掃除は、特に音が気になります。ルーロは稼働音が静かで、モノにぶつかることがほぼありません。小さなモノも回避していくので、掃除していることを忘れてしまうほど。カーペットなどの段差はアクティブリフトで本体がグイッと上に持ち上がり、引っかからず※1に上って掃除してくれます。「目がついているの?」と錯覚するような賢さでスイスイ掃除してくれるので、在宅中や夜間に掃除をしても全くストレスになりませんでした。

さらに2020年10月に専用アプリがアップデートし、リアルタイムマップ機能が使えるようになりました。ルーロが今どの場所を掃除しているかをスマートフォンで確認できます。マップの精度は上がったことにより、正確に間取りを覚えるようになりました。精度が上がったことで無駄な動きがなくなり、以前より短時間で掃除が終わります。留守中は長時間動いていても気になりませんでしたが、やはり在宅中は早く終わってほしいもの。ソフトウエアがアップデートでルーロ本体の動きがこんなに賢くなるなんて驚きました。短い清掃時間になっても、以前と同様の清掃能力を維持しています。今後の進化が楽しみになりました。

清掃能力も高く、特に部屋の隅が得意で体を振るようにしてしっかりかきとっていくので安心して任せることができます。掃除終了後、最後にアプリの「ゴミマップ」でゴミが多かったところが一目でわかるのも便利です。

長い時間一緒にいると、やさしく寄り添ってくれる心地良い存在は愛おしくなりますね。ルーロは、もはや大切な家族です。

「レーザーSLAM」は、従来のカメラSLAMに比べ、より早く正確な空間認識が可能。360°全方位の部屋環境を認識※2して地図を構築、自己位置を把握しながら掃除プランを立てて効率よく丁寧に走行できる。
走行時に段差(高さ最大25mm)やラグなどの障害物をフロント3Dセンサーで検知し、アクティブリフト機能で自動的に本体を持ち上げ、スムーズに乗り越え走行※1できる。これにより走行可能な範囲が広がった。
目に見えない約20μmのハウスダストまで検知する「クリーンセンサー」搭載。ゴミが多いところでは自動でパワーアップするなど、ゴミの量に応じて動作を制御し、キレイになるまでしっかり掃除する。

※1 床面の材質や形状によって乗り越えられない場合があります。
※2 環境や家具の配置・色・素材により検知しない場合があります。


  • アクア
    Prette AQW-GVX140J

    価格:14万8000円
    メーカー公式ページ
    洗濯・脱水容量14㎏の全自動洗濯機。超音波洗浄機能「らくらくSONIC」と液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載し、汚れ部分を「らくらくSONIC」に当てるだけで、部分洗いが完結する。業界最大容量の14kgほか12・10・9・8㎏の5サイズをラインアップ。パワフル泡浸透と3Dパワフル洗浄がガンコ汚れもしっかり落とす。

今年も家電ラボでは大型家電を数多くレビューしてきました。中でも驚いた家電は、アクアの『Prette』で、超音波洗浄機を洗濯機本体に装備しており、洗濯機内で部分洗いが行えます。しかも近年の流行である液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能も搭載されているため、洗剤を都度用意する必要がない。我が家には新陳代謝が活発な中学生と高校生の子どもがいて、白いシャツの襟元汚れを手洗いするのが面倒でしたが、この洗濯機を使うと、超音波洗浄で頑固な汚れをサッと落とし、専用コースで洗えば短時間で終わります。

さらに驚いたのは洗濯容量が14kgもあること。我が家は家族4人で洗濯物の量が多いのですが、詰め込んでぎゅうぎゅうになることもなく、余裕をもって洗うことができ、汚れ落ちも抜群。容量が大きくても本体サイズはそれほど大きくない点も魅力です。


  • ハイセンス
    3ドア冷蔵庫
    HR-D3601S

    価格:9万9800円
    メーカー公式ページ
    2~3人世帯にちょうどいい360Lタイプの冷蔵庫。ボタンひとつでお手入れできる自動製氷システムのほか、チルド室の温度帯を-3℃~0℃と0℃~3℃から選べる「セレクトチルド室」、冷気ガード板を搭載した「うるおい野菜室」など、高い機能を備える。冷凍室に設置した仕切板は、食品を立ててすっきり収納できる。

ハイセンス『HR-D3601S』は360Lタイプの3ドア冷蔵庫で、10万円以下という買いやすい価格と充実した機能が気に入りました。この価格帯ではめずらしく、自動製氷機能がついているし、他にも使いやすい配慮が光っています。例えば野菜室を真ん中に配置した点。また空きスペースが少なくなってくるとゴチャゴチャになりがちな冷凍庫も、移動して使える仕切り版で整理できるので、一目で何がどこにあるのかわかります。チルドルームは「微氷結(-3~0℃)」と「チルド(0~3℃)」に切り換えができ、「微氷結」は少し凍った状態になるので、挽肉なども長持ち。ユーザーの気持ちに寄り添った、使いやすい冷蔵庫です。


  • 三菱電機
    本炭釜 KAMADO NJ-AWB10

    価格:10万5330円
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    5.5合炊き炊飯器。8重ヒーターによる高火力と連続沸騰、羽釜を再現した構造が、かまどごはんの香ばしい味を再現。内釜に純度99.9%の炭を使用し、遠赤外線も加わって圧力をかけずに米を芯まで炊き上げる。さらに冷凍しても甘味と粒感が味わえる「まとめ炊き(冷凍用)」モード、エスニック料理が楽しめる「長粒米」モードを新搭載。

三菱電機の本炭釜『KAMADO』(NJ-AWB10)は、高級モデルの中ではめずらしい“非圧力”タイプの炊飯器。しゃっきりとしたかためのごはんが特徴で、我が家では同シリーズを長年愛用しています。新モデルに搭載されたまとめ炊き(冷凍用)モードは、時間をかけてじっくり吸水しているため、みずみずしく炊き上がるし、冷凍してもお米同士がくっつきにくく、炊きたてごはんとほぼ同じ食感で美味しく感じます。


  • パナソニック
    NP-TZ300

    価格:11万000円
    メーカー公式ページ
    食器点数40点/5人分サイズの食器洗い乾燥機。約50℃以上の高い水温と、高圧水流で食器類を洗い上げる「ストリーム除菌洗浄」で、洗浄と同時に除菌が可能に。さらに独自の技術「ナノイーX」が庫内のニオイを抑制、除菌し、まとめ洗い時の食器も清潔に保管する。水筒など長筒形状の食器洗いに対応する「ボトルホルダー」も搭載。

パナソニックの『食器洗い乾燥機 NP-TZ300』は、長筒形状のものも奥底まで洗えるようになりました。子どもが毎日水筒を学校に持っていっているので、細かいパーツを含めて洗うのが大変でしたが、これがあれば水筒洗いから解放されます。50 ℃以上の高圧水流で洗いながらしっかり除菌もしてくれるので、洗いにくい水筒もピカピカに。水筒を日常的に洗っている人に、おすすめしたい新機能です。

 

  • 石井 和美
    ライター・家電プロレビュアー

    白物家電を中心に製品レビューを得意とする。テストスペースとして守谷市に一戸建てタイプの「家電ラボ」開設し、冷蔵庫や洗濯機など大型家電の検証も。弊紙では主に『徹底比較レビュー』を担当。家電blog管理人。