ポイントカードは活動量計。タニタ新業態の『タニタカフェ』が2018年5月、有楽町にオープン

数多くの健康機器を手掛ける「タニタ」は、健康食レストランの『タニタ食堂』に続き、今度はカフェをオープンすると発表した。それが旬の有機野菜をたっぷり使ったメニューを売りにする新業態のコンセプトカフェ『タニタカフェ』だ。新潟県長岡市での試験事業を経て、2018年5月下旬に本格展開をスタート。まずは東京・有楽町に旗艦店がオープンする予定となっている。

タニタカフェのオリジナルメニューに用いられる有機野菜は、業務提携する楽天の農業事業「Rakuten Ragri」に参画する生産者から直送されるといい、オープン当初は愛媛を中心とした数十の有機JAS認定を受けた農家の食材が用いられるとのこと。

健康機器で知られる「タニタ」のカフェということで特に注目したいのが、通信機能つきの同社製活動量計をポイントカードにするという点。歩いた歩数やカフェ店舗へのチェックインなどによってポイントが溜まり、集めたポイントで健康グッズなどがもらえる仕組みなのだとか。こちらはオープン当初から始まることになるという。

オープンに先立ち、試食・試飲をしてきた。今回試したメニューは、500~700円台での販売が予定されている「噛む」スムージー『カムージー』と、同店オリジナルのコーヒー。カムージーには果実やコンニャクといった具材がゴロゴロと入っており、ストローだけで完食するのが難しいほど具沢山なスムージーだ。「タニタカフェ」看板商品のひとつとして十分なインパクトを持った一品と言えよう。

コーヒーのほうはというと、飲み始めにほのかな酸味が感じられつつ、飲後感はコーヒーの風味を残しながらもすっきりした後味の柔らかなテイストに思えた。苦みやコーヒー感をがっつり味わうというよりは、リラックスしながらライトに楽しむのに向いていそうな味わいで、これもまた個性がありながら万人受けしそうな面白いコーヒーだという印象を受けた。

株式会社タニタ、Rakuten Ragriを展開する楽天株式会社、そして飲食店開業・経営コンサル会社である株式会社オペレーションファクトリーによって運営されることになる「タニタカフェ」。既存の「タニタ食堂」よりも健康意識の面でライトなユーザーを取り込みたいという狙いがあるとされる。直営店に加えて「フランチャイズ店」やスポーツクラブ、ドラッグストアなどと提携しての「メニュー提供店舗」、テイクアウト専門店といった店舗展開も推進していく計画とのことだ。

健康意識の高い客層を獲得した「タニタ食堂」は全国30店舗を展開するほどの成功を成し遂げたが、この「タニタカフェ」は今後どのように成長していくことになるのか、注目しておきたいところである。

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タニタカフェ TANITA CAFE